7~9月にかけて自然災害について考えることが多い。
子どもたちが、自分の命を守るために、どんな力が必要か。
1 自然災害等の現状、原因および減災について理解を深める。
その上で、的確な思考・判断に基づく適切な意志決定や行動選択ができるようにする。
学校の各教科には、これらの内容が入っている。例えば、中学校の社会科では、日本の地形や気候を学び、
そこから起こりそうな自然災害について学ぶ。そして、それに対する防災、減災の対策についても学ぶ。
2 地震や台風・集中豪雨等に伴う危険を理解・予測し、自分の安全のための行動ができるようにする。
また、ふだんから備えができるようにする。
これは各家庭での意識が大きい。防災グッズを準備しておくとか、
家族でもしものときについて話し合っておくとか。
3 自分や他の人の生命を尊重し、安全で安心な社会づくりの大切さを十分に分かる。
学校、家庭、地域の安全活動に進んで参加・協力し、貢献できるようにする。
学校や地域では、防災訓練や避難訓練が行われる。
先日、三崎中学校では津波を想定し、保育所との合同避難訓練が行われた。
中学生が園児の手を引いて避難をした。
不安がる園児、早く動けない園児、新型コロナウイルス感染にも配慮しながらの避難訓練だった。
災害は、いつ、どこで、どんなふうにおこるか分からない。
いかな場合にも安全にできるようにすることが重要だ。
教育の役割はとても大きい。
「生きる力を育む防災教育の展開」より 文科省 2013(H25)3月
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