きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

タカの渡り①’23.9/8,12

2023年09月14日 | タカの渡り観察

今年もタカの渡りシーズンを迎えた。ただ、今年の夏は異常に暑く、9月に入っても猛暑が続いている。タカの渡りに影響はあるのだろうか。「タカの渡り全国ネットワーク」のHPで青森県の龍飛岬と、秋田市の平和公園のタカの渡り情報をチェックしながら、いつ出かけようか考えていた。昨年に引き続き、今年も鳥海山に行く予定。車で3時間はきついが、うまく渡りのピークに合えば全然問題なしだ。という訳で、今回、まずは9/8に1回目、出かけた。結果は・・・、とっても物足りない渡り観察となった。天候的には全く問題なしの好条件だったが、肝心のタカが出てくれない。結果は、以下の通り。

【9/8】観察時間:6:15~12:00 天候:晴れ時々曇り

 ◇ハチクマ1羽 ・9時前、海沿いを南下。

 ◇ノスリ 2羽 ・10時台と11時台に出た。2羽とも山の方に飛んで行った。

 ◇ツミ  1羽 ・アマツバメの群れに紛れながら出現。山の方に飛んで行った。

<ハチクマ>

<ツミ>

<ノスリ>

<おまけでヤマガラ出現>

そんな訳で、家に帰るなり、次はいつ行くか早速天気予報と相談。そして、4日後の12日に行くことに。この日は、天候的には、9時くらいまでは晴れていたが、10時頃から雲がかかるようになり、11時頃には全く見えない状況となった。結果は、以下の通り。全くのスカ状態だった。写真も全く撮れずじまい。

【9/12】観察時間:7:00~11:00 天候:晴れのち曇り

 ◇ノスリ2羽 ・8時台と10時台に出た。2羽とも山の方に。

 ◇渡りではないが、トビが4羽。

今年のタカの渡り観察は、天気予報とこちら側の都合とタカの出が全くかみ合わず、タイミングが悪い感じだ。何とか、次はたくさんのタカが見たい。

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タカの渡り最終編in鳥海山’22.9/30

2022年10月10日 | タカの渡り観察
前回、ガスがかかり全くタカを観察撮影することができなかった。何とかリベンジをと天気予報と相談していたが、今日で9月も終わりという事で、今日でタカの渡り観察を終了することとした。さて、今日はタカの渡りを見ることができるのか。いつものように、鳥海山に到着したのが7時前だった。思えば、3時間もかけて鳥海山に来たのは、今シーズン今日で4回目。こんなに来るとは思わなかった。
スタートして2時間、全くタカの出現はなかった。最初に出てくれたのが、9時過ぎ頃だった。ツミが2羽、ハチクマが1羽、遠く風車の上空を旋回し、こちらへ。ツミは山の方に飛んで行ったが、ハチクマは海沿いを南下して行った。観察撮影は12時半頃まで行った。結果は以下の通りだった。

<観察結果> 時間 7:00~12:30  
天気:晴れ  風:南東の風2~3m/s
◇ハチクマ3羽 *3羽とも海沿いを南下
◇ツミ16羽   *9羽が山の方に、6羽が海沿いを南下
◇ノスリ5羽  *1羽が山の方に、4羽が海沿いを南下
◇チゴハヤブサ1羽 *ツミを追いかけながら山の方に飛んで行った。
<ツミ>

<ノスリ>

<ハチクマ幼鳥>

<感想> 
・ハチクマは2羽が幼鳥だった。1羽は確認できなかったが、この9月終わりごろ渡るのは、幼鳥が多いかもしれない。
・ツミは16羽とたくさん飛んでくれたが、ハチクマに比べて体が小さいため動きや旋回するスピードが速く、なかなかカメラにしっかり収めることができなかった。
・タカの渡り観察、昨年は米沢市の白布峠、今年は山形県と秋田県にまたがる鳥海山に行った。鳥海山は、白布峠に比べて、タカが近くを飛んでくれるので観察も撮影もしやすい。3時間のドライブは結構きついが、それを差引いても充実感を味わうことができる。
という事で、来年も鳥海山に通うことになりそうだ。
コメント (2)
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タカの渡り④in鳥海山’22.9/26

2022年10月03日 | タカの渡り観察
鳥海山でのタカの渡り観察、2回行ってとても気に入ってしまった。昨年の白布峠と比べて、まず、渡るタカの数が多い。そして、距離が近く、目線の高さあるいは上から見下ろして観察することができる。ということで、2回では満足できず、この日、3回目の鳥海山となった。前日までの天気予報では、悪くない感じだった。
朝4時前に出発し、現地には7時過ぎぐらいに着いた。準備してタカの出現を待ったが、2時間ほど待っても出ない。そのうち、海側の方から雲が近づいてきて、9時を過ぎたあたりから周囲は雲の中に入ってしまったようで、景色が消えて何も見えなくなってしまった。時々霧が晴れる時もあったが、ほとんど見えない状態となり、お昼頃までこのままだった。なので、タカが出てもわからなかったり、見つけてもすぐに雲に隠れてしまったりして、写真に撮れたのはほんの数カットだけで、悔しい結果となってしまった。これは、納得いかないぞ。再度挑戦しかないな。
<観察結果> *視認できた分だけ
ハチクマ2羽(幼鳥)、ツミ8羽
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タカの渡り③in鳥海山’22.9/14

2022年09月25日 | タカの渡り観察
一昨日の鳥海山タカの渡り観察撮影は、近くを飛ぶハチクマをたっぷり堪能することができた。その満足感と、ボツ画像が多く残念な思いとで、再度のチャレンジ。前回に引き続き、夫婦での遠征鳥見となった。この日は、風が北寄りの風でやや強く、タカの飛翔にどう影響するのか気がかりだった。7時過ぎごろからの観察撮影開始。結果は以下の通り。
前回は、目の前をハチクマ雄が飛んで興奮したが、今回は、ノスリが目の前を飛んでくれた。ハチクマも近かったが、ピンボケ連発で全てボツ画像となってしまった。(泣)ただ、帰り際の駐車場脇でハチクマ雄が近くを旋回してくれて、最後の最後にラッキーだった。

観察時間: 7:15~12:30  
天候:晴れ 北寄りの風約3~4m
出現した鳥:ハチクマ9、ツミ3、ノスリ1、タカSP2
備考:   
・7時半頃からハチクマやツミが出たが、海沿いを南下して行った。
・8時頃ノスリ出現。山の方に飛んできた。
・ハチクマは9羽出たが、半数は海沿いを南下して行った。遠くに見える沼の上あたりが分岐点になっていると感じる。ここよりも南に飛ぶと海沿いを南下していくパターン。ここから山に向かって飛ぶと、そのまま山の方に飛んで来るパターン。

<ツミ若鳥、ハチクマ>

<ノスリ>

<ハチクマ雄>


妻が運動のためにと散歩に出かけ、思わぬ情報を持ってきてくれた。この場所も良いが、海沿いに南に飛んでいくタカの観察撮影にもっと良い観察場所を見つけてきてくれた。これにより観察撮影ポイントがさらに増えた。次回はどの場所でどう観察撮影できるかいろいろと試しながら観察してみたい。
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タカの渡り②in鳥海山’22.9/12

2022年09月16日 | タカの渡り観察
一昨日の白布峠で、ご一緒したTさんから鳥海山でのタカの渡り観察についての情報をいただいた。それを聞いて、2年前初めて鳥海山でタカの渡りを見た時に失敗だったことが判明。観察場所が違っていたのだ。Tさんに鳥海山で撮ったハチクマの写真を見せていただいた。愕然とした。ハチクマがでかい。かなり近くを飛ぶらしい。白布峠で見られる大きさとは比べ物にならない。鳥海山ではこんなに大きく見られるのかぁ。これは行くしかないよなぁ。車で片道3時間も、この大きさに見られれば全然苦にならないというもの。
2日後、早速鳥海山に行った。夜明け前3時半出発。鳥海山・鉾立駐車場に6時半頃到着。はじめなかなかタカが出なかったが、2時間ほどしてツミが飛んだ。こうして、11時40分ごろまで観察撮影した。その結果は、以下の通り。

観察時間: 6:45~11:40 天候:晴れ 風:0~1m程度
出現した鳥: ハチクマ5、ツミ2
備考:   
・8時30分頃、ツミが現れた。旋回しながら海側を南下。
・ハチクマ3羽が次々に出現。沼の上空で旋回しながら空高くを飛び、そのまま南下して行った。
・山の方に飛んできた個体は、風に乗って一直線に目の前を通過し上昇。
<ツミ若鳥>

<ハチクマ雌>

<ハチクマ雄>


感想:
いやぁ、行って良かったぁ。白布峠のタカは米粒大だったが、ここでは、目の前をハチクマが飛んで行った。ハチクマは、雄と雌の違いがはっきり分かり、下面の色や模様が個体によって異なり、観察していて飽きがこない。ただ、興奮してぶれぶれ画像の量産となってしまったが・・・。あとは、カメラの設定と撮影技術の問題。山を背景にするとピントを持っていかれ、ピンボケの連続だった。それでも、その中に数枚だけ「やったぁ。」と言う画像が入っていた。これだけでも、十分来て良かったと思う。
コメント (7)
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