きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

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新潟鳥見行’24.5/2

2024年05月14日 | 県外の鳥見

ここ数年、ゴールデンウィーク前に新潟県に鳥見に遠征している。ここでは、コマドリやコルリなどが近くで見られる。まあ、運が良ければの話だが・・・。イスカが出てくれた時もあった。春の渡りのこの時期、何が出るか分からないという楽しみなポイントだ。家を出たのが真夜中の2時頃。そして、現地到着が5時半頃だった。駐車場の車の中でかなり早目の朝食をとり、カラメ器材を準備して、いざポイントへ。まだ誰も来ていない。このまま早めにコマドリ君に出てもらえれば有難いのだが・・・。しかし、1時間経っても、2時間経っても、コマドリもコルリも出てくれず。と言うか、鳴き声すら聞こえない。今季は異常に暖かく、雨も降らず・・・なので、もう繁殖地に旅立ってしまったのか、あるいは、先を急ぎ、ここには立ち寄ってくれなかったのか。どうなんだろう。

で、退屈しのぎに相手してくれたのは、ムシクイ類。鳴いてくれればすぐ種名が分かるのだが、鳴いてくれず・・・。何とか識別点を確認して、同定することができた。ちょっと不安なところもあるが・・・。まあ、そこについては今後の課題という事で・・・。まずは、最初に出てくれたムシクイ類。頭を確認して、センムシでないのは確認。頭の色合いと背中の色合いからエゾムシクイかなと思ったが、ただ、白い翼帯が無いのが気になるところ。ウグイスではないと思うけど・・・。一応、「ムシクイ類」としておこう。

<ムシクイ類>

次は、センダイムシクイ。頭央線が確認できたので。センダイムシクイが珍しく地上に降りたところを観察することができた。

<センダイムシクイ>

8時を過ぎたあたりから鳥撮人が増えてきた。皆さん地元の方々で、顔見知りの方ばかりのようだ。話の中で、今日はキマユムシクイが出ているらしい。ムシクイ類は結構出てくれているが、キマユムシクイは気が付かなかった。・・・って言うか、キマユムシクイがよく分かっていない。皆さんが撮っている時に一緒に撮らせてもらって確認した。眉斑はそれほど黄色くはない。翼帯は、1本はっきりしているのと、不明瞭なのがもう1本。2本の翼帯の間は暗色の黒褐色だ。

<キマユムシクイ>

ムシクイ類はちょこちょこ出てくれるが、何せ動きが速く、そしてあっという間に飛び去ってしまう。こんな感じなので、たまにはヒヨドリでも撮ってやろうか・・・と。

<ヒヨドリ>

やっとヒタキ類が出てくれた。キビタキ雄の若といった感じ。このポイントでのクライマックスはこのキビタキかな。キビタキが飛び去ったところで、自分もポイントを移動することにした。

<キビタキ>

あづまやのある所に行ってみた。ここは、前にコマドリ雌が出たり、昨年はちらっとコルリも姿を見せてくれたところ。昨年は、たしかルリビタキ雌が出ずっぱりだったなぁ。で、今回は、アオジ雄が出ずっぱりだった。

<アオジ>

アオジを撮っていると、何と、そこにクロツグミ雄が登場。しかも、2羽。一羽はちょっと若い感じだ。そのちょい若のクロツグミがやぶに消えてはまた出てきてを繰り返し、何回も登場するというサービス旺盛なクロツグミだった。

<クロツグミ>

クロツグミの登場で、少しモヤモヤ気分が晴れたところで、近くの桜の木に来たメジロを撮影。すでに花は散り、葉桜となっているが、メジロのお目当ては何だろう。小さな虫かな。

<メジロ>

早朝6時頃から12時頃までの半日鳥見だったが、正直疲れた。コマドリとかコルリとかが出てくれれば全然疲れなど感じないのだが、全くこれはという鳥さんが出なかったので、疲れしか残らなかった。クロツグミが近くに出てくれたのがせめてもの救いカナ。軽くお昼を食べ、30分ほど仮眠したところで、現地を出発した。家に着いたのは17時頃だった。あぁ、疲れたぁぁぁ。


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