日航ジャンボ機が群馬県御巣鷹の尾根に墜落炎上して520名の犠牲を出してから37年が経過した。もうそんなになるのかとあの日あの頃を思い出している。
事務所ではそろそろ終業時刻でみんなそわそわ感でざわついていたがどこにでもいる早耳のひとりが「日航機が行方不明やでー」と大声で得意そうな顔でわめいていたのを記憶している。帰宅してテレビを見ると日航ジャンボ機行方不明の臨時番組で埋め尽くされていた。
もう今ではネットでボイスレコーダーが公開されて羽田の離陸から墜落までの詳細が知れ渡り次第に興味も薄れてきた感だが、ただ、客室の模様が明らかにされているのはほんの一部だけで恐怖の30分が未解明のままであるのは残念である。その後の航空事故が無いのはこれは素晴らしいことでこの日航機墜落事故の教訓が生かされているものと思われて嬉しいことだ。
YouTubeでは多くの空路の映像がアップされていて以前のような”飛行機は怖い”の感覚が次第になくなって安全な乗り物としての地位が確立されているのは立派と言えるだろう。信頼性が高まった証拠だろうか、今では国際線でさえ4発のエンジンから2発への転換で燃費性能の向上からも日々性能アップが図られていることがなによりだ。