H3 4号機打ち上げ

　H3ロケット４号機が無事予定飛行コースに投入され成功した。これで３回連続の成功でこの上ない自信が当局にあると思う。地上34,000キロの静止軌道ということで主に通信関係の衛星だろうが、その他にも隠された任務があるに違いない。

　他方、北朝鮮が日本海の我が排他経済区域外ではあるがそれに向けてミサイルを発射したようだが、日本のH34号機打ち上げかまたは米大統領選挙にむけての嫌がらせかどうかのムダな行いと言えそうだ。ロシアに対するうっ憤晴らしも多少あるに違いないが他国の陸地を避けてのミサイル発射を考慮していることは間違いなさそうだ。人口衛星を打ち上げたいがその技術が未熟であるし、ロシアに対する技術依存もままならず金正恩さんもロシアに利用されていることを薄々感じ取っているだろう。ただ、はっきり言えることはロシアは人工衛星打ち上げ成功までの技術をすべてを教えないということだ。小出しに教えその見返りに北朝鮮兵士の派兵を迫ってくるであろう。つまり金さんはロシアにうまく利用されているにすぎない。天に向かってつばするということはこのことかもしれない。

　人口衛星打ち上げ技術というようなことは最高機密として決して他国に漏らさないのが常識であって、これは自国で開発しなければならないもので決して教えてくれるものではない。日本初の人工衛星「おおすみ」も最終段階の4段目ロケットは米国制のものだったし、その中身のシステムはマル秘で米国は日本に教えなかったそうだ。