起きるなり鼻歌で布団を片づける夫。
軽い体の動き。
ルンルンだ。
彼に何が起きたのか。
そうだ昨日のケアーマネージャーの話を聞いたからだ。
何を言い出すのか聞いていた。
総合病院に行って説明をしても年のせいと帰らせられる。
薬はキューピーゴールドだけ。
とくに何か持病あるわけではない。
元気な後期高齢者です。
ケアーマネージャーに聞きたいことがあると言い出した。
こんなこと聞くのはどうなのか考えていたようです。
何を言うのか聞いていた。
”今は元気ですがもしや私に何かあって妻を残したら
一人になった妻はどうなるの。”
”お子様と暮らす予定はどうなの。
私が奥さんが暮らしやすい施設を紹介します。”
”大金がなくても標準の暮らしができる施設があるのよ。”
”最低月10万円位は用意しておいてね。”
”介護職にはネットワークがあるので
直ぐでなければどうにでもなるのよ。”
こんな具体的な話まで聞けた。
以前から自分が倒れた時のことが頭からはなれなかったようだ。
もしやもしやと考えていたらしい。
ケアーマネージャーから話を聞いて肩から力が抜けたようです。
ケアーマネージャーが帰ってから表情が明るくなった。
”チマチマお金のことを考えず美味しい物を食べて暮らそう。”
楽観的な夫が戻ってきた。
今まで私を残すことに悩んでいたようです。
悩みから一瞬解放されて楽になった夫です。
夜はぐっすり眠れたでしょう。
朝起きて鼻歌を歌っているわけが分かりました。
咲いたチューリップ。
満天星つつじが花をつけた。
蕾が立ち上がって桜色の花びらが開き加減の日本サクラソウ草。
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