西荻窪の整体 木村均整院のブログ

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筋トレについて

2007年04月17日 | スポーツ
 先日、30代の男性が赤ちゃんを抱っこしようとしたときにギックリ腰になり来院されました。

 その方はサッカーをやっていて練習の一環として、足に重りをつけて走ったりすることがあるそうです。身体を観ると足(脚)が太くパンパンです。その方は間違った方法で鍛えてしまったようです。

 筋肉は鍛えれば太くなります。そして重くなります。その重い筋肉を動かすのも筋肉です。大きな筋肉は見栄えはいい?ですが、スポーツや武術をする場合、多くは不要のものです。筋肉は必要最小限にするべきです。

 人間の体を車に例えると筋肉はエンジンです。エンジンは大きければいい、強ければいい、と思うかもしれませんが、たとえば軽自動車に飛行機のエンジンを搭載しても重くて走れないでしょう。走れた?としても車体が壊れてしまうでしょう。

 昔、カール・ルイスという陸上短距離の選手がいました。全盛期は、しなやかで柔らかい動きで走っていましたが、競技生活の最後のほうでは、筋トレをしたため柔らかい動きができなくなり引退を早めてしまいました。

 ヤンキースの松井選手、オリックスの清原選手もそんな感じです。筋肉が有りすぎると体が重く、ケガをしやすくなってしまいます。イチロー選手のように、しなやかな動きをじゃましない程度の必要最小限の筋肉の付け方が理想です。

 サッカーの場合でしたら足(脚)が太くなっては、それを運ぶのにエネルギーがかかります。フランスのジダン選手のような細い足で柔らかい動きをするための筋肉を付けるべきです。

 最近、暖かくなって運動される方が多くなったと思いますが、間違った筋トレなどをすると余計にケガしやすくなります。筋トレよりも柔らかく、しなやかな動き手に入れることが大事です。

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