西荻窪の整体 木村均整院のブログ

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呼吸について

2007年06月28日 | 健康
 最近、暑くてジメジメした天気のせいか、「呼吸器」に問題がある方の来院が増えています。何となく息苦しい、疲れやすい、また、今は治っているけれど、子供の時に喘息だった方がいらっしゃいます。

 いずれの方も身体の特徴は肋骨の可動性が悪いことです。

 肺は内臓の中で唯一、陰圧の臓器です。陰圧ですから肺に溜まった空気を出すと自然に吸うことが出来ます。「呼吸」というように「呼」が先で、「吸」は後です。

 変な喩えですが、満員電車が駅に着き、降りる人が先で、乗る人が後ですよね。順番が逆では正常な乗降は出来ませんよね。この場合は電車が肺、乗降客が空気です。肺も同じで新鮮な空気を体内に取り込むには、先に出す必要があります。

 肺にある空気を出す働きをしているのが横隔膜や肋間筋です。

 肋骨は12本あり、鳥籠のように肺を守っています。肋骨と肋骨の間には肋間筋があり、提灯(ちょうちん)やアコーデオンのように広がったり、閉じたりします。

 この肋骨の可動が良ければ、呼吸が楽なのですが、肋骨が固まって動かないと呼吸が浅くなったり、疲れやすくなったりします。

 冷たいものばかり摂ったり、冷房で身体を冷やしたりすると体幹部(胴体)が硬くなります。結果、肋骨や横隔膜の動きが悪くなり呼吸が苦しくなります。

 そのような方は、肋骨の可動性が良くし、呼吸器のツボ刺激をいたします。すると大抵は「息ができるようになりました」と大変喜んでいただけます。

 まだまだ、蒸し暑い日が続きそうですが、身体を冷やし過ぎないようご注意ください。

   杉並区西荻窪の整体・木村均整院

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