秋は大腸

　つい２週間前まで暑くて、早く涼しくなって欲しいと思っていましたら、急に涼しくなり今度は暑い日がちょっと恋しくなるこの頃です。随分と我儘ですね。

　東洋医学で陰陽五行の法則と言うものがあり、季節によって負担のかかる臓器があります。秋は「肺」と「大腸」です。特に食生活が欧米化してきた影響でしょうか、大腸の病気が増えているようです。当院でも最近、大腸癌の人が２名、癌ではなかったけれどポリープをいくつも取った人が１名、潰瘍性大腸炎の人が２名ほど来院しています。これは偶然かもしれませんが多いですね。

　実は私も２０数年前に潰瘍性大腸炎になったことがあります。ネットで調べると難病指定されている治りにくい病気のようですね。その当時は下血したり、膨満感のようなものがあったり、１日に何回もトイレに行ったりして大変でした。

　しかし、その時は職場を変えてもらったり、均整の施術を定期的に受けたりしたら半年くらいで治りました。ただ、治ったといっても今でも数年に１回くらいの割合で検査を受けていますが大丈夫です。確か自民党の阿部総裁も以前に総理を辞められたのが、その病気が原因だったようです。今は良い薬が出来て治まっているようです。

　難病と言われている病気も医学の進歩で「難病」と言われなくなる日が来るかもしれません。ただ、出来れば薬に頼らず治したいですね。病気になる前に身体の声を聴きメンテナンスしましょう。昨日来院された小さな大腸癌が見つかった方も「施術後は血の巡りが良くなったのが分かる」と仰ってました。

　　　　杉並区西荻窪の整体・木村均整院