夏は心臓

　暦ではもう秋ですが、暑い日が続き、たまりませんね。東洋医学では、陰陽五行の法則というものがあって、季節によって負担のかかる臓器を示しています。

　春は肝臓と胆嚢、秋は肺と大腸、冬は腎臓と膀胱、そして夏は心臓と胃に負担がかかると言われています。特に今の時期は熱を発生させる心臓に負担が来ます。体に熱がこもることを出来るだけ避けなければいけません。

　高齢の方は特に注意する必要があります。当院に来院される場合も高齢の人には比較的涼しい午前中に来院されることをお薦めしています。それでも最近は朝から気温が高い日もあります。そういう場合は無理をされないことです。予約が入れてあってもキャンセルしても構いません。遠方から無理して来院されてかえって疲れてしまっては意味ありません。

　また、心臓に持病があるような方は特に注意が必要です。少し涼しくなってからの来院をお薦めします。

　若くて丈夫な人でも、外出したり運動したりする場合は最初に水分を摂ってからにしてください。のどが渇いてから水分を補給したのでは遅いです。今の時期は水分補給に注意しましょう。

　　　杉並区西荻窪の整体・木村均整院