『黒狗』の小屋

毎週、(金)に特撮作品の感想、(日)に漫画の感想を書いてます。

今日の出来事(12-11-26)

2023-11-26 19:14:09 | 日記

COMIC快艶(2023/6)一言感想・その②

リーシャちゃんはきゅうけつき! 後編 かにまる

まぁ、陽太くんが幸せに暮らせるなら、外野がとやかく言う事はねぇわ。

メスイキ罰げぇむ 右の人みつる

あぁ、こりゃ、戻れないレベルまで落とされちゃってる顔だわ。

おんこちしん 滑々饅頭蟹ほぐしみ

見えたぜ、彼が売れっ子エロ漫画家になった未来がッッ

ヘルス・デチューン 人格排泄 ZIRAN

人格そのものをケツ穴から排泄させる薬ってのは、面白いアイディアで唸らされた。

JKが子作りSEXをせがむ呪いの家 きりなま

一体、どんな死に方をしたら、こんな生きた人間を狂わせる色情霊が、家に憑くんだよ。

でみへるっ! #02 脳筋処女ニャンコ、服従大作戦 あましょく

生意気な猫っ娘をナマイキでメスネコに落とす、良い展開だ。

ねーうしとらうー!#5 虎穴の五里六中(前編) てぃーろんたん

あんだけ濃厚な経験を積んでるんだから、男の格が上がってなかったら嘘だわな。

先生とぼく 第8話 湯山チカ

読んでて、ニマニマしたくなるようなアオハルしとるなぁ。

 

今週の食事

11月20日(月)

朝食

バケット(トリプルベリージャム)、烏龍茶

昼食

おにぎり(午房若布御飯×2)、烏龍茶

夕食

ビーフシチュー(ライス、アジフライ)、烏龍茶

 

11月21日(火)

朝食

バケット(トリプルベリージャム)、烏龍茶

昼食

おにぎり(おかかしぐれ御飯×2)、烏龍茶

間食

おにぎり(おかかしぐれ御飯)、烏龍茶

夕食

ビーフシチュー(ライス)、カップ焼きそば(ペヤング大盛)、烏龍茶

 

11月22日(水)

朝食

蒸かし芋(紅あずま)、烏龍茶

間食

稲荷寿司、烏龍茶

昼食

ミニフランス(トリプルベリージャム)、烏龍茶

夕食

ナポリタン、ビーフシチュー(ローストチキン)、烏龍茶

 

11月23日(木)

朝食

バケット(トリプルベリージャム)、烏龍茶

間食

お汁粉、烏龍茶

昼食

天麩羅饂飩(午房の掻き揚げ)、烏龍茶

間食

串団子(海苔吹雪、薩摩芋餡)、烏龍茶

夕食

ごはん、餃子(タレ)、黒酢酢豚、中華スープ(若布、キャベツ、青梗菜、人参、葱)、烏龍茶

 

11月24日(金)

朝食

バケット(トリプルベリージャム)、烏龍茶

昼食

おにぎり(若菜若布御飯×2)、烏龍茶

夕食

ホットドッグ、サラダ菜(おろし醤油ドレッシング)、中華スープ(若布、キャベツ、青梗菜、人参、葱)、烏龍茶

 

11月25日(土)

朝食

バケット(トリプルベリージャム)、烏龍茶

昼食

おにぎり(ちりめん山椒御飯、梅ちりめん御飯)、烏龍茶

間食

おにぎり(若菜鹿尾菜ごはん)、烏龍茶

夕食

中華丼、カップ焼きそば(ペヤング大盛)、味噌汁(若布、キャベツ、青梗菜、人参、葱)、烏龍茶

 

11月26日(日)

朝食

バケット(トリプルベリージャム)、烏龍茶

間食

豚饅、冷水

昼食

稲荷寿司、烏龍茶

間食

大学芋、烏龍茶

夕食

カツサンド(トンカツソース、ケチャップ)、レタス(おろし醤油ドレッシング)、味噌汁(若布、キャベツ、青梗菜、人参、葱)、烏龍茶

 

今日、読んだ本

この(4)もまた、読み手の胸を熱くさせてくれる。

当然、『ONE PIECE』などのバトル漫画や『古見さんはコミュ症です。』と言ったラブコメ漫画とは違う、ドキドキ、である。近いモノを挙げるならば、『双亡亭壊すべし』や『花の慶次~雲のかなたへ~』などの人間力を高くしてくれる骨太の漫画を読んだ時に味わえるドキドキだ。

この(4)の帯に応援コメントを書いている稲垣理一郎先生の言はまさしく、その通りで、心を燃やしたい人は、ぜひ、読むべきだ、と私は思う。

何かに熱くなるなんてダサい、と感じる毎日かもしれないが、心を燃やして、全力で生きる、それがカッコいい、自分が熱くなれるモノを探してみたい、と思えてくるかもしれない、この『サンクチュアリ』を読んだら。

あくまで、私が思っている「定義」ではあるが、やはり、カッコいい男ってのは他人の生き方に影響を与える力を持っているんじゃないだろうか。

この男が頂点に立つ所を見てみたい、と思わせるだけの「熱」を浴びた者たちが、自分の惚れた男を助けるために、己の全力を尽くす生き方を貫く姿には、グッと来てしまうものだ。

この(4)では、改めて、北条が、そのカッコいい男だってのを実感させられた。それは、何故か。北条が、デカい野望を秘めている黄によって撃たれ、意識不明の重篤状態に陥ったからだ。

北条に、人として惚れている者たちは激しく動転しながらも、彼が復活する事を心から信じて、彼が目を覚ました時に備え、自分たちが出来る事を全力でやっている。コイツは、野望を成就させるまで絶対に死なない、と思って貰える、そこもカッコいい男の条件かもしれないな。

北条を撃った黄にしても、実際、渡海さんに負けないくらい、北条に影響されている人物の一人だ。渡海さんや宮村は、北条の器に惚れ、味方として彼の為に命を懸ける覚悟を決めている。一方で、黄は彼らと同じように、北条のデカさを肌で感じているからこそ、自分の生き様を貫くために排除に動いた。これもまた、北条の影響を受けている証拠だろう。北条が、チャチな漢であれば、わざわざ、消す必要はないんだから。

それほどの影響力を持つ北条の親友である浅見もまた、彼に負けないくらい、熱い戦いを繰り広げている。北条が凶弾に倒れたからこそ、浅見の躰から発せられている熱は、ますます、凄い事になっている。志を共にする仲間を増やし、浅見は政界の巨頭たる伊佐岡の命を獲るべく、大胆な一手を打つのだが、果たして、これは成功するのか!?

 

この台詞を引用に選んだのは、ごもっとも、と思ったので。

実際、色々と簡単じゃないのは、素人である私だって解る。

だが、上を目指して、自分で道を作る気概を持っていない政治家に、国を託そう、と思えないのも事実だ。

待ってたって良い事はなく、風は自分で起こさなきゃ、前には進めないのだ。

「情けねェこと言ってんじゃねぇよ・・・」

「あっ!?・・・・・・」

「政治家が情けねェこと、言ってんじゃねぇ!!政治家がエレベーターの順番、待っててどうすんだ!!」(by浅見千秋、70年会)

 

もう一つ、グッと来た台詞を紹介。

これもまた、浅見のカッコよさに痺れてしまうものだ。

若さは、時に危うい。

だが、その危うい部分を自覚した上で、萎縮せずに、ガンガンと前に進めるのは、本当に強い奴だ。

「たとえ、敵がどんな強大な権力を持っていようと、オレは恐れない・・・それが、若い人間の特権だ!」(by浅見千秋)

 

この台詞を引用に選んだのは、色々と思う事はあるにしろ、間違いではない、と感じる部分が大きいので。

確かに、世の中、真っ向からぶつかっても勝てない敵がいる。

しかし、その程度で捨てられないのが、野望だ。

敵のデカさ、怖さ、強さを知ってこそ、安穏と生きるのではなく、どうやったら命懸けで勝てるか、を考えてこそ、漢だ。

この言葉を口にしてしまう時点で、この緒方ってジイさんは、自覚の出来ない老いって難病に侵されちまってるんだろうな。

「世の中には、どうあがいてもかなわぬ敵がいる・・・それを知ることが、組の存続、ひいては、指揮官自身の存命、組織の繁栄につながる・・・」(by緒方)

 

この台詞を引用に選んだのは、これもまた、北条の男としての凄さを感じさせてくれるものだから。

こんだけの事をやってきてもなお、決して驕らず、冷静さを維持できている精神力には、ただただ、驚き、感服し、尊敬の念を抱くのみだ。

上を目指す野心を持つ男には、こういう慎重さと自己分析能力も必須なんだろう。

しっかし、この坊やのお母さん、北条がヤクザだ、と知ったら、ガクブルだろうなぁ。

「ねェ、お兄ちゃん、あの山、登れるの!?登れるの、ねえ!?」

「ああ・・・・・・でも、いっぺんには、登れないんだ・・・・・・一歩一歩、前へ進んで行かないと、滑り落ちたり、大きな岩に叩き落とされたりするんだよ・・・」

「ふ~~~ん・・・」

「お兄ちゃん達は、ようやく五合目だ・・・」(by子供、北条彰)

 

この台詞は、もう、どストレートに、北条の格を表現してくれている。

漢の格の魅せ方、勉強させてくれるなぁ。

「刺すか!?・・・」(by北条彰)

 

こちらも先に紹介した台詞に負けないくらい、北条の放つ凄味を表現してくれているものだ。

極道に限らず、命をそれに懸ける、と決めた人間であれば、こうあるべきなんだろうなぁ。

ほんと、素人丸出しの意見で申し訳ない気持ちにもなるんだが、この時の北条の顔、池上先生は、一発で一気に描いたんだろうか、それとも、納得がいくまで何度も描き直したんだろうか。

いずれにしろ、この覚悟が出来ている顔は、並の漫画家には描けん。

「何故だ?!・・・得な戦争ではあるまい・・・あんたの若さを舐める気も、甘く見る心算もない・・・だが、まっとうな極道だったら、刀ァ抜く相手も、刀の納め時も心得ている・・・」

「オレぐらい、まっとうな極道はいない、と思っていますよ・・・極道だから、一度吐いた唾ァ、飲み込むわけにはいかない!!」(by伊吹英明、北条彰)

 

この台詞を引用に選んだのは、北条と渡海さんの間にある絆の美しさを、しみじみと感じ取れるので。

北条と浅見の友情とは違う、だけど、同じくらいに尊い、と感じられる。

これもまた、愛なんだな。

「だが、一つだけ聞かせてくれ、渡海・・・オレには九州独立という大義名分がある・・・だが、おまえに何がある!?神戸を敵に回す何が!?何故、なんのために!?」

「・・・何故!?・・・・・・強いて言えば・・・愛・・・かな・・・」

「あ、愛!?・・・」

「・・・これ以上の大義名分はねェだろう、エ!?・・・人生いろいろ、男もいろいろ、てかァ~~~」(by岩田、渡海さん)

 

この台詞を引用に選んだのは、石原さんのイイ女っぷりに磨きがかかっている、と感じさせてくれるものなので。

どうして、腹の据わった女性ってのは、こうも綺麗なんですかね。

しみじみ、男ってのは、どう逆立ちしたって、本物のイイ女には勝てん、と思う。

そんなイイ女の凄味を引き出した北条は、やっぱり、格が違う。

「・・・・・・本当に、いいんスか!?・・・こんなことが、署長にでも知れたら・・・」

「・・・後悔はしないわ・・・―――今、ここにこうして居られるのなら・・・・・・こんなもの、いつでも捨ててあげる」(by尾崎、石原杏子)

 

この台詞を引用に選んだのは、中城の不退転の覚悟をがっつりと感じ取れるからだ。

ハッとさせられるものが、これにはある。

「生きる」と「生かされる」、全く違う事は、頭じゃ解っていても、実際、大きな力に尻尾を振っている者は多いんだろうな。

それが、悪い、とは言わない。そんな風に生きていくしかいない者もいる。

ただ、世の中には、生かされるのは御免だ、とデカい力に立ち向かえる者がいる。

だから、生かされていて、これからも、そうやって生きていくしかない者は、せめて、そんなカッコいい男の道を邪魔しないでやって貰いたい。

邪魔したら、それこそ、マヂモンのクズに成り下がるぞ。

「力の前に尾を振るのは簡単だ・・・・・・振りたくなくても、振ってしまえば、生きられる。だがな、それは、生きてるんじゃねェ・・・生かされているんだよ!!オレは、沖縄という国で生まれ、沖縄という国で育った・・・骨身に滲みてるんだよ・・・力に翻弄され、てめえの意志とてめえの手足で動けなきゃ、屈辱と後悔しか残らねぇ!!」(by中城)

 

こちらもまた、中城って男のカッコ良さを魅せてくれる台詞だ。

確かに、ゴールは同じかもしれない。

だが、共に、そのゴールに向かう相手は選びたいもんだ。

同じ道でも、心から信頼できる友と歩めば、前に進む楽しさは増し、ゴールにたどり着いた時の多幸感は形容しがたいものになるだろう。

改めて、彼らと歩み続けられなかった黄に対しては、怒りや憎しみはなく、ただただ悲しくて、バカヤロウ、と言いたくなるなぁ。

「どうして、黄の話に乗らなかった・・・」

「・・・確かに、沖縄の旗ァ、本土にブッ立てるんなら、誰と組んでも同じだ・・・・・・だが・・・どうせ、立てるなら、お前や渡海と立ててえンだ・・・」

「・・・・・・」

「おまえ達は絶対に裏切らん・・・」(by大西、中城)

 

この台詞を引用に選んだのは、北条と浅見の「友情」と形容するしかない関係性を、これ以上ないくらいに熱く表現してくれているからだ。

「相楽連合の田代からだ・・・北条が死んだ・・・・・・としたら、どうする!?」

「信用しない・・・」

「・・・何故!?」

「何故!?約束したからだ」

「・・・約束!?」

「そう・・・約束だ・・・オレ達は、そうやって生きてきた・・・そして・・・これからも、そうやって生きていく!」(by青木、浅見千秋)

 

これもまた、浅見の凄味にブワッと来る。

今の日本の政治が停滞どころか、劣化してしまった要因は色々かもしれないが、根本的には、この一個なんじゃなかろうか。

今の政治家たちからすると、今の政治、日本に命を賭ける価値はない、と言いたくなるんだろうけど、その価値が無くなるような国会や国にしたのも、やっぱり、政治家なんだろうな。

じゃあ、どうしたら、命を燃やす価値のある国に、今、出来るのか、と問われたら、私も困ってしまう訳だ。

しかし、今、もしも、浅見のように、冗談抜き、文字通りに、てめぇの命を国政に張って、本気の勝負が出来る政治家が出てくれば、何かは変わってくれるかもしれない。

そういう政治家が出てきたのならば、国民の一人として全力で応援したい。

「五木さん、宗さん・・・今まで、何度となく、民自党から政権を奪う機会はあった・・・だが、その都度、野党側のメンツやイデオロギー、利害関係で野党の連合は成らなかった・・・何故です!?」

「・・・・・・」

「政治家が政治に命を賭けてねェからですよ!」

「・・・い、命!?」

「国会議員が動かすのは、地方政治じゃない・・・国政だ!国を動かす国政なんだ・・・命賭けじゃなきゃできない仕事だ・・・」(by浅見千秋、五木、宗)

 

そして、これが、この(4)で最後に胸が熱くなった台詞。

渡海さん、カッコよすぎる。

こんだけ撃たれて、死にかけている状況で、一人の漢を守るために、こんな言葉を言えるなんて、アンタ、漢だよ。

それこそ、『ONE PIECE』のスリラーバーク編で、くまからルフィを守ったゾロの漢気に匹敵している。

そのシーンが好きな人は、ここも絶対、心が感動で満ちるはずだ。

「クッ・・・ぬぅ~!行かせねェ!行かせねェぞ、黄~~~!こ、黄!・・・あ、あいつはな、あいつは死んじゃいけねェ人間なんだ・・・オ、オレでガマンしろ・・・・・・オレの首でガマンしろや~~~!」(by渡海)


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