横浜市認定歴史的建造物を金沢区にたずね、ついでに、瀬戸神社さまに富岡八幡宮さま。
暑くて暑くて、金沢八景駅方面でも磯子駅方面でも来たバスに乗ろう。。。
富岡八幡宮さまからバス通りに出たところで来たのは磯子駅行き。慌てて飛び乗る!
JR磯子駅到着。
あれ?そういえばこの近くにもあったなぁ。横浜市認定歴史的建造物!
バスから降りて駅への階段登ったところで、もうこのさい行ってみよう!!!
旧東伏見邦英伯爵別邸。
所在地・磯子区磯子3-13-1
構造規模・RC造3階、地下1階
建築年代・昭和12年
設計施工・竹中工務店
昭和天皇の義弟にあたる東伏見邦英伯爵の病気療養のために建てられた別邸。昭和29年に西武グループが敷地一帯を買い取り横浜プリンスホテルとして開業。別邸は横浜プリンスホテルの貴賓館というゲストハウスとなった。そうな。。
クローズが決まったとたんに脚光を浴びるという現象がある。
この横浜プリンスホテルもそうだった。
横浜プリンスホテルってあそこにあったんだ!どころか横浜プリンスホテルなんてあったんだ!という反応も珍しくなかった。もっぱらの関心は跡地の大型マンションプロジェクトだった。
陛下の義弟伯爵が病気療養のために別邸を建てたくらいだから、西部グループが買収した頃の磯子は、きっと風光明媚な保養地だったんだろうなぁ。
その後の高度経済成長にバブルに・・・保養地はいつの間にかコンビナートが立ち並ぶ街となった。
リゾートといえば、大磯プリンスホテル。ロングビーチ。シティといえば新横浜プリンスホテル。プリンスぺぺ。そのどっちにもシフトできなかった横浜プリンスホテルのクローズは、時の流れであったと思う。
旧東伏見邦英伯爵別邸は、結局、中村孝明氏経営の日本料理店になったようだ。
磯子駅の歩道橋を降りて向かう。
横須賀街道の磯子駅入口信号の向こうが、元元東伏見邦英伯爵別邸・元横浜プリンスホテル・現ブリリアシティ。
お・・・エレベーターがあるんかな?
とは思ったが、ブリリアシティになってから来たのは初めてだから、地味に坂を登る。坂は辛いが心地よい風が吹き上げてくる(^^♪
マルエツの上かな?
とりあえず、カフェで一服。
よみがえって、目指す。
素敵な建物だなぁ。様々にあったようだが残ってほんとうによかったな。
中に入るには食事をすればいい。休憩時間だったからこの日はあきらめて後日再訪。ところで気になるお値段チェック。意外とリーズナブル。この程度なら私にも入れる(^^♪
さてと。帰り道・・・
何気にみていたら、いろんな姿の方々がお向かいの建物に吸い込まれていく。どうみても住民と思えない方々もけっこうにおられる。。。
通りかかったメンテナンス担当と思われる方をつかまえておうかがい。
50円の通行料で誰でもエレベーターを利用できるという。支払い方法はパスモでもスイカでも駅の自動改札と同じと教えていただいた。なんだ!たった50円であの坂を登らなくてもいいんだ。
エレベーターホールからの眺めは抜群!
自動改札でエレベーターへ。
あっという間に磯子駅入口交差点。
少しはお洒落して和食を食べに行けるなぁ(^^♪