一昨日は瑛九を見に横須賀美術館へ。
常設展フロアには、再評価が進む、芥川(間所)沙織の「芥川(間所)沙織 生誕100年記念・軌道を回顧する旅」開催中。
会期は横須賀美術館は7月13日~10月20日。
これは、「Museum to Museums」という企画展。
川崎市岡本太郎美術館、栃木県立美術館、国立国際美術館、豊橋市美術館、名古屋市美術館、刈谷市美術館、高松市美術館、横須賀美術館、東京国立近代美術館、東京都現代美術館の各美術館が、リレーというわけでもなく展示する。
芥川(間所)沙織(1942~1966)は愛知県生まれ。
東京音楽学校を卒業後、26歳から染織と油彩を独学で学び始め、独特のスタイルを確立した。
私生活では、芥川也寸志と結婚しいったんは芥川を支える生活に入ったものの、離婚。建築家・間所幸雄と再婚するも、再婚3年後に41歳で急逝した。
今でもジャケットに使えそうな鮮やかな色彩美とユーモア。
100までとまではいわないけど、もう少し長生きしていたら、どんな作品へと向かっていたんだろ。
それとも駆け抜けたエネルギーの凝縮が、21世紀になってもインパクトがあるのだろうか。