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今週は旦那のお盆休み。
行かせていただきました、映画館に!
なんといっても評判の良いこの映画!!
「ダークナイト」 (The Dark Knight 2008・米)
ジョーカーを演じたヒース・レジャーの遺作にして、
アカデミー賞ノミネートが噂されている本作ですが、
ほんと、すごかったです。
少なくとも、来年のMTVムービーアワーズの
ベスト悪役賞はジョーカーでしょう。
遺作なんだ・・・って思わないようにしよう、
と思って観ていても、その鬼気迫る狂気っぷりに
背筋が寒くなります。
この役に没頭するあまり、ホントにジョーカーに
心と体が支配されてしまって、
それがヒースを早すぎる死に至らしめたのではないかと
心配になるくらいのハマリぶり。
前作、「バットマン・ビギンズ」も
私にはめちゃくちゃツボな映画で
大好きなんですが、その期待を裏切らない出来で、
あっという間の2時間半でした。
・・・というか、次々と繰り広げられる
ジョーカーの悪の企みに”もーやめてー!!”と
思うのですが、終わらないんですよ、これが。
これでもか これでもかー!と人を殺し、
街を爆破し続けるジョーカー。
対する正義は、バットマンと新任の検事
ハービー・デント(アーロン・エッカート)。
ハービーは法のもと、悪人たちを逮捕し
平和と秩序を守ろうとします。
そして、バットマンを支持します。
闇のヒーローであることに苦悩するバットマンは、
ハービーにゴッサムシティを
託そうと決意するが・・・。
善と悪って表裏一体。
人間の本質は悪なのか??
自分さえよければそれでいいのか???
でも、キレイごと言っていても、
自分や愛する人の命が危険にさらされたら?
それでも正義を貫けるのか???
後半観ていて、私は「スターウォーズ」を
思い浮かべておりました。
”怒れ!怒りに身を任せるのだ!
ダークサイドに堕ちるがよい!”という
ダース・シディアスの声が聞こえるような。
バットマンと対峙したジョーカーは言います。
「お前も俺と同じ世間のつまはじきモノ。
お前がいないと寂しいぜ。
You complete me.」と。
”You complete me.”
君がいないとダメなんだ・・・って、
私が今まで映画を観てきて、
とてもロマンチックで素敵な台詞だと思って
覚えていた言い回しなんですが、
(トム・クルーズの「ザ・エージェント」)
こんなところで出てくるとはね・・・。
単なるアメコミ・ヒーローアクションではない、
深い暗い映画です。
バットマン=ブルース・ウェインはホントに素敵。
クリスチャン・ベイルは適役。
エレガントで坊ちゃんチックなのに
プチマッチョで。
バットマン時のしゃべり方と声も好き!!
「リベリオン」といい、
ストイックな役がよく似合います。
クリスチャン・ベイル、「ターミネーター4」で
ジョン・コナーをやるらしい!
ヨカッタ!!「3」のニック・スタールはあまりにも
「・・・」だったからなぁ。
「ターミネーター」自体はもはやどうでもいいのだが
クリスチャンは楽しみだ!!
この新バットマンシリーズの良いところは
キャストがそれぞれホントにすばらしい仕事を
してるところ!!
今回も登場のゲイリー・オールドマンや
(←いい人の役)
マイケル・ケインの執事(爺!)など
ホントにはまり役でこの人にしか
出せない!と思えるようなムードです。
アーロン・エッカートも素晴らしかったです。
主役には華がないタイプ?などと思っていましたが
なんのなんの、これまた彼がキャスティングされて
ぴったり!と思えます。
あの立派なケツアゴでヴィゴ・モーテンセンに
続くセクシーなハリウッド俳優として
名を上げたことでしょう。
冒頭の銀行のシーンで
ショットガンをぶっぱなす
ウィリアム・フィクトナーもかっこよかった!
この人、けっこういろんな映画に出てるけど
まだこんなチョイ役扱いなのね・・・。
真実を胸のうちに抱えて生きていく
それぞれの辛さが重く哀しいけど、
人間の良心も、死んだわけじゃない、
と思わせてくれるエピソードがあるのが救いです。
ああー この調子で次回作が楽しみ!!
いや、もっと期待してしまうから
ここらが潮時なのか???
行かせていただきました、映画館に!
なんといっても評判の良いこの映画!!
「ダークナイト」 (The Dark Knight 2008・米)
ジョーカーを演じたヒース・レジャーの遺作にして、
アカデミー賞ノミネートが噂されている本作ですが、
ほんと、すごかったです。
少なくとも、来年のMTVムービーアワーズの
ベスト悪役賞はジョーカーでしょう。
遺作なんだ・・・って思わないようにしよう、
と思って観ていても、その鬼気迫る狂気っぷりに
背筋が寒くなります。
この役に没頭するあまり、ホントにジョーカーに
心と体が支配されてしまって、
それがヒースを早すぎる死に至らしめたのではないかと
心配になるくらいのハマリぶり。
前作、「バットマン・ビギンズ」も
私にはめちゃくちゃツボな映画で
大好きなんですが、その期待を裏切らない出来で、
あっという間の2時間半でした。
・・・というか、次々と繰り広げられる
ジョーカーの悪の企みに”もーやめてー!!”と
思うのですが、終わらないんですよ、これが。
これでもか これでもかー!と人を殺し、
街を爆破し続けるジョーカー。
対する正義は、バットマンと新任の検事
ハービー・デント(アーロン・エッカート)。
ハービーは法のもと、悪人たちを逮捕し
平和と秩序を守ろうとします。
そして、バットマンを支持します。
闇のヒーローであることに苦悩するバットマンは、
ハービーにゴッサムシティを
託そうと決意するが・・・。
善と悪って表裏一体。
人間の本質は悪なのか??
自分さえよければそれでいいのか???
でも、キレイごと言っていても、
自分や愛する人の命が危険にさらされたら?
それでも正義を貫けるのか???
後半観ていて、私は「スターウォーズ」を
思い浮かべておりました。
”怒れ!怒りに身を任せるのだ!
ダークサイドに堕ちるがよい!”という
ダース・シディアスの声が聞こえるような。
バットマンと対峙したジョーカーは言います。
「お前も俺と同じ世間のつまはじきモノ。
お前がいないと寂しいぜ。
You complete me.」と。
”You complete me.”
君がいないとダメなんだ・・・って、
私が今まで映画を観てきて、
とてもロマンチックで素敵な台詞だと思って
覚えていた言い回しなんですが、
(トム・クルーズの「ザ・エージェント」)
こんなところで出てくるとはね・・・。
単なるアメコミ・ヒーローアクションではない、
深い暗い映画です。
バットマン=ブルース・ウェインはホントに素敵。
クリスチャン・ベイルは適役。
エレガントで坊ちゃんチックなのに
プチマッチョで。
バットマン時のしゃべり方と声も好き!!
「リベリオン」といい、
ストイックな役がよく似合います。
クリスチャン・ベイル、「ターミネーター4」で
ジョン・コナーをやるらしい!
ヨカッタ!!「3」のニック・スタールはあまりにも
「・・・」だったからなぁ。
「ターミネーター」自体はもはやどうでもいいのだが
クリスチャンは楽しみだ!!
この新バットマンシリーズの良いところは
キャストがそれぞれホントにすばらしい仕事を
してるところ!!
今回も登場のゲイリー・オールドマンや
(←いい人の役)
マイケル・ケインの執事(爺!)など
ホントにはまり役でこの人にしか
出せない!と思えるようなムードです。
アーロン・エッカートも素晴らしかったです。
主役には華がないタイプ?などと思っていましたが
なんのなんの、これまた彼がキャスティングされて
ぴったり!と思えます。
あの立派なケツアゴでヴィゴ・モーテンセンに
続くセクシーなハリウッド俳優として
名を上げたことでしょう。
冒頭の銀行のシーンで
ショットガンをぶっぱなす
ウィリアム・フィクトナーもかっこよかった!
この人、けっこういろんな映画に出てるけど
まだこんなチョイ役扱いなのね・・・。
真実を胸のうちに抱えて生きていく
それぞれの辛さが重く哀しいけど、
人間の良心も、死んだわけじゃない、
と思わせてくれるエピソードがあるのが救いです。
ああー この調子で次回作が楽しみ!!
いや、もっと期待してしまうから
ここらが潮時なのか???
いかにもアメリカ人が好きそうなテーマを、実に上手く表現していた映画ですよね。
私もダースベーダーの生い立ちを思い出しましたですよ。
しかも、以前のアメコミのバットマンなら、助かっていただろう人が、殺されてしまいますから、ここが、この映画の監督のすごい判断だと思いました。
この辺のリアリティと無常観が、この映画が圧倒的に指示される要因ではないか・・と思ってます。
それとやはり同時多発テロ以降、アメリカ人もお気楽に、明るい映画だけに没頭する単純な人種じゃなくなったのかもしれません。
現に『インディ・ジョーンズ4』は、それほどヒットしなかったですよね。
なんかこの世の中、ゴッサムシティ化していますね。
ヒースのことは、本当に残念でしたね。
将来性を考えると、あれほどの役者さんが、今後出てくるのか?ハリウッドにとって大きな痛手だと思いました。
ウィリアム・フィクトナーって、いろんな映画で結構見かけますよね。なんとなく気になる俳優さんです。
もったいない使われ方をしてたけど、印象に残ったのはサスガの俳優さんですね。
TBありがとうございました。
私もTBさせてくださいね!
PS ターミネーターのジョン・コナー役ですか?
ピッタリかも!
「ザ・エージェント」でもYou complete me
ってセリフがあったんですね~あ~何となく!
思い出してきました(ホントか!笑)
マイケル・ケインほど今、執事が似合う役者は
いないんじゃないでしょうかね?
レイチェルからの手紙をそっと隠して後で
燃やしたところなんかも好きでした。
と、ワクワクしてたらそのまま最後までいってしまいましたねー。
やりたい事をやり尽くした感があるので、そう簡単には次が
作れないかなと思いますが、期待したいです。
おっと、クリスチャン・ベイル、ジョン・コナーやるんですか!
そういえば、アナキンもダークサイドに落ちる狭間で苦しんでいましたね。
この映画は事前情報で期待が高まっていたのですが、実際に観てみたら、それ以上の凄さで、ほんとスクリーンに釘付けの2時間半でしたよ;;;
ヒースは映画ごとの役作りが徹底してて、この先もどんな快演、怪演が観れたのだろう?と思うと残念でならないのですが、こんなに凄いジョーカーを見せてもらったという満足感もあります。
とにかく、キャストの皆が嵌っていたし熱演だったのですが、私的にはアーロン・エッカートにもビックリ。 彼、二言目には”ヒースの演技を楽しんでくれ”というような謙虚なことを言ってますが、あなたの演技こそ素晴らしかった!と私は言いたいです。
で、ベイルもエレガントで素敵でしたね~。
私も今後、ベイル目当てで映画館に通おうと…^^。
いやはや凄い映画でした。
TBさせてくださいね。
かなり深い物語でしたね。
俳優陣全員がグッジョブ、素晴らしかったです。
人の心に潜む善意と悪意、時には悪意に飲み込まれてしまうこともあるけれど、それでも善意が残ると思わせてくれるエピソードたちが嬉しかったです。
それにしてもジョーカーを演じるヒース・レジャーは鬼気迫る演技が素晴らしかったです。
口が裂けていて唇が乾くのか、しょっちゅう唇を舐めているという演技の細かさがまた素晴らしかったわ。
あ、あとあのナース姿も。(笑)
映画を観ていて、”アメリカ人がこんな暗い映画好きなんかなー?!”と
思ったのですが、大ヒットなんですよね。
仰るように、テロ以降アメリカ人も変わってきたんでしょうね。
以前の「バットマン」ってそのまんまコミック的で
主題歌もプリンスの♪バッドマーン♪だったし。
ウィリアム・フィクトナー、わかっていただけて嬉しいです(笑)
なんか気になるんですよ。
けっこう大作に出ているでしょう?
>のらさん
マイケル・ケイン爺はいい味だしてますよねぇ。
”執事カフェ”にはあのようなお方を置くべきです。
ブルース坊ちゃまを思いやる姿に涙。
>たまやんさん
てんこ盛りでしたね!!
私も、トゥー・フェイスは次に引っ張るもんだと
思っていました。
続編にはだんだんガッカリさせられますが
これはどうでしょう・・・楽しみなような怖いような。
>Kimさん
支離滅裂な感想になってしまいました。
文章を書くことがめっきり少なくなってしまうと
脳細胞がどんどん衰えていくようです。
アーロン・エッカート、株上がりましたよね。
これからが楽しみです。
そして、もう”これから”が観られないヒース。
こんなにすごい人だったなんて。
アカデミー賞に値するわ!!
>sabunoriさん
こんばんは!
そうそう!あのヒースの細かい演技。
唇をなめたり、舌を鳴らしたり。
まるっきり”マンガ”な悪役じゃなくて
この今の世界、こんな狂ったヤツもいるかも・・・と
思わせるリアルさが恐ろしかったです。
ナース服にはご丁寧にハービー支持のバッジが。
お返事遅くなってすみません。
さて、この映画は凄かったですね~
アメコミとは思えないほど奥が深くて、人間の持つ二面性を鋭く描いていましたね。
ヒースのジョーカーは圧巻でしたが、他のキャストもよかったですよね。
しかし、これを観てしまうと益々ヒースの早すぎる他界は惜しまれます。
次回作、楽しみです♪
こちらからもTBさせてくださいね~
私はヒースのこと、好きでも嫌いでもなかったのに
このジョーカーで ヒースを見直してしまい、
そして好きになりました・・・時すでに遅し。
You Tubeでたくさんトリビュートを観て、
ヒースの笑顔に胸が締めつけられました。
ほんとうに、惜しい才能を失いました・・・。
もちろん、この映画、すべてが素晴らしい!!
もう一回観たいなぁ。