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母 ・・・276. : 荊(いばら)の道 ・・・ お産はいのちとり

2011-01-23 04:04:04 | Weblog
「お産はいのちとり」といいます。


釈尊の母も7日にして世を去りました。

ローマ帝国のすぐれた皇帝ユリアヌスの母もそうでした。



出産は死を覚悟し 死の恐怖と闘い 克服して

  ・・・ 新しい生命を生む。

女性の生理のみが果たす「死と生」の苦闘です。

こうして母が誕生する。

母は 一回死を経験した人だともいえるのです。

毎日毎日 胎児に自らの肉体を食われ

  つわりに苦しみ そして死の苦痛に耐えて子を世に送り出す。

  ・・・ それが母です。


その喜びもまた 父は知ることができない。

・・・ 母のみの特権です。




* 2010.11  東ブータンで





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