月刊 きのこ人

【ゲッカン・キノコビト】キノコ栽培しながらキノコ撮影を趣味とする、きのこ人のキノコな日常

にほんひきがえる

2015-09-05 21:22:55 | 動物
雨上がりの雑木林。キノコポイントに向かおうと細いけもの道を下っていくと、足もとに茶色いカタマリがあるような気配が。

うぉっ、ヒキガエル!あやうく踏みそうになった。しかし当のカエルは澄ましたもの。微動だにしない。

動かないのをいいことに接近してパシャパシャ撮りまくっていたが、何かが近くのせせらぎにポチャッと落ちる音がした。

?? 

あっ!レンズ!

閉じ忘れたバッグから一眼のレンズが転がり出してしまったらしい。レンズとはいっても中身は精密電気機械。それが水の中にっ!!

拾い上げてみると、しっかり水の中に入って中まで浸水してるような有り様。うーむ。そこはそれ、慌ててもはじまらん。とりあえず別のアングルでもう一枚撮っておくか。



ちなみにヒキガエルには東日本に住むアズマヒキガエルと西日本に住むニホンヒキガエルがいて、三重県はちょうどその2種の境界線上に位置する。見た目はほとんど同じで、鼓膜の大きさが違うだけ。これはたぶんニホンヒキガエル……だと思う。