鹿教湯温泉その2です。
三水館チェックアウト後は、女将がお世話になった「みやこ旅館」を訪問しました。
みやこ旅館ホームページ
みやこ旅館は鹿教湯温泉の中心部にある旅館で、昨年大浴場エリアと客室のグレードアップ改装を行いました。高齢社会に備えて、要求水準が高まる現代の湯治場が提案するバリアフリーの設備投資です。
鹿教湯温泉は療養のための湯治場として知られ、長期滞在の宿泊者が多い温泉地です。私の住む大洗では考えられないことですが、1週間から1か月またはそれ以上の長期間滞在するお客様もおられる温泉地だそうです。
そこで、豊かな高度成長期を体験してきた高齢者の要求水準の高まりを予測し、より居住性の高い別荘風のコンフォート客室を整備されたのだと思います。
通常の客室の2倍は広いお部屋にはベッドのほか、ダイニングを設けることで従来の部屋食と異なり、足腰の弱い高齢者でも食事環境が快適になりました。またカウンターキッチンを設けることでお部屋が旅館というより住まいのような雰囲気にまとめられています。また車椅子対応のトイレのあるお部屋も設けています。
また大浴場をキレイに一新し、ピカピカになっていました。
十和田石で作られた清潔感ある大浴場には源泉掛け流しの温泉がたっぷり注ぎこまれ、温泉の香りが誘いを掛けてきます。いい匂い~。
時間がなかったので見学だけでしたが、さすが国民保養温泉地の湯だけあって、温泉の魅力は抜群です。
こちらの露天風呂は混浴露天なのですが、この度の改装で女性専用の露天風呂も設けられました。また、車椅子対応の貸切風呂も好評のようです(写真参照)
お忙しい中、ご主人と女将さんには施設をご案内いただき、また上田駅までお送り下さりありがとうございました。
次回は温かな人柄も魅力のみやこ旅館さんの素晴らしい癒しの湯に是非浸かりたいと思います。