屋久島旅行の続きです。
宿泊先は「送陽邸」
送陽邸は屋久島の北西部の永田いなか浜にある一軒宿です。
街灯もなく、夜は深い闇に覆われます。
外出して懐中電灯を壊したら宿に戻れないかも。
送陽邸の外観は極めて個性的です。
屋久島の古民家を移築し、そこにオリジナルなデザインを加えています。屋根の上に積まれた石も風情があります。
お部屋のリビング。黒川温泉の空間演出をさらにワイルドにしたような印象です。民宿とはいえ部屋は非常に広いです。
お部屋の主室。
屋根を打つ雨音とモノトーンな民家空間が心落ち着きます。
波打ち際にある洞窟風呂。
海が荒れていると浴室に波が飛び込んでくるので、利用できないこともあるそうです。
洞窟風呂。
ぬるめの茶褐色なにごり湯で、温泉だそうです。
とても贅沢な時間です。
桟敷で食事。
夕食も朝食もこちらで過ごしました。
風の強い日には、施設内での食事となるようですが、やはりお客様は桟敷で食事したいという心理に配慮され、強風や雨の中でもこちらで食事となりました。お客様は日常では体験できない食事のシーンを楽しんでいました。
食事は屋久島の日常の食事という感じです。
首折れサバ、トビウオがよく獲れ、知らない名前の魚もいっぱいありました。
甘~い醤油で頂きました。あとはひたすら屋久島の焼酎!
ハンモックのあるテラスで、送陽邸のご主人と歓談。
夜もご主人に焼酎を振る舞われながら、話すこと4時間。潮風に吹かれて、どっぷりと宿経営のお話や人生の話などが延々と・・
女将さんに早く寝なさいとお叱りを受けるまで続きました(笑)
送陽邸は、世界中から有名人がやってくるという民宿です。
地球の裏側からもリピーターがやってくるそうです。
リピートの秘訣はご主人の人柄かなと思いました。
又、来たいと思う宿でした。