認知症の早期診断 介護並びに回復と予防のシステム

アルツハイマー型認知症は、廃用症候群に属する老化・廃用型の生活習慣病なので、発病を予防でき、早期治療により治せるのです

(AD型認知症)に対する川上対策、「発病自体の予防」の国策化による全国展開の提言(I-12)

2024-04-01 | この先一週間-脳の活性化と私なりのテーマ
※『二段階方式』は、前頭葉(第一段階)と左脳及び右脳(第二段階)の機能レベルを各段階の働き及び総合的な働きについて、精緻に判定出来る「手技」であることが特徴です。

&1「二段階方式」が世界に誇る極めて精緻で/多数の『脳機能データ』の集積と解析結果
(1) 私たち「二段階方式」(KinukoとTadが主宰する『エイジングライフ研究所)』)は、『アルツハイマー型認知症』の発病原因の究明に際して、世界中の権威機関が、(マウスやマーモセットの記憶障害の行動)を研究対象としているのとは異次元の世界、私たち人間だけに特有な世界である「意識的な世界(目的的な世界)」に着目して、意識が覚醒した世界における脳全体の司令塔の役割りを担っている『前頭葉』(前頭前野の穹窿部に局在する「複合機能体」を言うものとする。以下、同じ)に焦点を定めて、前頭葉の機能である『注意の分配力』の機能が実行機能を駆使して生じてくる意識に的を定めて、『前頭葉を含む脳全体の機能レベル』に厳密にリンクした「三段階に区分される類型的症状」の指標化等、幾種類もの『脳機能データ』を集積し、解析してきているのです。

(2) その一部を下記に示しています(世界中の権威機関が、主張内容の基礎データをマウスやマーモセットの記憶行動)から収集し、(憶測しているだけ)なのに対して、私たち「二段階方式」は、生きた人間の【意識覚醒した世界(目的的な世界)】における脳全体の司令塔の役割りを担っている複合機能体としての『前頭葉を含む脳全体の機能レベル』の精緻な判定を基礎とした「事象事実としての脳機能データ」を極めて多数集積し、解析した成果、世界中で初めての試みのものばかり、極めて多数の症例集積し解析していて、『質量ともに異次元のもの』なのです。論文をどこにも提出していない為に無名で、その結果として権威に乏しいだけ。但し、『住民参加型の地域予防活動の実践』に因る極めて顕著な成果と多数の症例の「脳機能データ」に因り、即ち、『疫学的方法により、『主張内容が正しい』ことは、実証済みなのです。



※1 上記に例示列挙したレベルと数の『脳機能データ』は、(意識が覚醒した世界、目的的な世界に於ける脳全体の司令塔の役割りを担っている『前頭葉』 の機能レベルを精緻に判定できる『二段階方式』 と呼称する独自の手技の開発により、『前頭葉』を含む脳全体の機能レベルに厳密にリンクした極めて多数の症例の症状の集積と解析により、『三段階に区分される類型的な症状』を発現してくる順番に例示列挙したものであり【改訂版30項目問診票】、世界中を見渡しても、私たち「二段階方式」だけが為し得ていることなのです。
※2  「アルツハイマー型認知症」は、『意識的(目的的)な世界』、即ち、『意識が覚醒した世界が関わるタイプの認知症』なのであり、『前頭葉』の機能が正常なレベルであるか(発病していない正常高齢者)/又は、『前頭葉』の機能が異常なレベルであるか(発病高齢者)に区分けられるのです。
※3  同時にこのことは、『前頭葉』の要の機能である「注意の分配力」の機能が正常なレベルであるか(発病していない正常高齢者)/又は、注意の分配力の機能が、異常なレベルであるか(発病高齢者)に区分けられるのです。
※4  「アルツハイマー型認知症」の発病者でないか/発病者であるかは、①注意の分配力の機能が正常レベルであるか(正常高齢者)/か(発病高齢者)並びに②前頭葉の機能が正常レベルであるか(正常高齢者)/か(発病高齢者)により、精緻に判定することが出来るのであり、且つ、この判定方法によってしか、正常者であるか/発病者であるかを、精緻に判定することは【不可能】なことなのです(現状では、世界中で、私たち「二段階方式」だけが、為し得ていることなのです)。
※5 (未だに人類最大の難問とされている)『意識』が覚醒した世界に於ける「脳全体の司令塔の役割り」を担っている『前頭葉』の機能も、前頭葉の要の機能である『注意の分配力』の機能も、共に備わっていないマウスやマーモ・セットを研究対象にしていて、憶測と権威だけで、100%誤りの主張内容である(アミロイドβ仮説)を牽引しているのがハーバード大学であり、(アミロイドβ仮説)に盲目的に追随し、(我が国での同仮説の牙城)を形成しているのが、東大、京大、理化学研究所という訳なのです。

(3) 「アミロイドβ仮説」を根拠とした川下対策『介護の予防措置』が、厚労省により制度化される以前は、北海道から九州に跨る全国的規模、452の市町村で、先駆的な活動としての『アルツハイマー型認知症』に対象を特化した活動である『住民参加型の地域予防活動』の実践展開を指導し、顕著な成果を挙げて来ていたのですが、『アミロイドβ仮説』の登場により、(実力でなくて、権威の有無の差異で)負けてしまい、川下対策が制度化されて市町村で全国展開されることとなり、活動の基礎となる「二段階方式の使用許諾契約」の更新も新規導入も無くなり、先駆的な川上対策としての『住民参加型の地域予防活動』が消えて行ってしまった経緯があるのです。
※1 二段階方式の考え方に基づいて、二段階方式の手技を活用した川上対策、『アルツハイマー型認知症に対象を特化した川上対策である住民参加型の地域予防活動』は、将来の研究課題として棚上げされ、川下対策に過ぎない『介護の予防措置』が制度化されて、今日に至っているのです(政府大綱)。
※2  上記措置の結果として、様々な種類が数ある認知症の大半(90%以上)を占めている『アルツハイマー型認知症』の新規発病が野放しにされている為、末期での発病の有無の診断と大ボケの介護とに投入している血税の総額が、23兆円超という天文学的な規模に膨らみ、更に増加する見込みという状態。

&2 アルツハイマー型認知症の発病原因、治療と発病の予防の方法の提示 
(1) 『エイジングライフ研究所』が、過去の活動展開の最盛期に経験した事:
今回の「提言書」で提案するものと同じやり方、私たち「二段階方式」の考え方に基づき、二段階方式の「手技」を活用した「アルツハイマー型認知症」の早期発見と早期治療による回復と症状の更なる進行の抑制並びに『発病自体の予防(発病時期の先送り)』を明確な目的とした「住民参加型の地域予防活動」の実践展開の指導は、当時、厚生省出身の浅野宮城県知事の指示の下に、その時代に、宮城県下の相当数の市町村で実践されたことがあり、並びに、市町村の平成の大合併以前のことなのですが、私たち「二段階方式」の考え方が正しいこと及び手技の有効性についての広報並びに「二段階方式」の導入にかかる財政面からの支援及び実施する地域の拡大を誘導する役割りを、幾つかの「国民健康保険団体連合会」が担っていました。
(2) 更には、平成11~13年度には、「国民健康保険中央会」が「二段階方式」の導入費用及び実務研修会の受講費用を負担する形で、市町村への導入拡大に大きな役割を果たしました。
(3) また、平成12年度には、厚生省(保険局国民健康保険課)の指導により、市町村の国民健康保険担当新任課長を対象とした特別講座が実施されました(講座のタイトルは、「早期痴呆予防活動の推進」)。
(※)それらの様々な公的な機関による導入の試みの中での最も大きな出来事と言えば、1997年頃のことだったと思いますが、厚生省の尾嵜課長に呼ばれて、『二段階方式の考え方と手技に基づく「住民参加型の地域予防活動」を全国的に展開して欲しいこと及び国がそれを全面的に支援する(国として出来ることは、何でもする)』との要請を受けましたが、私たち自身が未だ年齢が若く、私たち自身が追及する『ライフ・スタイルとの関係』で、全国展開をお断りした経緯があります。
    

&3  「アミロイドβ仮説」を筆頭の権威機関の主張は、100%誤り
(1) 権威が発する間違った内容の主張であるアミロイドβ仮説に惑わされ、発病自体が予防出来るものを、予防出来ないと誤解して、与党の一角を担っている公明党の要求もあり、「ボケても安心な社会づくり」に邁進しているのが我が国の現状なのです。このまま発病者が増え続け、介護の費用が増え続けていくと、持続可能な超高齢社会の維持そのものが、(困難となってくる)のです!

(2) 『発病自体の予防』も早期診断による回復も、十分な議論もしない儘棚に上げて(「政府大綱」の第一条)、年々新規発病者の増加が進行している結果、介護が不可欠となる末期の段階である大ボケの段階にまで重症化が進行して行く高齢者の増加を惹き起こしていて、介護保険制度が財政面から破綻するのを回避する為に介護保険の適用を絞っている結果、家族介護に、しわ寄せが行っているのです。
社会保障費の相当部分が、「アルツハイマー型」認知症を発病し、何等の対策が為されない儘に、為す術が何も残されていない『大ボケ』にまで、重症化が進行した高齢者の「介護の費用」並びに『介護の予防措置』の実施関連費用に充てられて居て、『介護の費用及び介護関連の費用』に投入する血税の規模が、単年度ベース(一般会計と特別会計の合計)で13兆円を超える天文学的な規模に達している

(3)発病自体の予防、更には、症状の進行の抑制は、自分なりに前頭葉』が活性化する「生活習慣(但し、食生活は無関係であり、脳の使い方としての意味で言う「生活習慣」であることに留意)を創意工夫して、構築し、継続して実践していくこと(『前頭葉を活性化』させる為には、自助努力が要求される)が、唯一無二の対策となるのです。
※1 但し、そのことが、自助努力の要求になるとして、認知症の人を抱える家族の会の代表者が猛反対し、与党の一角を構成している公明党が悪乗りしているそうなのです(「政府大綱」策定時の議事録)。
自助努力をしていても、何らかの理由で発病し、更には症状が進行して末期の段階である(大ボケ)の段階にまで進行し介護が必要となった高齢者に対しては、「認認介護」や「介護離職」等の弊害を惹き起こしている「家族介護」に頼るのではなくて、『介護保険全面的に対応する社会』を構築すべき。
※2「アルツハイマー型認知症は、廃用症候群に属する老化・廃用型の生活習慣病が正体であり、発病自体の予防が出来る認知症の典型である」にも拘わらず、マウスを研究対象とする憶測が主体の(100%誤りの仮説内容)である【アミロイドベータ仮説】を隠れ蓑にして、理由と目的が不明の公明党の要求もあり、川下対策の出鱈目な政策、23兆円超もの血税を垂れ流しているだけの世紀の愚策(ボケても安心な社会づくり)が制度化されている

(4)『家に籠り、日々ボケーツとした暮らし方で、第二の人生を過ごす』のでは、『何の為の、長生きなのか』を、考えて頂きたいのです。
※1『注意の分配力』の機能が「実行機能」を駆使することに因り、『前頭葉が活性化』する『仕事』(左脳が専管するテーマ)とは無縁の日々の暮らし方となる『第二の人生』では、家の外に出て行き、他人と交わり、共通のテーマを実行して、仕事以外の何等かの「特定のテーマ」を追求して、「評価の物差し」による評価に従い、「注意の分配力」の機能が「実行機能」を駆使して、洞察/推理/シミュレーションする場面が出来るだけ多い「脳の使い方」としての生活習慣を継続して実践することに因り、それら機能の複合機能体である『前頭葉』が活性化する『生き方の追求』が不可欠となるのです。
※2  趣味や遊びや交遊或いは居住する地域の活性化の活動等、ワイワイ・ガヤガヤと楽しく、時間が経つのも忘れて話が出来る場所、『交流の駅』が「発病の予防」に有効なのです。
※3 認知機能の障害を問題とする病気の判定に際して、意識的な世界に於ける脳全体の司令塔の役割を担っている「前頭葉の機能レベル」(正常であるか、異常であるか)の判定が、全く為されていないのが、「アルツハイマー型認知症」の世界的な特殊性
※4 本当の意味での早期の段階、「脳のリハビリ」(前頭葉を含む脳全体が活性化する生活習慣への改善と継続的な実践)により、正常な機能レベルに回復させること【症状が消滅し、治る】が可能である【万一治せなかった場合、少なくとも、症状の更なる進行を抑制することが出来る】「小ボケ」及び/又は「中ボケ」の段階が(見落とされている)のです。
※5『DSM-Ⅳ』の第二要件が規定する内容が正しいと信じている)為に、精神科医は、「小ボケ」や「中ボケ」の段階の存在自体を知らないで、末期の「大ボケ」の段階の症状の発現を(発病の初期症状)だと誤解しているのです。
※6「介護」の仕事に従事している人達も、本態が、廃用症候群に属する老化廃用型の『生活習慣病』であることを知らない。結果、症状の重症化の進行自体が、廃用性の加速度的で異常な機能低下が進行して行くこととなる為、より高度な機能の順番に、即ち、『前頭葉』の機能、左脳、右脳、運動の脳の順番に、衰えが進行して行くことも知らないのです。
※7 末期の段階である「大ボケ」の後期、「DSM—Ⅳ」の第二要件が規定する初期症状(実は、極めて重度の症状)が発現してきていると、「注意の分配力」の機能が、実行機能が、即ち『前頭葉』の機能が、殆ど働かなくなってきているのです。左脳(論理的な思考や言葉の使用など、デジタル情報の処理に特化した機能)の働きが衰えてきてしまっていて、主に、右脳(感情や形や色の認知等のアナログ情報の処理に特化した機能)の機能及び運動の脳(身体を動かすことに特化した機能)の機能とが、僅かに働いている脳の機能レベルに在るのです。
※8 『大ボケ』の『前頭葉』を含む脳全体の機能レベル』を分かり易く表現すれば、『3歳~0歳児』の脳の機能年齢にあるのです。但し、「3歳以下の幼児」と違うのは、何十年間も生きて来たことの残滓が、時々、身体にしみこんでいる言葉の一片や態度が、表面的に出てくるのです。
即ち、「失語、失認、失行(紛い)』の症状が確認される発病高齢者は、 自由意思に基づいた『評価の物差し』(意識の首座=自我)の機能の関与は、全く困難な脳の機能レベルに在るのです。外観からの憶測だけで、判断してはいけないのです。『前頭葉』を含む脳全体の機能が、そのような機能レベルに在る発病者(「大ボケ」の後期の発病者)が、『自分らしく生きていく』ことは最早不可能なことなのです(自分らしいテーマの選択、分析や理解や評価や判断が出来るには、「評価の物差し」、最終的な機能としては、『前頭葉』の機能が正常なレベルに在ることが、不可欠の条件となるのです。
※9 精神科医が発病者と診断する(「大ボケ」の後期)の段階の高齢者達の「前頭葉の機能は、極めて異常なレベルに在る」のです。
※10 『発病高齢者の「意思」を尊重する』対応の要求は、『前頭葉』を含む脳全体の機能レベルという視点を持っていない人達の、独りよがりの主張に過ぎないのです。彼等は、「大ボケ」の段階にある発病者は愚か、「中ボケ」の段階の発病者が、既に我が身に起きている様々な支障(アルツハイマー型認知症の発病の症状)について、『認知及び認識が困難となっている脳の機能レベルに在る』ことを知らないのです!

&4  アルツハイマー型認知症に特化した『発病自体の予防』の国策化
(1) 「アルツハイマー型認知症」は、生活習慣病であることの啓蒙が不可欠:
①「アルツハイマー型認知症」は、『意識』が覚醒した目的的な世界に於ける脳全体の司令塔の役割を担う『前頭葉』を含む脳全体の機能が活性化する(結果として、機能レベルが向上、或いは改善する)「脳の使い方」としての視点/意味で言う『生活習慣』の改善/構築と継続的な実践とにより、発病からの「回復」も、症状の「進行の抑制」も、『発病自体の予防』も、共に可能であると言う考え方を、「住民参加型の地域予防活動」の導入と展開を国策として全国展開することの制度化に因り、各市町村の地域住民に広めることが、必要不可欠。私たち「二段階方式」は、『実務化したシステム』を開発して、実践活動で、高度な有効性及び有益性を実証済みなのです。
※導入先市町村は、『二段階方式』の使用に先立ち、『予防活動の業務』に従事することになる保健師さん全員を、「エイジングライフ研究所」が開催する『実務研修会』に派遣して、「二段階方式」の考え方及び手技について受講させることが、必要不可欠
②「アルツハイマー型認知症の予防講演会」(ボケは、防げる治せる)の開催について、市町村が主催者となること及び【エイジングライフ研究所が講師の派遣】を行うこと;
※ 導入先市町村が、地域単位で『住民参加型の地域予防活動』を推進する為の中核となる活動である『脳イキイキ教室」の新規展開時には、『当該地域の教室』の開設に先立って、「ボケ予防講演会」を開催することが必要不可欠。
③小冊子「アルツハイマー型認知症は防げる治せる」の高齢者世帯への配布:(「アルツハイマー型認知症」発病のメカニズム、回復の可能性と言う視点から「三段階」に区分される類型的症状の指標、発病からの回復及び症状の進行の抑制の為の「脳のリハビリ」の考え方、発病自体を予防する為の「脳を活性化させる生活習慣」の考え方等の「テーマ」について、分かり易く解説したものであり、高齢者が読み返すことにより、「アルツハイマー型認知症」についての『正しい知識』を習得し、「住民参加型の地域予防活動」を開始し、継続させていく上での重要な『基本書』となるものであり、A4判で100ページ);
※ 前半部は、三段階に区分された類型的症状の解説を中心とした「右脳タイプ」用に、後半部は、発病/症状が進行するメカニズム、症状の回復/重症化の進行の抑制/発病自体の予防の方法等について、左脳タイプ用に、図示や脳機能データや絵を挿入して、一般の高齢者向けに、分かり易く解説した内容であり、導入市町村が無償で、高齢者世帯に配布すること;及び
④「脳イキイキ万年カレンダー」(貴方の脳を活性化する)の高齢者世帯への無償配布(「前頭葉」を含む脳全体を活性化させる「テーマの実践」を標語化し解説したものであり、発病の対象となる「第二の人生を生きる高齢者」が、脳を活性化させる自分なりの「生活習慣」を構築し、実践していく上での重要な指針となるもの。
※1 上記書籍を高齢者向けに国費で配布した収入は、後述する「地方の地域の活性化」の為の起死回生策となる『交流の駅舎』の建設と運営並びに地域活性化を伊豆半島、三浦半島、能登半島、島根半島、奥丹後半島、津軽半島、下北半島、渡島半島、知床半島、大隅半島、島原半島等の半島を拠点とした活性化を目的とする『交流拠点』の建設と運営につぎ込む考え:「人が動いて人流が出来れば、金の流れも起きて来る」と言うのが、Tadの算段なのです。
※2 肩書だけの『地方創生大臣』が、何人就任しようとも、何も出来なかった状況に対して、産業の新規誘致ではなくて、ボケの予防(身体が保つ限り、脳も保たせる)為の、前頭葉の活性化を目的とした「高齢者」の人的交流の活発化と付随する金の流れの起爆に因る『地方の地域の活性化』を具体的な形と結果とで、示したいと考えているのです。

(2)  前記の各テーマの実施に対し必要となる『対価』の支払いを国が負担することを制度化すること(包括的な、『二段階方式の使用許諾契約』の締結)。
※1 現状はと言うと、100%誤りの「アミロイドβ仮説」を理論的な根拠とする川下対策、『ボケても安心な社会づくり』の制度化に因る「介護の予防措置及び「介護」並びに「発病のレッテル貼り」にすぎない末期医療(為す術が何も残されていない末期の『大ボケの段階』で発病を見つけて及び単なる対症療法薬(症状の進行を抑制する治療の効能は皆無で、症状の発現の仕方を昂進/又は抑制するだけの薬)の処方に対し、両者の合計総額が、23兆円超もの天文学的な規模となっている上に、新規発病者数が増加する一方の状況が放置されているのです。
※2 与党の一角を担う公明党が、何故なのか「アミロイドβ仮説」を根拠に、川上対策である「発病の予防」措置の国策化の棚上げと川下対策である「ボケても安心な社会づくり」の政策の国策化を要求したのです。

&5 住民参加型の「地域予防活動」の『三つの特色』
(1)  保健師さんに因る一元的な実施管理
「脳イキイキ教室」の運営、「脳のイキイキ度チェック」及び「脳のリハビリ」の指導は、全ての業務について、保健師さんが一元的に実施及び管理することになります。
当該業務は全て、正常高齢者及び小ボケの高齢者だけを対象とした業務の実施となり、『前頭葉』の機能レベルの精緻な判定業務が核心であり、「医師の出番は皆無なのが特徴」。

(2)  『脳イキイキ教室』の設営
①「脳イキイキ教室」は、「アルツハイマー型認知症」の発病自体の予防及び小ボケの段階の改善を明確な目的とし、且つ、月に1回の開催を実践し、居住地域単位で設営します。
②「脳イキイキ教室」に参加する対象者は、「第二の人生」を送っている60歳以上の年齢の高齢者であり、且つ、正常な高齢者(例外的に、小ボケの段階の高齢者)だけが参加できるもの。
※1 「中ボケ」以下の高齢者は、『前頭葉』を含む脳全体の機能レベルという視点から、参加は厳禁となります。
※2  教室に参加する高齢者は全員、教室の開始/閉鎖の時期の「年に2回」の『脳イキイキ度チェック』を受けて、必要な高齢者に対しては、『前頭葉を含む脳全体の機能レベル及び当該本人の生活歴』に見合った内容の『脳のリハビリ』の実践指導を行います。

(3) 『交流の駅』の設営
ⅰ)『左脳の出番』が極めて多くなる仕事とは無縁の第二の人生は、『アルツハイマー型認知症の発病の予防策』となる「前頭葉」を活性化させる生き方(「注意の分配力」の機能が、実行機能を駆使して、洞察、推理、シミュレーションする出番が多い生き方)が、必要不可欠となります。
ⅱ)『前頭葉の機能が、発病の予防の条件である正常なレベル保ち続ける』為には、自分なりに追求する「特定のテーマ」の継続的な遂行が必要不可欠。
※1 家に籠って、ボケ-ッとした暮らし方を継続していると、ボケ(「アルツハイマー型認知症」)の発病が忍び寄ってくる!。
※2「注意の分配力が実行機能を駆使」して、洞察/推理/シミュレーションするには、『デジタル情報の処理を担う左脳の活用」が不可欠なのです!
※3 「第二の人生は仕事とは無縁」の日々であっても、ボケない為には、(言葉/論理/計算/場合分け)の機能を専管的に担う「左脳の活用が不可欠」!
※4  「左脳を使う場面を増やす」には、家の外に出て行き、多くの人達と交流し、「共通のテーマを実行」する場面を、できるだけ多く持つことが不可欠!
ⅲ)ボケない為には家の外に出て行き、出来るだけ大勢の人達と交流して、(洞察、推理、シミュレーション)することが不可欠。その為の『交流の場』を提供するのが、私たち「二段階方式」が提示する『交流の駅舎』の設営。
ⅳ)各『交流の駅舎』には、①パート勤務の女性の専門職を配置して、希望者に対し、『脳のイキイキ度チェック』を実施して、「小ボケ」と判定された高齢者に対しては、同居の家族の同席を得て、『脳のリハビリ』(前頭葉が活性化する生活習慣への改善)の指導に因り、回復又は症状の進行の抑制を目的とした『脳の使い方』としての「生活習慣」の継続的な実践の指導を行うのです。
※1 お年寄りが家に籠って、人と交わることもなく、且つ為すこともなく日々を過ごすのは、『ナイナイ尽くしの単調な生活習慣』(追及する特定のテーマが無く、生き甲斐無く、趣味無く、交遊無く、運動もせず、目標となるものが無い単調な暮らし方=生き方)の継続に直結していて、「アルツハイマー型認知症」を発病するリスクが高くなる大きな要因の一つだから。
※2 出来るだけ小さな単位での「地域コミュニティーの活性化」という政策の実施が、「アルツハイマー型認知症」の発病自体の予防に必要不可欠で、喫緊の課題であり、且つ最善のテーマとなることを政治家及び官僚の皆さん方に指摘しておきたいのです。

&6  女性の専門職の養成と専任保健師の配置が不可欠(車の両輪)
(1)  前頭葉』を含む脳全体の機能が(正常な機能レベルに在る)ことが確認される『高齢者だけが対象となる活動であり、『身体が保つ限り、脳も保たせること』を第一義的な目的としている『脳イキイキ教室』での活動体験は、MCIの準による「物忘れの症状」を判定対象としていて、「介護の予防」を目的とした活動である「認知症カフェ」などにみられるような、単に歌って踊るだけの実践とは、次元が異なる活動なのです。
※ 「小ボケ」は教室に継続して参加することで、正常に改善できるので、例外的に参加を許可します。
(2) 『脳イキイキ教室』で自身が体験した「周りの仲間達と共通のテーマ」の遂行体験と自身の問題点の確認を基礎として、自身が置かれている現在の生活条件に見合った『自分なりに追求する特定のテーマ』を探し、見つけて、自分なりに創意し工夫することに因り、『自分なりに前頭葉が活性化する』生活習慣への改善による新規構築並びにその継続的な実践を「生活習慣化し、自助努力していくことが、廃用症候群に属する老化・廃用型の生活習慣病が本態(正体)である『アルツハイマー型認知症』の発病自体の『予防』(発病時期の先送り)にとって、必要不可欠の条件となるのです。
※1 東大や京大や理化学研究所(利根川進が率いるMIT研究室)等が提示する(アミロイドβ仮説)は、科学的な根拠がなく、憶測ベースの出鱈目な主張内容であり、(そもそも)アミロイドβの蓄積とアルツハイマー型認知症の発病/症状の進行との間には、因果関係自体が存在していない代物
※2 このブログの最初のページで提示してある『MMSE下位項目の項目困難度の指標』と言う脳機能データ=11の下位項目から構成されているMMSEを実施すると、『アルツハイマー型認知症』の発病者である場合は、且つ、その場合に限り、MMSEの下位項目について出来なくなっていく『極めて厳密な順番』が存在していることが確認出来るのです。このデータ一つをとってみても、アミロイドβの蓄積と「アルツハイマー型認知症」の発病/症状の進行との間には、因果関係が存在していないことが、実証されているのです(私たち「二段階方式」は、『アミロイドβの蓄積とアルツハイマー型認知症の発病/症状の進行との間には、因果関係が存在していないこと』を実証出来ている『3種類の精緻で、多数の脳機能データ』を提示出来るのです)
※3 我が国の製薬会社であるエーザイレカネマブは、「服用に因り、発病の早期の段階であれば、症状の進行を2~3年遅らせる効能を有する「治療薬」だとエーザイが強弁しているのですが、実際は、治療薬ではなくて単なる対症療法薬でしかなかったアリセプトと同様に、評価の仕方が杜撰なだけ。
ケアプラン作成の為の手技でしかない「CDR」と言う極めて主観的な評価方法(の援用)に因り、強弁しているような治療の効能は皆無であり、有るのは、脳出血、脳浮腫、脳の萎縮等の(副作用だけが売り物)なのです(製造と販売を厚労省が認可していて、健康保険の適用等「アリセプトの二の舞」を演じることになるのを恐れるのです)。
※4 エーザイは、治療薬の効能は皆無であり、単なる興奮型対症療法薬(服用により、発病者の症状の発現の仕方を単に昂進させるだけの効能しか有していない薬であり、症状の進行を遅らせる効能は皆無)でしかない「アリセプト」で大もうけした過去があるのです!
※5 認知機能の障害の治療薬であると強弁するのなら、意識が覚醒した意識的な世界(目的的な世界)に於ける脳全体の司令塔の役割を担っている『前頭葉』の機能レベルの(廃用性の加速度的で異常な)機能低下の進行を2~3年間遅らせる効能を有していると評価できる脳機能データを、アセチルコリン仮説が開発の根拠理論であるアリセプトについても、アミロイドβ仮説が根拠理論であるレカネマブについても、何故提出しなかったのか(提出出来なかったのか)、エーザイには、説明すべき『社会的責任がある』筈なのです。
※6  (アミロイドβの蓄積とアルツハイマー型認知症の発病/症状の進行との間には、肝心要の『因果関係が存在していない』のです。その程度の事にも無知な輩が、権威だけを傘に着て、有識者会議でレカネマブの製造及び販売に賛成票を投じているのです。
※7 レカネマブの投薬の対象者をMCI(「軽度認知障害」の判定基準と銘打ってはいるものの、実際の中身は、極めて抽象的な記述内容による抽象的な「物忘れの症状」についての判定基準であるに過ぎず、『前頭葉の機能レベル』は、判定の対象外)の基準で選んで、且つ、その対象者の脳内に「アミロイドβの蓄積が確認される人」(エーザイからは、PETで確認することが要求されている)に対して、治療の効能は皆無で/副作用だけが売り物の「レカネマブ」を服用させることとなるのです。
※8  医師(医療機関)は、アミロイドβの蓄積の確認の為に「高額の診断費用が稼げるPETを使用」となれば、喜んで使用して、荒稼ぎすることになる。
※9 アミロイドβの蓄積とアルツハイマー型認知症の発病/症状の進行との間には、『因果関係が存在していない』のです(因果関係が存在していないという意味は、アミロイドβの蓄積を阻害/除去しても、「アルツハイマー型認知症」の発病/症状の進行の予防/抑制は出来ないということなのです!)。
※10 因果関係に無知/無関心な輩が、権威だけを傘に着て、「【食生活】でアミロイドβの蓄積を除去することに因り、アルツハイマー型認知症の発病/症状の進行のリスクを抑制/軽減できる」とする主張は、科学的な根拠が皆無の出鱈目な主張内容なのです(赤ワインを飲む/カレーを食べる/緑茶を飲む)等の努力をしても、発病の予防にも、症状の進行の抑制にも、効果は皆無なのです。

(3) 『脳イキイキ教室』の参加「高齢者」に体験実践して頂くテーマは、参加者に共通するものであり、その体験をベースにして、自分なりに追求する特定のテーマ、自分なりの目標が設定出来て、その計画と実施結果の洞察、推理、シミュレーションが出来て、その計画の過程及び遂行の結果に因り、『注意の分配力』の機能が「実行機能」を駆使する出番が多いことに因り、それら機能の複合機能体である『前頭葉』が、活性化して来て、イキイキと働く機会が多くなって、『自分なり』の楽しさや喜び、時には生き甲斐が得られる『第二の人生』の日々の暮らし方、『脳の使い方』としての『生活習慣』の継続的な実践が、『前頭葉の機能レベルを正常なレベルに保ち続けさせる』ことに因り、廃用症候群に属する老化/廃用型の生活習慣病が本態(正体)である『アルツハイマー型認知症』の発病自体の予防(発病時期の先送り効果)を達成することが出来るということなのです【アミロイドβの蓄積とは、無関係!】。
(4) 上記意味からも、各市町村に於ける『女性の専門職集団』の養成と専任の保健師さんの配置は、『アルツハイマー型認知症の発病者数の劇的な減少』を達成する上で必要不可欠であり、『車の両輪』となるのです。

&7 専門職としての『女性の活躍の場』の創出と『地方の小地域』の活性化
(1) 新規産業の誘致とは無縁の 地方の市町村にとって、「アルツハイマー型認知症」の発病の予防を明確な目的とした「住民参加型の地域予防活動」の全国的な拡大展開は、直接的には、時流に沿った「女性専門職の活用」という時代が要請している「テーマ」に最適、且つ「新規の専門職としての職種」の開発と「女性」の雇用機会の創出及び高齢化と過疎に悩む地方の地域の活性化並びに高齢者の消費活動の活発化により、相当程度の経済価値を生み出すことに寄与するだけでなく、或いはそれ以上の効果として、既に年間23兆円を超える規模に達してしまっている「アルツハイマー型認知症」の「診断費用」(末期の段階での発病の有無の診断及び対症療法薬の投薬)並びに要介護状態の老人(末期段階の「大ボケ」)の増加に伴い増大し続ける「介護費用」に投入する血税の額の劇的な削減にも多大な効果をもたらすことになると期待出来るのです。

(2)『家に籠って、簡単な足し算や引き算、或いは、漢字テストで時間を浪費する生活習慣』を止めて、『家の外に出て行き/住民参加型の地域予防活動」に、積極的に参加して、自分自身の日々の「脳の使い方としての生活習慣」の具体的な行動の改善が達成されることにより、「アルツハイマー型認知症」の発病のリスク自体が大幅に軽減されることとなり、現状で年間23兆円を超える規模の「血税の投入」(診断、投薬及び介護の費用の総額)が、劇的に減少していく好結果を生み出し、更に、趣味や遊びや人付き合いや地域活動と言う「テーマ」について、生き生きとした活発な日常生活行動が生活習慣化されることにより、高齢者に因る『消費活動にも貢献する』ことが期待出来るようになるのです。
※1 上述のように、「前頭葉」を含む脳全体の廃用性の加速度的で異常な機能低下を本質とする「アルツハイマー型認知症」の場合、発病する対象者は、『第二の人生を生きる』60歳を超える年齢の「高齢者だけ」なのです。
※2 『働き盛りの50歳代で、「アルツハイマー型認知症」を発病する人達が増えてきている』というNHK報道は、全くの誤り。≪若年性≫という枕詞は、「生まれつき特定の遺伝子の異常が確認される人達」だけを対象に発病する「アルツハイマー病」というタイプの認知症に特有のものなのです。
※3  認知症の診断が専門である精神科医は、(為す術が、何も残されていなくて、介護するだけの)『大ボケの段階で初めて発病と診断している』のです。
介護保険費用のとめどない増大支出に不安を抱いて、家族介護の方向に舵が切られつつありますが、「大ボケ」の段階にあるお年寄りを「家族が介護する」制度下では、介護する側の家族自身も共倒れして、介護側の家族の人達の人生自体が失われていくことになります(「介護離職」の社会現象化が放置された儘なのです!)。
※4 「アルツハイマー型認知症」の『川上対策の制度化』、発病の「予防」と早期診断による「回復」を目的とする「住民参加型の地域予防活動」の全国展開を制度化することで、新規発病者は劇的に減少することとなり、末期の段階である「大ボケ」に対する「家族介護」の必要性は、連動して激減することになるのです。
※5「大ボケ」の段階の高齢者こそ、『家族介護』に頼るのではなくて、「介護保険」で全面的に対応できる体制を構築すべきなのです。
 
(3) 「アルツハイマー型認知症」は、基本に脳の正常老化という条件が存在するので(「生活習慣」の内容の如何に関わらず生じてくるものであり、「前頭葉」機能の加齢に伴う老化現象であって、私たち「二段階方式」は「正常老化」の性質と名付けています=「発病の第一の要因」)、何等の対策を講じないままでいると、高齢になるに従って「アルツハイマー型認知症」を発症するリスクが更に高くなっていくのです。何かを「キッカケ」にして(周りから見れば、ほんの些細な出来事でも、本人にとって意欲を喪失させるような出来事であれば)、廃用性の異常な機能低下をもたらす原因となるナイナイ尽くしの「単調な生活習慣」が始まることになるのです(「発病の第二の要因」)。

(4) 「前頭葉」を含む脳全体の機能レベルの精緻な判定、「アルツハイマー型認知症」の発病の有無の判定及び私たち「二段階方式」が回復/症状の進行の抑制の可能性の有無及び程度と言う視点から区分する「三段階の類型的症状」の判定並びに、「小ボケ」は正常なレベルに回復させる為/「中ボケ」は症状の更なる進行の抑制の為の『脳の使い方としての生活習慣』の改善と継続的な実践(「脳のリハビリ」)の指導を実施すると共に、「前頭葉」を含む脳全体の機能レベルの活性化/改善を目的とした『生活改善』体験をテーマとする「短期滞在型の体験ツアー」事業を、特定市町村での、『先駆的な事業』として試験的に実施してみることを提言したいのです。
地域の活性化、地方の活性化にとって、この「テーマ」の実施は、極めて多大な貢献が期待できるのです。

&8   その他
(1)「地域予防活動」の展開を社会的な基盤に:
私たちが送るべき(仕事とは無縁の日々の暮らし方)となる「第二の人生」とは、そも、どのようなものであるべきなのか。
※1 家に籠って、(漢字ドリルに励んだり、簡単な足し算や引き算をして)日々を暮らして、お迎えが来る日まで、ひそやかに生きていくべきなのか、或いは、「アルツハイマー型認知症」を発病して介護して貰う為の費用を蓄えるが為に、趣味も遊びも交遊の機会も極力控えて、ただ倹約し、節約し、マスコミが警鐘であるかのごとくに打ち鳴らす「一人当たり2000万円」とかの貯蓄に励むべきものなのか。
※2 「左脳」が主役となる仕事と言うテーマからは無縁な日々となろうとも、私たちの第二の人生は、(言葉計算論理場合分けというデジタル情報の処理)を担っている『左脳』の出番が必要不可欠となる脳機能構造をしているのです。
※3 その上で、(『前頭葉」の機能を正常なレベルに保ち続ける)為の補完的な機能である「右脳」と「運動の脳」とを精一杯活躍させ、自分なりに『第二の人生』を楽しむ日々を送るのです。

(2)「第一の人生」では、「左脳」が主役となる「仕事」というテーマが日々の生活を送る上で、「前頭葉」を含む脳全体を活用し、活性化させてくれていたのですが、「第二の人生」では、日々の暮らし方が仕事とは無縁の生活になります。
※1 仕事とは無縁の日々の暮らし方であっても、「左脳の出番が少ない暮らし方」では、ボケ(『アルツハイマー型認知症』)の発病を予防/回避することは、極めて困難なのです。
※2 意識が覚醒した世界、目的的な世界における脳全体の司令塔の役割を担う『前頭葉』の機能が活性化する為には、『注意の分配力の機能が、実行機能を駆使して、わが身が置かれている状況を分析し、理解して、為すべきテーマを発想し、目標を設定して、実行の計画を立て、実行結果を洞察/推理/シミュレーションして、最終的な実行内容を選択し、実行の決断をして、脳の各部に実行の指令を出す場面』が、必要不可欠の条件。
※3「第二の人生」を送っている高齢者にとっては、「右脳」も「運動の脳」も参加させられる「テーマ」、「趣味や遊びや人付き合いや運動、或いは、地域興し等の社会活動」という「テーマ」の中で、自分なりに興味があるものを選んで、自分なりの「目標」を設定し、それを日々の生活の中に組み込んで、脳の使い方としての「生活習慣」として実践していくことにより、自分なりの「楽しみ」や「喜び」や「感動」や「生き甲斐」が得られ、意欲が湧いてくる日々を送り、「第二の人生」を完走して頂きたいのです。
(3) 「 アルツハイマー型認知症」を発病することになるか/ならないか、それは、「第二の人生」を生きる高齢者である貴方の生き方、日々の脳の使い方としての「生活習慣」の在り方が、決め手になるのです。
何の為に、どのような第二の人生を生きるのか。何のテーマをもってどのような目標の下に、日々の「生活習慣」を組み立てて、生きていこうというのか。
あなた自身のこれまでの/これからの「生き方」を、根本的に見直して頂きたいのです。
(4) 発病自体の予防にも、早期診断による回復にも蓋をして、蛇口を開きっぱなしにした状態で、「失語や失認や失行(紛い)の症状」など、末期の段階の「大ボケ」の後期の段階の症状(30点が満点であるMMSEの得点が一桁にならないと発現が確認されることが無い、極めて重度の症状なのです)の確認を要求している米国精神医学会の診断規定『DSM-Ⅳ』を診断基準にして、「アルツハイマー型認知症」の発病の有無の診断が行われているのが医療現場の実態なのです。
言い換えると、為す術が何も残されていない末期の段階で/発病を見つけて、症状の進行を抑制する効能が皆無の対症療法薬薬を処方しているのです。
その診断、投薬及び「介護」のための年間の血税の投入総額は、23兆円を超えるところまで来てしまっているのです。

(5) 認知症の大多数、90%以上を占めている「アルツハイマー型認知症」というタイプの認知症の本態(正体)は、「廃用症候群」に属する老化・廃用型の単なる「生活習慣病」なのであり、一部の学者達が主張している「仮説」である「アミロイドβやタウ・タンパク」の蓄積が、発病の原因ではないのです。※「失語や失認や失行(紛い)の症状」が発現してくる(「DSM-Ⅳ」が確認を要求する「第ニの要件」の誤りの規定内容)「末期の段階」に目を向けている限り、何時まで経っても「アルツハイマー型認知症」というタイプの認知症の発病のメカニズムを究明することは、あり得ないことなのです。

注)本著作物(Iー12に記載され表現された内容)に係る著作権は、(有)エイジングライフ研究所に帰属しています。



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