※ 上記は、私たち「二段階方式」が考える(浜松医療センター脳外科でのアルツハイマー型認知症の発病患者の診察での前頭葉を含む脳全体の機能レベル及び当該機能レベルに厳密にリンクした症状並びにその基盤に在る脳の使い方としての「生活習慣」の生活歴の精緻な確認業務の実体験を基礎とする3000例を超えるKinukoの実体験実務を基本にして、Tadが、「前頭葉」を含む脳全体の機能レベルに厳密にリンクした症状並びに14689例の発病患者の「脳機能データ」の解析結果が示す3種類の「脳機能データ」と整合する形で、更には、『Tad自身の脳の働き』による確認を基礎)『意識の機能構造モデル図』です。
『アルツハイマー型認知症』の発病と意識(の機能構造)との関係については、このブログの「G-02-その2」及び「G-02-その3」の詳細な解説を読んでみて下さい。
(2) 「AD型認知症」の発病者の症状は、「前頭葉」を含む脳全体の機能レベルに厳密にリンクした(小ボケ/中ボケ/大ボケ)の三段階に区分される「類型的症状」が発現してくるのが特徴です(なお、『前頭葉』という機能は、「意識」が覚醒した目的的な世界に於ける「脳全体の司令塔の役割」を担っていることに留意する)。
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(3) 「AD型認知症」の発病者は(且つ、発病者である場合に限り)、MMSEのテスト結果について、「出来なくなっていく(厳密な順番が存在する)ことが確認できている」のです。私たち二段階方式が独自に、世界で初めて解明したものであり、『MMSE下位項目の項目困難度の指標』として、実務化しています(「AD型認知症」の発病者であることの客観的な確認作業)。
ⅰ)
(プロローグ)
様々な種類が数ある認知症のうちの大多数、90%以上の割合を占めていながら、世界中の権威とされる機関や人たちから異口同音に、『発病の原因が分からないし、症状の重症化の進行を抑制できないし、一旦発病したら症状を治すことが出来ないし、発病自体の予防が困難なタイプの認知症である』と言われ続けていて、発病の原因については、単なる憶測の類でしかない「アミロイドベータ仮説が世界的に通説の地位に在る3種類(通説であるアミロイドベータ仮説、対抗馬であり少数説であるタウ蛋白仮説及び異説であるアセチルコリン仮説)等の仮説が提示されているだけの『アルツハイマー型認知症』は、未だに人類最大の難問とされている『意識』が関わるタイプの認知症なのです。
※ それらの憶測の類でしかない説(主張内容)が『未だに仮説として扱われている』のは、いづれの仮説も、アルツハイマー型認知症の発病/症状の進行との間に存在するべき因果関係(原因と結果の関係)について、今日現在も猶、実証が出来ていない為なのです。
世界中の権威とされる機関や専門家達は、そのことにも気づかないでいて、「意識」という脳の機能構造が備わっていない(複合機能体である「前頭葉」の機能も、『注意の分配力』の機能も備わっていない)マウス(齧歯類)とか、マーモ・セット(哺乳類)とかの動物の行動を研究していて、それが、『誤った場所を、誤った方法で、単に深く掘っているだけ』ということにも気づいていないのです。
『意識』は、人類最大の難問と言われ続けているものなのですが、最近では、『アルツハイマー型認知症は、人類最大の不思議な病気』と言われるようになっているのです。その二つの難問に挑戦してきて、私たち『二段階方式』が解き明かしてきた知見の概要を、東日本大震災の翌年、以降の単調な生活習慣の継続が予想される状況から、(被災高齢者達の間で、アルツハイマー型認知症の発病者が大幅に増加する予測により、世の中に対し警鐘を鳴らせる意味と目的で、2012年の3月以降このブログで、(世の為、人の為に)無料で公開してきているのです(累積の総字数が、600万字超え)。
&1 発病の原因は、『廃用性の機能低下の進行』に過ぎないのです
『二段階方式の考え方及び二段階方式の手技の活用によるアルツハイマー型認知症に特化した、早期診断による回復、症状の重症化の進行の抑制による介護の予防、更には、発病自体の予防を明確な目的とした住民参加型の「地域予防活動」の国策化による全国展開』を実現し、『アルツハイマー型認知症』の発病の対象者となる高齢者(老年発症が特徴)『第二の人生を送る高齢者達が、身体がもつ限り、出来るだけ脳も持たせて』、この我が国日本で世界に先駆けて、『持続可能な超高齢社会』を実現させたいと考えているのです。我が国の地方の隅々にまで、『二段階方式』の考え方を浸透させていく考えなのです。
アルツハイマー型認知症の発病原因に関する『DSM-Ⅳ』の規定の第一要件の内容も、「3つの仮説」の内容も、共に重大な誤りの内容なのです。
何度もこのブログで問題提起し説明してきているように、『アルツハイマー型認知症の本態は、「廃用症候群に属する老化・廃用型の生活習慣病」に過ぎない』のであり、『発病自体の予防が出来たり、症状を治すことが出来たり、症状の進行を抑制できたりすることが出来る効能を有する薬が開発されることは、発病のメカニズムに照らして、未来永劫有り得ないこと』なのです。
発病を予防するにも、症状を治すにも、重症化の進行を抑制するにも、『第二の人生を送る上で展開し、継続される「脳の使い方」としての生活習慣』だけがKey条件となるのです。
ハーバード大学を筆頭にした、世界中の権威とされる機関の重大な誤りを、理論面だけでなく、実際の活動面で顕著な成果を実現して、正していきたいと考えているのです(岸田政権=岸田首相の懐刀)に対する「3つのPRJ」の実施の提案に対して、未だに何等の回答も無い状態)。
&2 「アルツハイマー型認知症」は、人間だけに特有な『意識』が関わるタイプの認知症なのです
今回は、『意識の機能構造図』を提示して、世の中に問題提起し、アルツハイマー型認知症の発病との関係について、Keyとなる原因要因及び条件を提示し、説明したいと考えるのです。
『アルツハイマー型認知症』を発病して、「DSM -Ⅳ」の第一要件が確認を要求する失語や失認や失行〔と第一要件は規定している。但し、本来の失語、失行、失認は、器質的な発病原因が正体であり、ナイナイ尽くしの単調な生活習慣(食生活や糖尿病の発病とは無関係)であり、器質的な原因とは無関係の「脳の使い方」としての『生活習慣』の要因が発病/症状の進行を惹き起こす唯一の要因であるとの意味で言う『廃用症候群』であるに過ぎない『アルツハイマー型認知症』の症状であるので、正しくは、失語紛い、失認紛い、失行紛いの症状と規定すべきもの〕の症状が確認される段階、末期の段階である「大ボケ」の後期の段階にまで症状が進行した「高齢者」達の死後の「脳の解剖所見」に確認されるもの、(老人斑の沈着や神経原線維変化)に着目しただけの仮説、中でも、通説である「アミロイドベータ仮説」やタウタンパク仮説、「重大な誤りの主張内容」であるそれらの仮説が、未だに、大手を振ってまかり通っているその世界を根本から覆してやりたいと考えているのです。
それが、政府に提案を考えている「3つのPRJ」(二段階方式の主張内容が正しくて、有効で、有益であることの検証PRJ, 手技や実施マニュアルの標準化PRJ, 導入市町村の拡大展開PRJ)なのです。
Tad手作りの日本ミツバチ用の巣箱
&3 「アミロイドベータ仮説」は、100%誤りであり、『世の中を惑わすだけ』のものなのです
(1) 抗アミロイドβ抗体(アミロイドβを標的とする抗体)を投与することにより、脳内のアミロイドβが除去され、老人斑の沈着が阻害されようとも、アルツハイマー型認知症の発病の予防に対しても、症状の重症化の進行の抑制に対しても、何等の効能が確認されることには、絶対にならないのです。
(3) 私たち「二段階方式」は、アミロイドベータ仮説が主張する発病のメカニズム(アミロイドベータの蓄積により生成される老人斑がもつ毒性が、情報を連絡する神経細胞の大量死を惹き起こすことに因る記憶障害に起因して、アルツハイマーガタ認知症を発病し、症状が進行するとの憶測に基づいただけの仮説)は、100%誤りであり、(アミロイドベータの蓄積とアルツハイマー型認知症の発病/症状の進行との間には、因果関係自体が存在していないことを完璧に実証できている発病患者の「3種類の精緻な脳機能データ」を何時でも提示できるのです=G00ブログ上で公開済み)。
(1) 発病のメカニズムに鑑みて、アルツハイマー型認知症の発病を予防出来たり、症状を治せたり、症状の重症化が進行するのを抑制できたりする「効能」がある薬、「治療薬」が開発されることは、未来永劫有り得ないことなのです。
(2)エーザイが、アセチルコリン仮説を根拠に開発し、製造し、販売している「アリセプト」は、症状の発現の仕方を昂進させる効能でしかない単なる『興奮型の対症療法薬』に過ぎず(フランスでは、健康保険の適用対象外の扱いを受けている)、更には、エーザイがアミロイドベータ仮説を根拠に開発した開発した『アデュカヌマブ』(EUでは、治療の効能が確認できないとして、申請が棄却された。我が国では、継続審議とされている)も、東大が開発研究中とされる『光酸素化法』も、両者は共に、「アミロイドベータ仮説」が正しいものとする前提に立脚したものであり、早晩、効能が否定されることになる筈のものなのです(CDRなどという主観的な基準に基づく主観的な観察結果を単に数値化するだけの杜撰な基準を、治療薬と強弁する薬の効能の評価に転用したエーザイの今回の態度は、反社会的というしかないのです)。
私たち人間だけに特有な世界である『 意識的な世界』に於ける「脳全体の司令塔の役割り」を担っている要の機能である『前頭葉』の働き方に関わる薬でありながら、効能の評価方法があまりに杜撰で、悪質である上に、『脳浮腫、脳出血、脳の萎縮』などの副作用が相当高い割合での発症が申告(自白)されているなど、『もってのほかのこと』と考えるのです。
本著作物「G-02ーその1」に掲載され、記載され、表現された内容に係る著作権は、(有)エイジングライフ研究所に帰属しています。このブログ中の内容の一部を引用する際は、必ず、著作権法の規定に則って引用してくださるようお願いします(特に、医学会に身を置く人達に、お願いします)。
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