脚本 橋部敦子
演出 石川淳一:植田泰史
主題歌 常套句/Mr.Children
出演 生田斗真/真木よう子/桐谷健太/香椎由宇/柄本佑/木村文乃/国仲涼子
高知県・四万十川を舞台に、等身大の若者たちを描く群像ドラマ。いわゆる就職氷河期世代を指す、ロストジェネレーションこと“ロスジェネ(さまよえる世代)”。働き口がない、自分の居場所が見つからない、将来に夢も希望も持てない…日本のリアルな現実を背負ったロスジェネど真ん中の男女7人が、四万十川の大自然を前にして自らの希望や夢、秘密と向き合っていく。
第2話 「オレの人生、花開く瞬間は ありますか?」
欣治(ミッキー・カーチス)が転んで動けなくなり、丈太郎(生田斗真)は稲刈りを引き受ける。欣治は丈太郎が付き添った病院で、‘四番ピッチャー松本弘樹’(柄本佑)を見つけ、大興奮。県大会の決勝で敗れはしたものの「四万十のヒーローだ」と聞かされた丈太郎は、少年野球のコーチの代役を探していると告げるが断られてしまう。一方、彩花(香椎由宇)とデートの約束をして舞い上がる丈太郎を、かほり(真木よう子)はからかう。。
今回は一人暮らしの欣治がなぜか執心する、元地元の高校野球のヒーロー松本弘樹(柄本佑)をめぐるお話。
順一から、少年野球チームのコーチが負傷したと聞いていた丈太郎は、弘樹に臨時のコーチを頼むが断られる。
かほりの同級生だと知って彼女からも頼んでくれるように言っても、
順一(桐谷健太)も無理だといい、結局彩花とのデートが少年野球チームの練習に付き合うことになるが、
彩花も一緒だという事で嬉しい丈太郎。
そこに、実は彩花と同棲している弘樹が通りかかり、
またしてもしつこく練習をみてくれと頼むが、彼の挑発にも乗らず弘樹が去ろうとしていた時に
外野が接触しけが人が出てしまい、かほりが呼ばれる…。
今回は、熱心というよりしつこいと感じてしまった丈太郎のコーチへのお願い。
あそこまで頑なに断るのを不審に思わない描き方にイラッとしました。
そのしつこさは、今までの人生で、ナニカで脚光を浴びた事がない丈太郎が
地元の人たちの記憶に残る活躍をしていた弘樹が羨ましかったからでしたが、
結局、彼がなぜ野球から遠ざかろうとしているのかは明かされないまま。
でも、丈太郎の素直さと、欣治を思う気持ちに動かされた弘樹は、
初対面では握る事がなかった欣治の手をしっかり握り返す事ができました。
その弘樹と同棲しながら、いともあっさり丈太郎と付き合う彩花は、
どこか何かが欠落しているように思えるし、
幸せなはずのかほりの姉の、ヒトには見せない精神不安の原因とか、
なんか、明るいのは丈太郎だけって気がしてきました、、
一度は花開いた弘樹の、人生を投げているよな日々と
まだ、この先に花開く時がくると信じる丈太郎の帰り道、見つけたものは――
という、まだまだプロローグの段階という感じの今回でしたが、
いくら田舎であっても、何かというと全員集合みたいなのはやっぱりわざとらしい。
メインのうち3人が病院勤務ということもあるのでしょうが、
この先もずっと老人を絡めた病気、怪我ネタというのはカンベンして欲しいな~。
。
ちょっと大人になった「白線流し」のような感じで
スタートの雰囲気はよかったのですが、
老人=病院という図式は、メインの3人が病院勤務というので
なんか濃厚ですね・・。
私はもともと、このドラマの主要女優陣が全員苦手なので、
このドラマで克服できるかな~と期待もあったのですが
やはり3話の展開次第では私も脱落しそうです~。
群像劇って、やはり人物の書き込みが、限られた時間の中で分散するし、
やっぱりなんか難しいデス。
あ~~~~同感です!!!!
初回の空気感が「白線流し」っぽくて
いいなあ~と思ってましたが、
この2話で少しトーンダウンです。
来週の展開がラストまで見るかどうかの
ネックになりそう。