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原題 LOST IN TIME了/忘不了
製作年度 2003年
製作国・地域 香港
上映時間 108分
監督 イー・トンシン
音楽 ピーター・カム
出演 セシリア・チャン/ラウ・チンワン/原島大地/ルイス・クー
シウワイ(セシリア・チャン)の婚約者マン(ルイス・クー)は、香港の庶民の足として親しまれているミニバスの運転手。ある日、そのマンが突然の事故で死んでしまう。悲嘆に暮れるシウワイだったが、マンの連れ子のロロ(原島大地)を見捨てるわけにもいかず、自分の手で育てる決心をする。彼女はミニバスを修理して運転手として働き出すものの、慣れない仕事で思い通りに行くわけもなく、生活は困難を極める。そんなシウワイを見かねて、マンの同僚だったファイ(ラウ・チンワン)が手を差しのべる。いつしかファイに心の安らぎを感じ始めるシウワイだったが、気丈でありたいとつい意地を張ってしまう…
コチラは昨年のDVD鑑賞ながら、アップができずにいた作品。
2003年の製作ですから携帯電話も重要なツールとして使われていますが、
このミニバスがレトロな旧式の日本製だったり、
そのシステムが組合があるとはいえ乗客にとっては忙しい、面白いシステムだったりと、
香港ならではの古さと新しさが混在していて面白く、暗くなりがちのテーマにもかかわらず最後まで引き込まれました
結婚目前のデートの前の幸せなシウワイは、
一転、マンとの思い出とロロ以外、何も無い現実に突き落とされる。
新居も決まっていたし、なにより彼の一番大事なロロを養っていかなければならない現実―。
心に大きな痛手を負ったまま、もともとが勝気で意固地なところのあるシウワイの痛々しい奮闘の日々が展開されていく。
もがけばもがくほど事態は上手くいかず、シウワイの意地っ張りにも拍車がかかっていく。
そんな彼女にただ一人、指南役が現れるが、このオトナの男も訳ありで、、、
婚約者を失い、その子供を引き取り、彼との幸せな思い出にしがみ付きながら必死に今日を生きる姿に胸がしめつけられます。
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過去を抱えながら、今日という現実と奮闘する意固地な女と無骨なワケあり男。
彼らの真ん中に、いつもあどけないロロ―。
永遠なんてない。あるのは生きていく現実。
――そして、そこにある手…。
ありふれたテーマであるけれど、
ラブストーリーというより、心の傷の痛みに耐えながら、生きていくことを学んでいく、
一人の女性の成長物語という印象。
派手さは欠片もないけれど、香港映画らしい生命力を感じる作品でした
製作年度 2003年
製作国・地域 香港
上映時間 108分
監督 イー・トンシン
音楽 ピーター・カム
出演 セシリア・チャン/ラウ・チンワン/原島大地/ルイス・クー
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コチラは昨年のDVD鑑賞ながら、アップができずにいた作品。
2003年の製作ですから携帯電話も重要なツールとして使われていますが、
このミニバスがレトロな旧式の日本製だったり、
そのシステムが組合があるとはいえ乗客にとっては忙しい、面白いシステムだったりと、
香港ならではの古さと新しさが混在していて面白く、暗くなりがちのテーマにもかかわらず最後まで引き込まれました
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結婚目前のデートの前の幸せなシウワイは、
一転、マンとの思い出とロロ以外、何も無い現実に突き落とされる。
新居も決まっていたし、なにより彼の一番大事なロロを養っていかなければならない現実―。
心に大きな痛手を負ったまま、もともとが勝気で意固地なところのあるシウワイの痛々しい奮闘の日々が展開されていく。
もがけばもがくほど事態は上手くいかず、シウワイの意地っ張りにも拍車がかかっていく。
そんな彼女にただ一人、指南役が現れるが、このオトナの男も訳ありで、、、
婚約者を失い、その子供を引き取り、彼との幸せな思い出にしがみ付きながら必死に今日を生きる姿に胸がしめつけられます。
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過去を抱えながら、今日という現実と奮闘する意固地な女と無骨なワケあり男。
彼らの真ん中に、いつもあどけないロロ―。
永遠なんてない。あるのは生きていく現実。
――そして、そこにある手…。
ありふれたテーマであるけれど、
ラブストーリーというより、心の傷の痛みに耐えながら、生きていくことを学んでいく、
一人の女性の成長物語という印象。
派手さは欠片もないけれど、香港映画らしい生命力を感じる作品でした
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TB,どうもありがとう♪
セシリア、お好きなんですね♪
お相手としてはルイス・クーの方が断然好みでしたが、
こういう香港のラブストーリー、結構好きです
セシリアの歌う主題歌もよかったですね
ラブを絡めたアクションものでした。
意外とラブストーリーは見てないかも知れません。
金城くんが恭子ちゃんと共演したのをきっかけに、
また観だしたんですよ~。
だから、ラブストーリーも殆ど武君の作品だったです
↑で話題になった「つきせぬ想い」も実は観たいと思って観れていないものの一つです。
こういう男女、どちらの心理も上手く描かれているのはいいですよね
なので、いつもスクリーンから感じられる生活の息吹を、
どこか懐かしいような人間関係を、
求めているのでしょうか。
この作品も、貧しくても誰かが誰かを見つめ、支えあって厳しい現実を生きていく、パワーを感じる作品でした。
先日、中国の、行列ができるバスの美人運転手さんの話題がニュースで流れました(笑)
でも、こういう熾烈なミニバスではなかったです(笑)
さすがアンディへの愛を感じますね
1日になるべくたくさん観ようと思ったら、時間的なこともあるし、
やはり同じ監督作品なら、アンディを選ぶでしょうね!
教えて下さった「プロテージ/偽りの絆」探してみましたが
見つけられませんでした
本当に、、、中華圏の映画って、少ないんですよー。
大作であっても1,2本しか置いてない有様。「三国志」もレンタル中だった
これより10年ほど前の「つきせぬ想い」ですね。
sabunoriさんのところにはクミコさんのオススメの『変面(ヘンメン)』もレビューがあるんですよ。
もう一度、DVDで観てからこの記事にお邪魔しようと思っています」
わーい、セシリアの映画!
これ劇場で当時みましたよ~
オールドボーイのおっさんとのいいお話でした(笑)
セシリアは結婚してすっかり出なくなっちゃったけどいい映画にいっぱい出てるからまた復帰して欲しいなぁって願ってます★
トラックバック&コメントありがとうございました。(*^-^*
香港映画と言えばアクションのイメージが強いけど、
香港映画は意外とラブストーリーに秀作が多いですよね。
この作品は劇的な展開はなく地味ではあったけど、
庶民の生活に根付いた物語が良かったですね。
この作品、おっしゃる通り目新しいテーマではないけれど1人の女性の挫折から成長をキッチリ描いた好感の持てる作品でしたね。
ミニバスは香港らしい乗り物の1つですね。
自分で主張しないと乗ったり降りたりできないので初めて乗ったら外人(特に日本人)は面食らうかもしれません。
そして確実に言えるのは・・・ミニバスにマンのようにステキな運ちゃんはいない!というコト。(笑)
↑でクミコさんがおっしゃっているこの作品と同タイトルの映画は「尽きせぬ想い」という香港映画だと思います♪
コレはイー・トンシン監督作なんですね。
去年の春に「イー・トンシン映画祭」が東京であった時上京したので、彼の色々な作品観たかったんです~でもアンディのばかり観てて
これも見逃しました。
イー監督らしい繊細な作品のようですね~~~。人間模様を描くのも上手い方なので・・きっとステキな映画だろうなぁ。
今度観てみますね~。
その時観たアンディの『プロテージ/偽りの絆(原題:門徒)』も素晴らしかったの~。
麻薬王のお話なんだけど・・・
ラウ・チンワンさんはアンディ映画、いっぱ~い出てるおなじみさんなんです(笑)
それなのに素早いTBを有難うございました!
って、miyuちゃんったら面白過ぎ~~
怒ってむくれてばかりのセシリアだったけど、
なんか母親目線で応援していたわ
でも、なんかバスの映画!みたいに記憶してます(´▽`*)アハハ
そうそう香港のバスってそうゆうシステム?
みたいに思ったのは覚えてます~!