SIDEWALK TALK

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晩夏の餃子

2012-09-05 14:58:10 | まち歩き
Jiaozi3ホントのところ、季節は関係ない。
僕は、何だかんだいって、月に3~4日は餃子を食べてると思う。
もちろん好物だからだけど、
福岡での仕事のルートに「ぎょうざの丸岡」の支店があって、
つい買ってしまうんだよな。


ここの餃子は10個単位で買えるんだけど、
後先考えずに、いつも30個 or 40個買ってしまう。
わが家は嫁さんと二人暮らしだし、生餃子で賞味期限も短いから、
一度買うと最低でも2日連続で食べるハメになる。


月に3~4日と前述したけど、下手すりゃ週2日ペースで、
月に8日のケースもある。
それでも懲りずに買ってくるのも、
嫁さんが餃子三昧地獄にクレームをいわないのも、
ここの餃子の美味しさ故なんだろうな。


ということで、昨夜に引き続き、今夜も餃子。
焼餃子以外に蒸しも鍋も水餃子もありなんだけど、
夏は汗をかきかき、ビール片手に焼餃子。
これに尽きるよな!


火曜日の夜、水曜日の朝

2012-08-29 15:47:32 | まち歩き
Chuchu昨夜は「ジンギス会」という名の不定期飲み会に参加。
かれこれ1年ぶりの開催だった。


気が置けない友だちとの飲み会、
とりわけ JC の仲間とのそれは格別だ。
オッサンになっても、輝き続けるフリーダム。
楽しかったな。


はしゃぎすぎたんだろう。
何時に帰ったのか、まったく覚えてない。
寝不足、胸やけ、胃もたれ、喉ガラガラ、関節痛...
当然のごとく、今朝は The 二日酔い。
ま、これは払うべき代償かな?


あまりにも楽しかったんで、秋ごろにまたやろうみたいな話がでたんだけど、
秋ってすぐじゃん、てことで、次回は年末にやることになった。
それでもオッサンになると時間の流れも速いから、あっという間だろう。


P.S. ジンギス会といっても、ジンギスカンを食べる会じゃありません。


夜のメリーゴーランド

2012-07-16 08:40:33 | まち歩き
Merry_go_round嫁さんが回転寿司にいこうというので、
近所にできたチェーン店に歩いて出かけた。


僕は、回転寿司というものにほとんどいったことがない。
うろ覚えだが、最後に入店したのは20年ちかく前じゃないだろうか?
金持ちぶってるわけじゃなく、飲んべえの僕にとって、
酒の肴としていきなり米を食べるというのは、どうも抵抗があるからだ。


疲れたし、正直、後悔した。
TV では今どきの回転寿司のネタはかなり美味しいというが、
当たり前だけど、大したことはなかった。
ま、一皿(2貫)100円という金額だから、
通常のお寿司屋さんと比較するのは酷だし、
どちらも姿は寿司の形状をしているけど、別モノといっていい。
酷評してるようだけど、それなりに美味しかった。


後悔の理由は、味じゃない。
店内のざわざわ感というか、喧噪に辟易した。


僕が食事処を選ぶ基準は、味以前に居心地重視。
入店から着席まで1時間待ち、飲み物セルフサービス、パチンコ屋並の喧噪、
とても食事をするような環境じゃない。


とはいえ、これは僕の負け惜しだ。
お子さん連れの家族のほとんどは、その長い待ち時間も会話で楽しんでいたし、
例の喧噪も幸せな家族の賑わいの結晶体なんだよな。
そんな前向き家族にとって、回転寿司のコンベアは、
さしずめ遊園地の回転木馬みたいなものなんだろう。


お会計をすると、さすがに安い。
けど、満腹にはなったけど、満足感はなかった。
夜のメリーゴーランドでゴールデンリングをつかめなかった僕は、
帰宅後、淡い自嘲を噛みしめながら、缶ビールの栓を開けた。


ビアンカナーベ

2012-02-11 23:06:49 | まち歩き
Pizza2ひさしぶりの連休だから、
今日は昼間っからワインを飲みにいこうときめていた。
あさ起きて、HDDに録っていた映画を1本みて、
会社で見積もりをして、
昼過ぎに嫁さんとイタリアンレストランに出かけた。


僕はワインさえ飲めればいいんだから、オーダーは嫁に任せた。
「タコのカルパッチョ」
「エスカルゴのガーリックバター」
「ワタリガニのトマトクリームパスタ」
とりあえず、これだけ - 昼飯にしては多すぎる量 - をオーダー。
そして、トドメにビアンカナーベというピザをたのんだ。


僕は、このピザを知らなかった。
シンプルなピザで、
モッツァレラチーズにルッコラと生ハムがのっていた。
僕は基本、気取った生ハムなんかよりも、
ふつうのロースハムの方が好きだ。
それも、マヨをたっぷりかけて。


だから、テーブルに運ばれてきたとき、トキメキはなかった。
それが食べてみるとなかなかの美味。
うん、いいじゃないか!


にしても、今日は昼間っから食べ過ぎた。
明日、急きょ、近場の山、
犬ヶ岳にトレーニングがてらアタックしようと思う。
できればお昼ごろまでに下山して、
またウマい昼酒を満喫したい。

TEAM 2000

2011-12-22 09:46:25 | まち歩き
Aperitif「この時期、忘年会が多くて大変でしょう」
などと、よく言われる。
けど、実際はほとんどない。


桐箱屋なんて風変わりな職業を生業にしてるから、
お客さまや仕入先は地元にはほとんどいないし、
組合や協会なんてのもないから、
平時でも仕事上での飲み会はほとんど、
いや、まったくといっていいほどない。


友だちはこの時期、世間並みに忘年会で忙しいから、
かえってプライベートで飲む機会は激減する。
僕も、敢えて誘ったりしない。


そんな僕だけど、唯一ここ10年ほど毎年、年末に飲んでいる仲間がいる。
2000年に、JC でいっしょに出向した先輩後輩たちだ。
あれから10年以上たつと思うと今昔の感に堪えないが、
それでも集まれば往時と同じシンパシーを感じてしまう。


来週、その飲み会がある。
久しぶりに暴れ飲みしようと、今から息巻いている。


あくちゃんと

2011-12-12 10:02:41 | まち歩き
Tazumi今月は、なかなかブログを書く暇がない。
ま、忙しいことはいいことだ。


昨夜、あくちゃんと久しぶりに飲みに出かけた。
あくちゃんは僕と同学年だけど、
同じ学校に通ったことはないから、
知り合ったのは24~5歳ごろだったと思う。


そのころ、僕は仕事で帰りが遅くなると、
「田舎娘」という居酒屋によく食事に出かけた。
僕は入口付近のカウンターに座ることが多かったんだけど、
あくちゃんはいつもカウンターの奥で飲んでいた。
最初は会釈するだけだったけど、
ある日、マスターが紹介してくれてから会話をするようになった。


その後、あくちゃんも僕も中津青年会議所に入会し、
一緒にJC活動をするようになった。
以来、いつも一緒に飲み歩くようになった。
元日から飲んだし、バレンタインデイも飲んだし、
クリスマスも飲んだし、葬式の帰りでさえ飲んだ。
地元はもちろん、京都で、東京で、博多で、旭川で、
韓国で、ペナン島でも飲んだ。
けど、JC卒業後、あくちゃんと飲む機会がめっきり減った。


今般、知人がライヴの世話をするというので、
そのチケットを買った。
で、久しぶりにあくちゃんを誘ってみた。
小っちゃなライヴ小屋で、豊島たづみという人の歌を聴いた。


相変わらず、あくちゃんは落ち着きがない。
ライヴ自体は楽しんでるんだけど、
ひとつ所に素面で1時間以上いるのが苦手なのだ。
ライヴが終わると、演奏者が舞台上にいるのに、
あくちゃんは早々と席を立った。
で、僕らは居酒屋に直行し、モツ鍋を肴に杯を交わした。


別れ際に
あくちゃんが「年内にもう1回飲みにいこう」といってくれたのは、
何となくうれしかったな。

黒い三連休

2011-10-08 15:17:46 | まち歩き
Daisen_peak世間一般の堅気の人がそうであるように、
僕も今日から3連休のはずだった。
ところが - いいことなんだけど - きのうの夕方、急な受注が入り、
今日は1チームに緊急休日出勤をお願いした。


これでなんとかその注文はクリアできたと安堵していたところ、
きのうの退社間際、別チームが来週の段取りを考えて
月曜日の出勤を志願してきた。
うん、ウチの社員さんは仕事熱心ないいヤツばかりだ。
うれしい反面、僕の3連休は完全にぶっ飛んだ。


当初、今日は登山をする予定だった。
出勤になったので、
同行してもらう友だちに土曜から日曜へのシフトをお願いしたところ
快諾してくれ、あす日曜日に山行することになった。


目的山は、くじゅう黒岳。
黒岳は久住山群のいちばん東側に位置していて、
鬱蒼とした原生林と水に象徴される。
遠望すると山全体が黒ずんで見えることが由来なのだけど、
夏の新緑と冬枯れのシーズンは特に顕著である。


標高1,587mとけっして高山ではないけど、
山容がデカイのでそれなりにキツイ。
特に風穴から高塚と天狗の分岐点に至る
最後の急斜面はハンパない。
小一時間ほど喘ぎながら、斜面を登らなきゃいけない。


同行する友だちS君と登山するときは、
昼飯は焼き肉と決めている。
僕が肉を準備して、S君が(ノンアルコール)ビールを手配する。
山の上での焼き肉は格別だ。
けど、明日は小技を使って、
焼き肉じゃないメニューを準備しようと思っている。


天気もよさそうだから、
山頂付近で美味いものを食べながらまったりできれば、
1日で3日分の休みの濃度を満喫できるんじゃないだろうか。
もちろん、夜、地元に戻れば、
S君と夜の街でビバークすることはいうまでもない。

Sidewalk Cafe

2011-10-07 16:43:00 | まち歩き
Cafe出張先でのある秋の夜。
外で食事を済ませ、ふと時計を見るとまだ午後7時半だった。
夜風が気持ちいいので、少し街を歩くことにした。
1年のうちに数度とない、完璧な気温と湿度の秋の宵だ。


テラスのあるカフェを見つけて、シングルモルトを注文した。
ショットグラスを一口で飲み干し、直ぐに店をでるつもりが、
2時間ちかくも、ジャック・ケルアックを読みながら、
通りを歩く人たちを見ていた。


僕には不似合いで、少しキザ臭いが、
これがとても贅沢な時間であることを自覚しながら、
英国ガーディアン紙に掲載されたホーキング博士の
「天国」や「脳」「人の生き方」についての話を考えてみた。


隣のテーブルでは、ビールで何かの祝杯を上げる3人組の若い OL の笑い声。
「ここは天国なのか?」 ― Is this Heaven? ―
「アイオワだよ」 ― No. It's Iowa ―
なぜか『 Field of Dreams 』の名台詞が頭をよぎった。

土蜘蛛

2011-09-21 10:36:02 | まち歩き
Takiginouめずらしい例だと思うけど、中津城は個人の所有物だ。
お殿様(奥平家)の末裔が所有していたのだけど、
(その理由は煩雑になるのでここでは触れないが)
数年前、売却することになった。


僕は市が購入すべきだと思っていたのだけど、
市との交渉は決裂してしまい、
(これもここでは触れないが、僕は市側に問題があったと憤っている)
結局、埼玉県の民間企業の手に渡った。
幸い、その会社は善良なマインドをお持ちになっていて、
お城を中津市民から預かっているというスタンスをとっていただいている。
奇しくも、細川家が中津から熊本に転封されたときにとった
地元民の心根に配慮したアティテュードに酷似している。


今般、その企業が中津城を運営するようになった1周年を記念して、
薪能「土蜘蛛」がおこなわれた。
あいにく当日は台風の影響でホールでの開催となってしまったが、
会場はフルハウスだった。
僕のまちでもこんなに観能に訪れる人がいるんだと、本当におどろいた。


酔狂なことに、僕は大学時代、能楽サークルに所属していて、
金春流に師事していた。
素人芸ながら、お仕舞とお謡を少しかじった。


そのサークルで最初に習うお謡が、この「土蜘蛛」だ。
上級生になっても1年生の練習をみる機会があるので、
「土蜘蛛」はもっとも親しんだ演目のひとつといえる。
けど、よくよく考えたら、実際の舞台での公演を見たことはなかった。


僕が想像してたより派手だった。
蜘蛛の糸を投げかける場面があるのは知ってたけど、
あれほどまでとは思わなかった。
今さらだけど、「土蜘蛛」の素謡の公演の前にビデオを見る(見せる)べきだった。
そうすれば、もっと情景描写が(ヘタクソなりに)鮮やかになったと思う。


能から疎遠になって久しいけど、ときには観能もいいなと感じた夜だった。
先輩や後輩でプロの能楽師になった奇特な人もいるから、
チャンスがあれば、今度、出かけてみようと思う。

ドライブスルーはどうも馴染めない

2011-08-06 13:26:04 | まち歩き
Drivethru土曜の午後
仕事で車を走らせていた
ラジオに流れるR&B
昔よく口ずさんだメロディー

てな感じでマックの横を車で通ったら、
道路に溢れるほど、ドライブスルーに長蛇の列ができていた。


僕はどうも、このドライブスルーというシステムに馴染めない。
テイクアウトを否定はしないけど、
お持ち帰りするにしても、
車を駐めて店内でオーダーしたい。
その方がヒューマニズムを感じるんだけどな。


もっとも店側とすれば、
みんなにそんなことされれば迷惑千万だろう。
効率が悪いし、駐車スペースだっている。
けど、マイクに向かって注文するのはやっぱ味気ないな。


よしんばハンバーガーや牛丼はいいとしても、
カレーやチャンポンまでドライブルーで購入というのはどうだろうか?
チャンポンなんて、その場で食べなきゃ美味さ半減だと思うんだけど…


僕の街でも、奇妙なドライブルーを見かけた。
それは質屋さん。
なんかこの国、変な方にいってないか?