一番右上のぐい呑みは、大変珍しい黒と紫の被せ硝子です。
一見黒と透明のようですが、紫との被せ硝子です。
売り切れてしまっていて、久しぶりに1個出来上がりました。
不思議な色合いに魅了されます。シンプルに矢来と魚子(ななこ)で切子しました。
色の珍しい物、形の珍しい物、そんな時職人は、あまりないチャンスですから
凝った切子をしたくなります。でも、少し控えめにすることで、色や形が引き立つこともあります。
細かい切子や凝った切子は江戸切子の職人ならば当たり前ですが、
引き算の勇気が素材を引き立たせます。
後になりましたが、度重なる豪雨被害に心が痛くなります。
言葉が出ないのですが、心からお見舞い申し上げます。
そして、コロナも心配です!
当店では出来うる限りの対策を講じております。
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