やっぱりやっぱり宇喜之民生(小日向文世)は、乗っ取られていたのですね。
そこの部分はホッとしました。
攻撃された興玉も危うかったけれど、荒ぶる神スサノオに助けられました。
荒ぶる神って言うから、ついつい荒波警部かと思っちゃった人多数いたと思います。
実は私もそうだったらいいのになと思った一人。
確かに予告編では子供の姿がチラリと見えていたので(?)となっていましたが、何となくユースケさんがいつも不機嫌な警部どまりなわけがないと思っていたからなんです。
でもスサノオは子供でした。しかも大昔にはヤマタノオロチを退治したと言う武勇伝を持つ神なのに、今は虐待親の元で苦しんでいました。
生まれ変わっても引き継ぐのは、記憶と能力のみなのでしょうか。荒ぶる神と言われた性格はどうなのでしょうか。
子供の時に見たアニメの影響で、私にとってはスサノオはやんちゃだけれど勇気と強さを持つヤマタノオロチ退治のヒーローだったので、ちょっと納得のいかない感じがしました。子供と言うのは大人になって豹変するものではないからです。
それともそんなスサノオでさえ、愚かな人間の親に苦しまされていて、人間と言うのはつくづく神々を失望させる存在なのだと言うことを強調させるためのものだったのかも知れませんね。
今回の前半、興玉と小夢のふたりに胸がキュンキュンした方もたくさんいらっしゃたのではないですか。
小夢の「私の大事な人を助けて」と言う言葉もそうですし、興玉の横に寄り添う姿にやはりこの二人は・・・・・って思いますよね。
それに事戸渡しの前に死んでしまうことで、今目の前の危機から逃れることも出来ても、それをやったら小夢を殺すと脅かされたら、興玉は出来ません。
同じ言葉の繰り返しだけれども・・・・
ああ、この二人はやはり運命の人・・・・・
と、なると、切ない人が一人。
1000年目の結婚記念日は来ないかもしれないね、芹田さん(ノД`)・゜・。
今回、あっという間に終わったような気持もあるけれど、なんだかお話の展開がギュッと詰まっていたように思います。
興玉の武の心得は、神の御業によるものではないー。
凄くかっこ良かったけれど、多勢に無勢でとうとう捕まってしまいました。(ちょっと納得できないけれど)豊玉も、決死の覚悟で飛び込んできた戦闘力が低い芹田も。
私、ここですべてを知った荒波警部が助けに来てくれるのではないかと、無駄な期待をしてしまいました。
(捕まってしまったのは、真のヒルコと会うための、これもワザとじゃないかと疑っています。)
で、とうとう恐ろしいことが起きてしまいました。
守るべき価値のない人間たちの排除でしょうか。
バンバンと人々が自殺を始めてしまいました。
興玉たちの危機を知って、小夢は思わず荒波に助けを求めて警察まで走ってきていました。そこに立ちはだかったのは二宮でした。
この方、役者さん的にも単なる脇役ってわけないなと思っていましたが、ツイッター(現X)では前々からヒルコではないかと言われていましたね。
根拠は、
彼女の言葉には、ヒルコとしての説得力があったでしょう。これで決定かと思ったのですが、なんかちょっとまだ納得が出来ないような気持・・・・。
このドラマ、いい意味でガンガンと裏切ってくれるじゃないですか。
最終回まで油断できないですよね。
それに今回、荒ぶる神は荒波ではなかったことからも、名前だけではあてにはならないと思えたし(むしろ罠)、荒波警部の昔のエピソードからも正義の二面性と言うものを感じたし、二宮さえも操られていないとは言えないと思います。
ユースケさんは、やはりこのままってわけないし、何よりも怪しいのは直毘のような気もしてしまいます。
予告編も気になるし・・・・
ドラマを見終わって、
「これ、課金して次回を即見たくなってしまう人たちの気持ち分かるなぁ。」とか
上の感想に書いた、わざと捕まったのじゃないかとか、小夢どうなるのとかボーっと考えていた時に、連絡事項のラインが入りました。
それに対してスタンプでお返事した直後、「ところでヒルコは誰なんでしょう。」とまたラインが。
きっと「ところで」からが本当に送りたかったことなのではと微笑んでしまいました。
こう言うのって滅茶苦茶楽しいですよね。
それぞれのおうちでそれぞれ勝手に見ているわけですが、実は同じ時間を共有しているのですよね。
それでは、次回最終回も楽しみに!!
ちょっと待て。
えーっ、最終回。
寂しい~~~ !!