ねえ、今回の「相棒」、ほーんとうに、面白かったですね。
詳しいあらすじはコチラ。
やっぱり「相棒」は「時効廃止キャンペーン」を張っているんだと思ってしまいましたよ。15年前の女子大生殺しの時効がほぼ1ヶ月に迫っていたある朝、ラジオの番組にその時の犯人でしか知りえないことを語るリクエストが流れます。
偶然それを聴いていた右京と薫。これまた偶然に病院でそれを聴いていた、その時からその事件を追い続けてきた高岡刑事。またまた偶然にそれを聴いていた真犯人の関係者。
クラシック番組って、しかもラジオだし、かなりマイナーだと思いますが、その格調高い番組をみんなで聴いていたって言う事は、右京さん曰く
「イライラする時は、美しい音楽を。。」じゃないけれど、
やっぱり浮世はイラつく事も多かりき、なんだなぁ。
私も朝はクラシック音楽スタートでいきましょう。
ドーデもいいことはさておいて、「相棒」というのは右京さんの冷静な推理力と、薫ちゃんの熱くて優しいハートがたまらなく良いのだけど、その薫の影響なんでしょうか。
怖い顔の「特命係でない、伊丹~」をはじめトリオ・ザ・捜一の優しさも全開のお話でしたね。
15年追い続けていた犯人が14年前に死んでいたことを知った娘のちひろが
「父は、15年何を。。。」と言葉に詰まると、
三浦が間髪入れずに
「ずっと、プロの仕事をしてきたんですよ。」とナイスなフォロー。
優しさから生まれた言葉は、たとえ一言でも感動しますね。三浦の言葉にも。そして、薫たちの嘘にも。
「犯人は確保しました。」という嘘。ずっと疎遠になっていた娘とも和解して、
臨終を迎えた高岡刑事の最後の言葉は
「今日は、人生で一番いい日だった。」 でした。
病院でのシーンは、かなりジーンときました。
ギュッと詰まった感じがした、今回のお話でした。
―レギュラーの鑑識の米沢さんや、「ひまか~」の角田さんのさりげないセリフも面白い。でも、彼らのセリフって忘れちゃうとHPにも載らないから、メモしちゃおうかしら。
「お役に立ちまくりで嬉しいです。」って言ったんだっけ。
あれ~、違うかな。。。やっぱり忘れた。。。。
こっちは覚えている。
「留守はまかせて~」
えっ、なんでこんなセリフが面白いのって?
だからさ、見てみぃーって。水曜9時は「相棒」だって言ったでしょ。
今週の「相棒」はとてもよかったですね。そして来週も楽しみです^^
ちなみにセリフチェックしてみました。
「たびたびお役に立てて何よりです」
でした^^
セリフチェックありがとうございます。
>「たびたびお役に立てて何よりです」
ふしぎ~。なんで、こんなセリフが面白いんでしょ。やっぱりキャラのお陰ですね。見ないと判らないことかもしれませんね。
来週も楽しみです。また、よろしくお願いいたします。
でも脚本家の人は凄いですね。そのあたりの表現が緻密で。
ちなみに、お役に立ちまくりは・・・
右京 ”たびたびお手数をおかけします。”
米沢 ”いえいえ。たびたびお役にたてて、何よりです。”
米沢からテープを大事にお預かりする薫。
だったと思います。(^^)
時効なんて何故あるんだと思わされるような
きっちり時効と向き合ってやってくれた回もありますし
やってますといわれても、頷けますねぇ。
でも、こういう言い方はどうかと思いますが
ドラマとしてみると一つ盛り上がりパターンが
減ることになって困るんでしょうねぇ。
セリフって面白い!と思っても
なぜか明確に残ってないものですよねぇ(汗)
米沢さんが言ってた言葉も何だったかと
DVDで見返しちゃいました(笑)
角田課長の言葉も面白かったですね~♪
そうなんですよね。セリフってその時、あぁ、面白いなと思っても、さりげないものだったりすると、ちょっと時間を空けただけで、覚えているのはその雰囲気だけだったりするのですよね~。
絡み合って生きてくるものなのでしょうが、それを計算できる作家さんたちは、やっぱり凄いですね。
セリフをしっかり載せていくブログを書いていくのって大変ですよね。私には出来ない事です~(汗)
「相棒」見るようになってから、「時効」っていらないんじゃないかなと、私も思うようになったんですよ。「時効廃止」については他でも言われていることですが、もし、この先世論がそれに向けて盛り上がり、そのきっかけがこの番組だったりしたら凄い事ですよね。
で、もし、「時効」というものがなくなっても、大丈夫ですよ。世の中には一山いくらのてんこ盛りで、さまざまな矛盾で溢れかえっているのですから。
って、なんかカタい事を言ってしまいました(笑)
米沢さんのセリフ見返してくださったのですね。サラッと書いたことに答えてくださって嬉しくなってしまいます。
でも、そういうことでも盛り上がることが出来るこのドラマはやっぱり最高ですね。