森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

佐倉プチ旅行 その2

2019-08-15 10:32:09 | お出掛け日記

5. 少し遡る

お話をランチ前の「DIC 川村記念美術館」の出口での会話に戻ります。

美術館の出口には他の美術館のポスターやチラシなど置いてあることが多いと思います。近頃、私はちょっと離れた場所の美術館が気になっています。壁には「ホキ美術館」のポスターが飾ってありました。

「『ホキ美術館』だ !」と、私が呟くように言うと、友人は

「ああ、『ホキ』ね。」と言ったのです。

やっぱり知っていたんだなと、私は思いました。彼女の今までのお仕事柄(美術館に関わっていた)と言うのもあり、また家からの距離と言うのもあるかと思いましたが、私がその美術館の名前を知ったのは、この夏の初めだったのです。私の「知らない」が誰かにとっては「知っていて当たり前」の世界。

私は少し前、いえ少しとは言い難いかも知れませんが、以前は友人の中では、雑学も含め諸々の事に置いて、どちらかと言うといろいろと知っている方の人だと、傲慢にも自分でも思っていたのかも知れません。

私は本当に無知だー !!

と、再認識。

トルコの旅行中にも同じような事がありました。

このブログの中でも、かなりの頻度で言っている事かも知れません。

本当に知らない事が多過ぎて、それは逆に面白く感じたりもするのです。なぜなら考えてみればそれは、まだまだ興味や好奇心の泉が枯れていないと言う事を指すのかも知れないと、ちょっとだけ思えるからなのでした。

この時、友人の「ああ、『ホキ』ね。」に心が揺れながらも、私は目を引くチラシを見つけてしまいました。

 

 「わあ、こういうの、好き!!」と、私が言うと、

「これ、この近くでやっているのよ。行く?」と聞いてくれたのです。

もちろん私に「ノー」の選択などあり得ません。

それでランチの後は、この企画展をやっている所に連れて行ってもらったのでした。

 

6. 国立歴史民俗博物館 「もののけの夏」

 

なんとこの企画展、ダメなものもありましたが、ノーフラッシュでカメラ撮影がOKでした。

そんなに広くない部屋でしたが、十分な展示数で、備忘録の為に20枚ほど撮ってきました。

その一部ですが、

なんか『千と千尋・・・』で見覚えのあるやつがいるなぁ~^^

「この人ってさあ、鬼の腕も切り落とした・・・・・あっ、あれは源じゃなくて藤原頼綱か・・・」

こんな風に土蜘蛛の話、鬼の話と残っている事を考えると、何か本当にあったのじゃないかと思う私・・・・。

いや、きっと時代が違うと言っても、人々はこういう話が大好きだっただけかもしれませんね。

妖怪は昔のポケモンと一緒でアイドルだったと以前読んだことがありましたが、本当かも知れませんね。

双六・・・。

百鬼夜行

 怖くても綺麗ですね。

 

7. 国立歴史民俗博物館 常設展示

この博物館はちゃんと回ると1時間などではとてもとても時間が足りません。既に時間は4時を回っていたのです。ここは5時まで。第六展示室まで有るのですが、第一展示室の「先史・古代」だけでもかなりの充実展示だったのです。時間が許す限りで常設展示を廻ることにしました。

こちらも写真は大丈夫でした。でもあまり写真数が多くてもと思うので数枚載せておきますね。

 

 人形がリアルで、きっと真夜中には動いているなと思いました(映画の見過ぎですね^^)

 またいろいろと遊べます。人類史に並んだり

 鐘を鳴らしたり・・・。

 &猫

そして私たちは閉館少し前にここから離れたのでした。

 

8. 佐倉ふるさと広場からの風景

夏の日のお出掛けの良い所は、活動時間が長く取れる事ですよね。友達が次に連れて行ってくれたのは、佐倉の風車のある場所でした。トップ画像がその画像で、この時すでに午後5時近くだったのですから。

チューリップの季節に風車と共によく画像が上がってきたり、テレビでも紹介される場所ですね。

私などは「風車とチューリップ」と言うと「あけぼの山」を連想してしまうのですが、ここは風車が一段と趣深いような気がしました。本場のオランダから持ってきたようです。この場所から見る風景も、凄く素敵だなと思いました。

 

9. 双子公園から印旛沼を見る

そして最後に、ここからの風景を見せたいと連れてきていただいたのが「双子公園」です。その真ん中にある展望の丘に登り、日の沈む前の夏の日の印旛沼の風景を楽しみました。

 

ぐるりと回って違う向きの風景の写真も撮ってみました。

 

ところで、もしかしたらこの場所を見て「あっ」と反応された方もいらっしゃるかもしれません。

私、ぐるりと回って写真を撮ったのですが、ある角度はトイレがあったので抜かしたのです。

だけどこの記事を書くので、場所と名前の確認のために地図を開いたのです。(お出掛け日記の時は、殆どそれをやってます。)そしたらですね、とんでもない事が分かったんです。

その撮らなかったトイレの裏側に、バンクシ―の落書きではと言う絵が発見されて話題になったのですってね。

思わず、「えええええええ~!!!」となりましたよ!!!

もしかしたら、車で入って来るときに無意識に見たかもしれません。でもナウマンゾウの親子像も飾ってあるし、この公園の単なる飾りかと・・・・(^_^;)

まあ、彼の絵の場合、真実は分からないわけで、まっ、良いか。

気になる方は「双子公園」で検索してみてくださいね。

 

10. 友よ、ありがとう ♪ ♬

本当に佐倉は良い所だと思いました。この夏、少々のお出掛けの予定はあっても、これと言って旅行の計画などありませんでした。でもこの佐倉訪問は、もう旅行その物でしょう。

「この前、うちに来たのはいつだっけ ?」

「一緒に公園を散歩したね。」といつも私が行っている近所の公園の事を言いました。

「その時、下の子のマラソン大会を見に行ったのよ。」と言いました。

えっ、じゃあルート君は小学生・・・・・?

「もう20年以上も会ってなかったんだ・・・。」

もちろんその間には、時には電話、時にはメールと近況は報告し合ってきたのだけれど、それぞれの20年になんとなくしみじみとするものを感じたのでした。

いつも来てもらっていたので、今度は彼女のテリトリーに行くと思ったわけですが、こんな風にあちらこちらを案内して頂いて、本当に嬉しかったです。

素敵なおもてなし。

忘れられない夏の一日になりました。


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4 コメント

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blue-moment-rainbow様 (kiriy)
2019-08-18 01:45:24
きっとblue-moment-rainbowさんにも佐倉は気に入る場所になると思いますよ♪
漢字は違いますが、桜の季節も素敵らしい・・・。
ただ紅葉の季節は遅くて12月だそうです。

学生時代のお友達って、あっという間に会わない年月が過ぎてしまうのですよね。だけど会うと一気にその時間の溝が埋まるから不思議ですね。
その再会の時も素晴らしい時間だったに違いないと思いました♡
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Unknown (blue-moment-rainbow)
2019-08-17 08:53:16
佐倉は全く知らない場所です。
外国の郊外のような、素敵な場所ですね。
どの季節に行っても楽しめるだろうなと思いました。

しばらくぶりのご友人の楽しい時間、私も楽しく拝読しました。
私も先週、学生時代の友達と15年ぶりの再会を果たしたところだったので
気持ちが重なる部分がありました。
返信する
tkgmzt2902様 (kiriy)
2019-08-16 00:59:48
このブログを始めた頃から、東京の近くに住んでいることが、どんなにありがたい事なのかと、ようやく気が付きはじめました。
美術展にしても、お芝居にしても、ライブにしても、東京での開催は、ある意味当たり前のようなもの。その東京に、普通に行けるありがたみを分かっていない時代があったのです。

しかし、美術館に行くために上京と言うのも素晴らしかったですね。(ブログ、読みましたよ~)
国立歴史民俗博物館は、私も本当に少しだけの訪問になってしまったので、少々心残りでした。
また行ってみたいと思います。
(気軽に「また行く」と言えるのは、ありがたい事ですね。しみじみ~)
川村もそうですが、次回行く事があれば、美術館でのお食事も優雅にしたいと思いました。
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Unknown (tkgmzt2902)
2019-08-15 13:03:46
国立歴史民俗博物館、残念ながら時間が足りませんでした。これ以上に残念だったのが、伊能忠敬関連を見られなかったこと。上野の近くのホテルに戻らなくてはいけなかったし、ラッピングバスも本数が少ないのです。
川村美術館は10年前ほど、女性の行ってみたい美術館のナンバー1でした。

自由に動き回れる東京の人がうらやましい!思い立てば即Go、地域格差???
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