<この記事、完成させて1回目に投稿した後に、ちょっといじって2回目に投稿した時に、何かを間違えたらしくて、ざっくりと後半の記事が消えていました。その記事を読んでしまった方、申し訳ありませんでした。気が付くのが遅くなってしまいましたが、書き直しましたのでよろしくお願いいたします。>
最近はなんとなく体調が悪かったり、お仕事でいろいろあるために、夜は崩れ落ちるように転寝で、その後も書き込む元気もなく今頃感想を書いています。「相棒」の感想は書けるときに気まぐれに書けば良いやと思って始めたのですが、なんとなく中身のないような感想でも書きたくなってしまうのですよね。
特に今回は今までのシーズンを含めても最高の視聴率で、22,5%と言う数字をはじき出したのですよね。
だけどさあ、・・・・って、別に良い数字出したのに文句言う事もないけれど、良い作品と数字は関係がないですよね。だって良い作品と言うのは見た後から思うもので、視聴者がチャンネルを合わせるのは見る前なのですから。
と言うことは、勝因は何?
予告編が良かったのか、前回の作品が良かったのか、それとも映画の相乗効果か。
でもやっぱり視聴率が良ければ、その回の関係の人たちにとっては、作った甲斐もあったと言うものですよね。
この回のライター様は太田愛 監督:近藤俊明
大田愛さんは「ミス・グリーンの秘密」や「願い」や、今シーズンでは「最後のアトリエ」を書いた人です。
彼女の作品は、人の心がトリック、そんな感じの作品が多いかもしれませんね。そして今回は「ミス・グリーンの秘密」よろしく、尊くんの主役回でした。ミス・グリーンの時は老人に優しく、そして今回は子供に優しかった尊でしたね。
始まりの時から、雰囲気が違う・・・
ちょっとホームドラマっぽくて・・・
「あれっ、『相棒』にチャンネルが変わらないの?」とテレビ、チラ見の夫が言いました。視聴予約にしてあるのです。
「これ、『相棒』よ。」と言ったら、「へえ~」とちょっと驚いていました。要するにちゃんと見ていなかったということで・・・。
最近夫は「相棒」に愛がない。
でも、それちょっと気持ちわかるなあ・・。
今シーズンはテーマが重いし、ずっとこの線で行くつもりなのでしょうか。ドラマは社会の投影図?
それはそれでも良いのですが、でもドラマはフィックションですから、現実のうつつが辛い世の中ならば、その投影図ばかりを見せ付けられたくないと言うのも心の底にある本音かもしれません。
私達の求めるものは~♪
思わず口ずさんでみたりして。
もっとハラハラしたい、もっとドキドキしたい、騙されてギョッとしたり、ええ~と驚いてみたい。モンスター出現に右京さんの顔の痙攣が見たい。
と、ちょっとグチグチ言ってみましたが、共鳴してくださる方はきっといるなと、私は思っています。
なんて言ったって、「相棒」好き歴、長いもんね、あたしたち。
あたしたちって、誰って言うと、それはきっと私とあなた様でございますよ。
と言うわけで、「通報者」の感想ですが、この作品を涙と共に見られた方も多いかと思います。
私はちょっと、映画の「誰も知らない」を連想してしまいました。
向こうの部屋で布団から起き上がった母親の後姿に、あれっ、アレは子供の・・・とは思いましたが、まさかあのような展開になるのだとは思いませんでした。
殺人を目撃し通報した少年祐太は名前を名乗らなかった。その祐太はある時急に大人しくなったと言う。その頃学校で盗撮事件が起きた。その時殺された生け花教師の女は学校に来ていた。その女と祐太が話している姿を見た人がいた。だけど祐太は女は知らない人だと嘘をついた。女は恐喝の常習者だった。少年は女に何を言われていたのか。
問いただした尊に、トランプを万引きしたのだと少年はまた嘘をついた。
必要なものしかない生活保護の生活で、必要でない物があるとホッとすると少年は言った。
だけど本当は、あって当たり前のモノが家にはなかった。
大人に守られた生活。
本当はその居て当たり前の者、欲しかっただろうになと私は思いました。
おかあさん・・・
母親の笑顔に子供はそれを許したのです。
終わりは、諦めていた高校進学にも少年は前向きになリ、優しい展開で終わりました。
それを最後まで見守っていた尊でした。
「僕もよく嘘を付いていたので」と尊は言いました。
尊、いったいどんな少年時代だったのでしょうね。
と言うより、私は聞きたい。
暇か課長、「あっちとこっちじゃぜんぜん違う」って、どのようにですか~。
年頭の誓いは、何処へ行ってしまったやら(笑)。くれぐれも御自愛ください。
それにしても今シリーズの「相棒」は重いストーリーが多いですね。笑えたのは尊君の診断書兼逮捕状提示ぐらいでしょうか。
尊君、大活躍と思ったら「ミス・グリーン」と同じ方が書かれた脚本だったんですね。
生活保護を必要とする方たちを正確に補足するということが如何に難しいか、考えさせられましたね。
個人的なことですが、今狙っている映画は「死にゆく妻との旅路」という作品です。いつものことで上映している所を探すのに苦労しそうです。本当は「442部隊」のドキュメント映画も狙ってはいるのですが適当な館が見つからないんですよね。もうチョット頑張ってはみますけど。
繰り返しになりますが、今年の誓いを是非思い出しください。
ミス・グリーンのライター様はなかなか工夫していますよね、いろいろと。
生活保護は安易では困るかもしれませんが、「ボーダーライン」でしたっけ、やっぱり必要な時には、ちゃんといただける社会でないと困りますよね。だけど「相棒」は「社会派」に偏よっては欲しくないです。
映画は、ふむふむ、マニアックなものが好みなんですねえ。単館系は行くまでが大変ですよな。
もう今日は寝ますから・・・おやすみなさい。