誰かが膝をトントンと叩くので目が覚めた。
「ねぇねぇ、寝るならちゃんとした場所で寝たほうがいいよ。」
気が付いたら部屋は暗く、既に真夜中の1時半。転寝には長すぎた。ソファでしっかり寝てしまったわ。夢もいっぱい見ちゃったわ。
家のドアの前で、凄く多くの若者ががやがやとパーティをしているの。何処かからの帰りみたいで、たまたま私の家の前で休んでいるみたい。お酒とかも飲んで、すっかり宴会気分。
ふと気が付くと、ドアは半開き。危ないなぁと思ってドアをそっと閉めにいくと、ドアの前にいた人たちは、ちょっと変わったシンクタンク集団で、ふと気が付くと(夢なので、そんなことばかり)私は二人の青年と一緒に彼らと行動を共にしている・・・
楽器を奏でること=音楽を愛することが仲間に成る条件で、そのテストが東大の教室であったり(スティッキ一本でドラムを叩くとか・・)、なんかいろいろとドラマは続いて、その夢の最後。
緑の丘をみんなで越えていく時に
「今日はいろいろあったから、みんな真っ直ぐ帰るんでしょう?」と私が聞くと、声を揃えて全員で
「まさか~♪」と応えた。
そうか。
人には疲れてしまうだろうと思えることが、実は彼らの活力源、エネルギーの源なんだな。
じゃぁ、またパーティ?
私の家の前で・・?
本当に元気だなぁ。
そんな私の心の声が聞こえたのか、一人の若者が振り向いて言った。
「僕らは陽気なジプシーだからさ。」
他にもいっぱい夢を見てしまったのだけれど、この夢はここで一回、目が醒めて終わり。
でも、最後のセリフが気に入ってしまったわ。
人や物に執着して変化を嫌っているような私だけれど、その反面は自分の生活に常に変化を求め、心はある場所で常駐することを嫌っている。フツーのおばさんの心の内側はジプシー・・・
もうこれからは「陽気なジプシー・kiriy」と呼んで下さい。・・・なんちゃって。
真夜中に夢の話にお付き合いさせて、ごめんなさい。もう寝ます。朝目が覚めたら雨も凄いことになっているのでしょうか。
そして、これから始まる一日に、いろいろな事があったとしても、それはドアを叩いてやってくる、人生のパーティの一分。だけど、洒落にならないパーティの余興もあるので、そこはくれぐれもお気をつけ遊ばせよ。(ワタクシも)