森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

再び祖光院の彼岸花

2020-10-03 08:55:29 | お出掛け日記

9月29日に自転車を走らせて江戸川の河川に辿り着いた時、そこには真っ赤な彼岸花がたくさん咲いていました。(秋の散歩道)

園芸サークルの人が「今年は遅いね。」と言っていたのを思い出し、ふとあの場所はどうしているかしらと思いました。

あの場所と言うのは、2017年9月25日に訪れた松戸の祖光院のことです。

その時の祖光院の彼岸花は、すっかりそのシーズンを終えてしまっていました。いつかちゃんと見頃の時に訪れてみたいものだと思っていたのです。

《その時のすっかり終わっていた彼岸花の記事は→彼岸花と蝶―赤と黒のミニ旅》

それで10月1日の日に行き方などを調べ直して、2日の予定もあれやこれやと組み立てました。すっかり行き方などを忘れていた事もあったのでしたが、リンクした過去記事を読んで、前回は松戸の保健所経由で出掛けた事を思い出しました。それと共に、2017年の日々のあれやこれやの「大変」を思い出し、過去の自分に「がんばったね」とエールを送りたくなりました。

花を見て、想うはその花ばかりの事ではないのですね。

 

ところが朝になって、また今のやるべき事や遣らなければならない事の溜まり具合を考えると、花など見に行ってる場合じゃないのではないかと思えてきました。

その日はラインでの姉妹集会の日でしたので、その事を皆に伝えましたら、

姉の蝶子さんが言いました。

「掃除なんかいつでもできるじゃない。でも花などはその時しか見る事が出来ないものなのよ。行こうと思っていたなら行くべきよ。」

その後いろいろな話の流れで、残りの人生の正味時間はあと何年かと言う話題になり、そんな話に参加していたら

「やっぱ、行くか~ !!」と言う気持ちになり、予定していた時間にいそいそと出掛けてまいりました。

 

はっきり言って、行って良かったです !!!

サンクス、姉妹たち♡

 

少々画像が続きます。(その後にわずかな文があります。m(__)m)

 

 

 

 

 

本当は、これでもかと言うぐらい撮ってきました。

でも見る方には、同じにしか見えないと思うのでアップしたのは控えめにしました(笑)

寄進された置物なども置いてあり、逆に若い人に受けていたような気がしました。

 

ここを出たばかりの帰り道、自転車に乗ったご婦人に声を掛けられました。

「綺麗ですね。」

「もうすぐ終わりって、ここの期間限定のブログには書いてありましたが、まだまだいけそうな気がしますよね。お近くの方ですか?」と私が聞くと、

「そんなに近くではないんです。でもここから見たから良いかなと思って。」

実はこのお寺、狭い道からもお墓の傍に群生して咲く彼岸花が見えるんです。

だけど私はお節介オババなんで、そんな言葉を聞いたら黙ってなんかいられません。

「あらッ、ここまで来たなら、中まで入って見て行った方が絶対に良いですよ~。ぜひぜひ。」

「そうなんですか。どうしようかなと思っていたけれど、じゃ、行ってみます。どうもありがとうございます。」

 

そんな出会いがあったわけですが、きっとその方も私のように当てのない自転車散歩をして、祖光院は通りすがっただけなのかも知れませんね。

ふと、私も姉妹に押されて実行にうつせたわけですが、こんな風に知らないうちに誰かの背中を押していることってあるのかも知れないなと思いました。

姉妹のラインにこの花の画像を送ったら、一番下の妹の名都さんが丁寧に反応を返してくれました。この場所は実は名都さんの家からの方が近いのです。来年は一緒に行こうと約束し合いました。

本当に行けたらイイナ。

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『ボイス 2』の感想

2020-10-02 08:28:10 | 海外ドラマ

※ 画像は記事とは全く関係はありません。昨日は中秋の名月で、昼間は曇っていたにもかかわらず、夜には雲もまったくなく月が輝いていました。それで私もスマホで撮ってみました。どんどんなくなっていく森の片隅で、こっそり生きる狸の親子も、町がねぐらの猫たちも、今日はなんだか月が明るいなと空を見上げたかもしれませんね。

 

と、そんなメルヘンチックな書き出しですが、これから書くのはシリアルキラーとの攻防のサスペンスドラマ「ボイス2」の感想です(^_^;)

「ボイス1」のチャン・ヒョクは降板して、イ・ハナのパートナーになっていくのはイ・ジヌクです。

そのイ・ジヌク演じる、出動チーム長のト・ガンウ自体がサイコパスと言われていて、実は父親が猟奇殺人の犯人で大きなトラウマと闘っている人でした。そして数年前には相棒を殺されて、その犯人ではないのかと今もって疑われているのでした。

更に秘密はその先にもありそうで・・・・・っていうのが、底辺にあるお話。

 

韓国ドラマはいたって評価が高いのに、これは珍しく☆の数が少ないなと思ったら、なんと12話まで行ったら「シーズン3につづく」になってしまいました。「1」に比べて評価が低い理由はその点にあるかもと思いましたが、もう一つあるとすれば、日本人少女のミホちゃんと言う、過去のトラウマの幻影の話す日本語が、壊滅的。

「こうすけ、何で痛くした?」

こう書けば普通なんだけれど、イントネーションって、本当に大事なんですね。

これは少女だから、まだ「まあ、仕方がないね。」とスルー出来るのですが、惰性で入っているパラビで「シーズン3」の1話が無料で2話目が無料チケットがあったので、見てみました。以下は少々、その3の感想になってしまうかもしれませんが・・・。

なんと舞台が日本。それは日本ファンのためのサービスなのかも知れませんが、皆韓国の俳優さんで日本語が、悲しいくらいにイントネーションが酷いんです。

お話自体は、このドラマ特有の怖いシリアルキラーのお話で、なかなか面白いんですよ。日本の警察の馬鹿っぽさが悲しかったことはさておいても(^_^;)

韓国の人が見たら、普通に面白いと思うと思うのですが、日本人にとってはせっかくのお話が学芸会のようになってしまっていて、ちょっとだけ「アーア」と思いました。著名な声優さんでなければ、そんなに高額なギャラではないとお聞きしています。出来たら、そこは吹き替えにして欲しかったかなと思ってしまったのでした。(著名な声優さんでもそんなには高額ではないのかも知れませんが、そこのところは不明です。)

 

 

さて感想を「2」に戻します。

ガンウは過去のあれこれを抜かして見ると、怯える被害者への説得も上手だし良識ある人にも感じ、本質的には良い刑事にしか思えません。シーズン3の終わりには、良いラストが待っていて欲しいと思わず願ってしまいます。

今回の犯人パン・ジェス役のクォン・ユルは上品な顔立ちで、それで無表情で静かでそれで行動が恐ろしかったりすると、怖さ倍増と言う感じでしたね。

ドラマの始まりに、いろいろな名言のようなものが入ります。

なんか「クリミナル・マインド」みたいだなと思いました。

やはり意識しての作り方なのかなと思ってしまったのでしたが、今回のボイスは、現実の社会での問題に果敢に挑戦していたように感じました。例えば小児性愛の犯罪の量刑や、その被害者の果てしない苦しみとか。

またデートDVと言う、女性への暴行をテーマにしたものなど印象的で心に残りました。

特に

「私は今日花をもらいました」と劇中で紹介されたポーレット・ケリーの詩は心に突き刺されました。

「I got flowers today」で検索して頂けると、諸々と出てくると思いますが、

個人の方のブログで、英語の全文とその方の訳が載っているサイトを見つけたので、ご紹介させていただきます。

こちらです

 

この詩を知っただけでも、このドラマは良かったような気がしてしまいました。

 

ところで、シーズンのラスト、

「えーっ !! どうなっちゃったの ?」と言うところで、シーズンを終わらせてしまうところなど、やっぱり「クリマイ」方式なんじゃないかなと思ってしまいますよね。それで気になり過ぎて、「3」の2話までですが見ちゃったと言うわけなんですね。

だけどその先は言わぬが花と言うところですね。

ジェスは怖いけれど、なんとなく映画の「サイコ」を連想してしまいました。こんな風にあれやこれやと連想させてしまう所が、他の韓国ドラマよりも、若干の星の数が低い理由の一つなのかなと、思ってしまいました。

しかしそうであっても、ガンウの本当の秘密を知らないままにしておくわけにはいきません。

シーズン3をAmazonprimeで見る事が出来る日を、ひたすら待ちたいと思います。

「ボイス2」はAmazonprime他GYAOでも配信中です。

 

次は何を見ようかな。なかなかラブコメには戻れない私です。

 

 

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秋の散歩道

2020-10-01 01:59:18 | お散歩&写真日記

あの時からもうずっとずっと時が経ってしまいました。

あの時と言うのは10年位前だったのでしょうか。20代の頃からずっとお友達のKさんと曜日を決めて散歩をしていた時です。

「この道をずっとまっすぐ歩いて行ったらどこに出るのかしら。」

そんな事をふと思いついて、真っすぐに歩いて行くと、こんな徒歩と自転車専用の地下道がありました。

 

 

「こんな所があったのね。でも今日はここまでにしましょうか。」と、既に30分は歩いていたと思うので、引き返してきたのでした。

その時私は

「ああ、この先にも行ってみたいなぁ。」と、本当は思っていたのでした。

だけどその後、すっかり忘れてしまっていたのでした。

 

今年の夏、唐突にその事を思い出した私です。

でもなんたって、今年の夏は暑かったじゃないですか。思いついても保留です、もちろん。

だけど9月29日の朝、ゴミ捨てのために外に出たら、涼しくて外気が気持ち良かったのです。

「今日、そのミッションをやるしかないんじゃないかしら。」と私は思いました。

 

ちょっと姑の家に用があったので、先に立ち寄り、楽しいお喋りの後に決行しました。

 

今回は徒歩ではなく、自転車で行きました。

途中の道端に、白い曼珠沙華の花が咲いていました。

いつも通り、道端の花などに反応して

 

《アキノノゲシ》

《タマスダレ》

自転車ですがいちいち降りて、楽しい散歩道でした。

森があると、いつも通りの「わーい !」と言う反応をする私。

 柵があって、中には入れない森でしたが、私は森を見るだけで元気が出るみたいです。

「ふーん、こんな所もあるんだな。」とパチリ。もっとちゃんと写っているかと思ったら、まるっきり写っていませんでしたが、チラリと見えているのは、神社です。

また、どうしてその碑の前の土の部分を切って編集しなかったかと言うと、そこには

こんな花が咲いていたからです。

見逃すところでした。

《ウリクサ》かな?

そしてたどり着いた風景は・・・

ああ、ここってさぁ !!

4月22日に自粛中で仕事がお休みだったルート君に連れてきてもらった所じゃないの。

春の土手の風景は→「近くて遠い散歩道」

その記事の中に

>『家から真っすぐ来れば、車で15分。

ということは、自転車でも30分から40分ぐらいで来られる場所なんだよね。

昔はちょっと自転車で、どこでもウロウロしてたけれど、

今はもう、そんな元気がないんだよね。』

と、書いてありました。

ここまで来るのに、予想通りの40分くらいでした。でもそれは姑の家からで、また途中下車多数と言うこともあり不正確。およそと言うところですが、ほぼ予想通りと言えると思います。

その文を読んで、思わずワタクシ

「ふっかーつ !!」と叫んでしまいました。

と、言っても心の中で。

猫しかいないひとりの部屋でも、はじけきれない奥ゆかしい私・・・・( ̄ー ̄)ニヤリ

 

失敗したなと思ったのは、どうせなら春と同じアングルで写真を撮れば良かったと言う点でしょうか。でもたった一人の散歩では自由自在です。

 

ふふふーん♪

あとは野の花と戯れて帰りました。

 

《マルバルコウ》かな?

《ヒメケイヌホオズキ》かも。

何とはなしに充実した一日に感じました♪

今、がん闘病中でなかなか会えそうもないKさんに、何か写真を送ろうかな~♪

 

※ 花の名前を追記しました。

コメント (2)
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