最近の遭難でやたらと出て来る「疲労遭難」。
なぜこんな馬鹿みたいな事になるかと言うと、ペース配分の悪さとエネルギー補給のミスなんだ。
登りは当然ながら辛いから、度々休んで水の補給をするし何か口に入れたりする。
ところが下りは楽勝(実は体の負担はデカイ)だと思って、ちゃんとした休憩もとらずに歩く。
結果ガス欠と疲労の蓄積で途中で足が動かなくなるんだ。
とにかく何かを口に入れて歩く事を徹底して、絶えずガス補給する事。
当然ながら水は定期的に補給して、パンやら羊羹やらを1時間毎の中休止で食べる。
これで降りれば疲労遭難などやろうと思ってもできないだろう。
登りを待つのが結構あるから、その時に水の補給をするのも良いかもだ。
下りは足が目から遠くなるし、膝への負担が登りよりも大きいのを頭に入れて、急がずに注意して歩かないと危ない。
山での怪我や死亡事故は殆が下山で起こるというのを忘れない事。
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