北の大地とYAMAHAセロー

札幌在住です。北海道や日常のことを、のんびりアップしています。

ソロツー:かつて炭鉱で栄えた街を走る(前編)

2021年06月03日 | 日記
 昨日は久しぶりに快晴、気温も20度を越えたので、半日の仕事を終えてソロツーへ。札幌、岩見沢、三笠、桂沢湖を経て夕張鹿島地区と大夕張地区を通って帰宅しました。もちろん新型コロナで緊張の日々ですので、ガソリンもセルフ給油、コンビニにも寄らず一人で(いつもだけど)走ってきました。

岩見沢の「北海道グリーンランド」。40歳以上だと「三井グリーンランド」の名称の方がなじみがありますね。道内の炭鉱の閉山に伴い、1970年代半ばから80年代に、娯楽施設がかつての産炭地に次々建てられました。その一つです。新型コロナウイルス前は様々な企画で集客をしていました。世の中が落ち着いたら、またみんなをたくさん楽しませてほしいものです。

三笠市から桂沢湖に向かう途中の集合住宅。三笠市もかつて石炭採掘が主産業でした。化石で有名です。手前のような住宅も、丘の上のような団地も、かつてはたくさん並んでいたので、懐かしいです。
桂沢湖は桂沢ダムの人造湖で、新しい道道452号線を夕張へ向かうと、交通量がほとんどなくなります。

「桂沢幹線林道」と書いてあり、ワクワクすると、

すぐに閉鎖されたゲート前に。年々走れる林道が減ってます。ゲートをくぐって歩いてみると、ちょっと遠くには立派な鉄橋が

「スタンド・バイ・ミー」のワンシーンみたいだなあと思いつつ近寄ると

橋の手前が崩れてました。残念だなあ、かつてここを通った人がうらやましい。

桂沢ダムから夕張まで36キロでしたが、その間すれちがった車はなんと5台。北海道では「こんないい道独り占めか」と思うこと多いです。自損事故起こしたらとんでもないことになります。誰もこないよ。

イラストは脱力ですが、本物はでかくて怖い。ヒグマには絶対会いたくありません。一撃でやられます。
近くでキツネが大きなヘビをくわえて道路をトコトコ歩いていました。家へのみやげでしょう。

少しずつ高度があがります。途中のカーブでふと脇道を見ると、道の真ん中で、立派な角の、大きなエゾシカがじっと私を見ていました。私も思わず見つめたら、シカはゆうゆうと去って行きました。

「お、林道!」と思ったら、こちらは事業者専用で入れません。

セローで林道走れないなんて(泣)橋の上で途方にくれる図

橋の両側、ワイヤーが切れてます。こわ。夕張はまだ先です (続く)












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