オバマ氏、イスラエルの軍事行動に警告 「裏目に出る恐れも」
2023年10月24日午前 9:28 GMT+95時間前更新
https://jp.reuters.com/world/security/KQZL42KZ6NJULKEAEJCP6BBE2M-2023-10-24/
さすがに元アメリカ大統領だけあってややイスラエルに配慮しながら妥当な見解だと思います。バイデン大統領が、こうは言えませんから、代わりにオバマ元大統領に発言してもらったのかもしれません。
良識ある大統領は、オバマ氏で終わりかもしれません。トランプ・バイデンと段々アメリカ大統領の資質は劣化しているように見えます。
バイデンさんは、外交問題限定で言うならトランプより酷いと言えます。ウクライナ紛争とハマス問題、バイデン大統領の任期中に発生しました。
どちらもアメリカ外交の失敗と言えます。ウクライナ紛争ではロシアを煽りすぎていると思います。今、色いろ情報を探してみるとゼレンスキー大統領のアメリカ傾斜とCIA及びアメリカ軍が、ウクライナ情報部とウクライナ軍に浸透したのが、プーチン氏にウクライナ軍事侵攻を決断させたように思います。
ハマス蜂起には、インドの経済圏構想に無思慮に飛びついたアメリカ外交の大失態があります。そうしたのは、中国抑え込みのためです。中国を抑え込むのに役立つ以外のことは、考えていなかったのでしょうね。
その構想に必要なイスラエルとサウジの国交樹立を半ば強引に推し進めました。
これがハマスに蜂起する決断に大きく影響を与えていると思います。
アメリカ外交が、この二つの大きな紛争を引き起こしたと言えると思います。両方ともアメリカが何もしなければ起きなかった可能性もあります。ロシアの軍事侵攻は、避ける気があれば確実に回避出来たと思います。ハマスの方は、時期を早めただけかもしれません。
それにしても二つの紛争が、続けて起きたのでアメリカとNATOのダブルスタンダードが際立つことになりました。
そうなってみるとアメリカとNATOが批判し敵視ている国々は、大した悪くないか全然悪くないことの気が付きました。単にアメリカとNATOが従わない国を批判して極悪のプロパガンダを垂れ流しているだけのように見えます。
しかし、オバマ氏も現職の大統領であれば、このように発言することは出来なかったかもしれません。
アメリカには、様々な圧力団体=ロビーがあります。その中でも強力な圧力団体が、ユダヤ系政治団体です。
アメリカが究極の金権政治であるだけに圧力団体の支持と政治資金を獲得しないと大統領候補になるのも不可能と言っていいほどに難しく、大統領選挙で勝つのは事実上無理だと思います。
その様々ある圧力団体のうちでも強力な団体がユダヤ系です。だからイスラエル寄りの政策を掲げ大統領になってからもイスラエルに配慮しないと、様々な不利益があります。そうしないと再選など無理でしょうね。
結論、アメリカの金権政治が選挙制度としてガッチリ組み込まれているために、誰が大統領になろうと圧力団体に配慮した政治をせざるを得ない現状があります。
そのような現状に不満を持つやや過激な人たちもいます。
ワールド
2023年4月18日2:46 午後Updated 6ヶ月前
米の反ユダヤ主義、社会・政治土壌が温床 陰謀論も浸透=リポート
https://jp.reuters.com/article/usa-antisemitism-idJPKBN2WF09I
陰謀論は良くないと思いますが、このような陰謀論が囁かれ消えないのは、このようなアメリカ政治の現状によるところが大きいと思います。
世界中にネオナチがいるのも、これが理由です。余りにも一方に偏った事をしていると、それに反対する考え方も生まれます。
それが歪んだ形で存在するのが、陰謀論でありネオナチです。そのような思想や運動を排除するには、政治が公平であり妥当であることが必要です。ないから、陰謀論とネオナチ運動がいつまでも続きます。
どこの国であろうと政治が良心や公平、妥当性を失えば、こうなると言うことです。イスラエル問題に関しては、現実にそうなっています。
そのような事が暴走すれば、全体主義や軍国主義が台頭し悪い意味での(理性を失った)独裁者が生まれると思います。
※独裁が全部悪いと言っているのではありません。独裁的な指導者がいる国もあります。それでその国が、ほどほどに統治されているなら独裁的政治がその国に向いているということです。
※ユダヤ系政治団体には、少数ながら上記のような右派系団体とは違う平和的団体もあります。
CNN
ユダヤ人団体が全米で抗議デモ、即時停戦とパレスチナ人の公正訴え
2023.10.24 Tue posted at 19:05 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35210640.html
平和を求めるユダヤ人団体「ジューイッシュ・ボイス・フォー・ピース」
ユダヤ教指導者アリッサ・ワイズ師