「北の山・じろう」日記

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ロシア的杜撰さとウクライナ軍が巨大弾薬庫爆破に成功<ウクライナ紛争2024/09/21

2024-09-21 19:15:41 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

2024.09.21
ロシア軍の弾薬庫爆発、ウクライナで消費する弾薬2ヶ月分以上を失う
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/explosion-in-russian-munitions-depot-destroys-more-than-two-months-worth-of-ammunition-for-ukraine/

ほんと、ロシア人の杜撰さには呆れます。
ウクライナ軍がロシアの巨大弾薬庫の攻撃に成功して・・・
<エストニア国防軍情報センターのキヴィセルグ大佐>
「この攻撃で3万トン分の弾薬、つまり75万発分の砲弾が爆発したことになる」「ロシア軍は週平均1万発の砲弾を発射するため2ヶ月分~3ヶ月分の弾薬を失ったことになる」「この損失の影響を今後数週間以内に目撃することになるだろう」

ロシア軍がウクライナで使っている砲弾が1日1万発と言われています。砲弾だけなら75日分、一度に失ったことになります。

普通、弾薬庫は頑丈に作られていて区画されているはずです。だから一度に全部、爆発することはないはずです。
しかし、どうやら全部誘爆しているようで結構長い時間、爆発が続いたようです。

場所は、モスクワの西のトヴェリ州のトロペツТоропецにあるロシア軍基地です。ラトビア国境からは東に200km強くらいの距離感です。

ここはNATOとの戦争用の基地だろうと思います。
それにしてもそれほど膨大な量の弾薬を1か所に備蓄しているのが不思議です。攻撃されるかもしれないと思えば、分散するでしょう。ましてNATO国境からそれほど遠くはありません。

更には攻撃されたのは仕方ないと思います。
全部、誘爆したのは不思議です。
ちゃんと弾薬庫を作っていなかったのかもしれません。

ロシア軍は、よくこのような間の抜けたことをします。
ベルゴロド州ヴァルイキВалуйкиに巨大な軍事基地を建設しました。この基地は2014年から建設が始まっています。ウクライナを想定して建設したのでしょうね。
ところが❓
この基地は、ウクライナ国境から20kmくらいしか離れていません。
戦争開始後、ロシア軍がウクライナ軍を押し込んでいた時は基地として使用できましたが、ウクライナ軍が国境までロシア軍を追い返すと、ウクライナ軍の砲撃の的になり今は半分廃墟ではないかと思います。

ロシアを見ていると相手のことは、ほとんど気にせず自分の都合で基地を建設したり膨大な砲弾を備蓄したりします。
そして、ウクライナ軍に攻撃されると❓
ア~レ~~~❓

時々、こういうのを見ます。
まあ、ロシアも失敗して学習する癖があるようです。
「失敗は発明の母」

しかし、普通は考えると思います。
相手の国境に近いところに巨大基地を建設してはいけない・・・
1か所に3か月分の砲弾を備蓄してはいけない・・・
まあ、ロシアの場合は失敗してから学ぶのだろうと思います。体で覚える式の学習方法です。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑥
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27



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