ノルドストリーム攻撃の男、独が逮捕状も出国=ポーランド検察当局
By Rachel More, Anna Wlodarczak-semczuk
2024年8月15日午前 1:45 GMT+92時間前更新
https://jp.reuters.com/markets/commodities/EET4HWBOZ5ORPBG7EKRPX6NPNQ-2024-08-14/
ノルドストリーム(ロシアとドイツを結ぶ天然ガスパイプライン)爆破事件は2022年9月26日に起きました。
スパイ小説のような破壊工作です。
当時は、ロシアを犯人にしようとする意見が多かったです。ロシアは、「やがて、アッと驚く事実が判明する」という意味深なコメントを出しました。
かなり状況証拠的な傍証は、パラパラと出てきました。
一番怪しいのが、ウクライナ軍特殊部隊所属のロマン・チェルビンスキー大佐が調整役として浮上しました。調整役と書いていますが、実際は現場指揮者でしょう。本人はウクライナ国内で別件で拘束された後、どうなったかは不明です。
この段階で実行役6人も特定されています。
『ウクライナ将校関与か 昨年のパイプライン爆破事件』
2023年11月12日09時57分配信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023111200191&g=int
『謎が謎を呼ぶ「ノルドストリーム」爆破事件の真相に、オープンソース情報を駆使する“デジタル探偵”が迫りゆく』
https://wired.jp/article/nord-steam-explosions-mystery-osint/
実際には、事件の実行犯はほぼ特定されていると言えます。しかし容疑者を逮捕・起訴するには至っていません。
理由は、企画または指示した国と実行した国がやばすぎるからです。
仮にウクライナが実行役であるとして、こんな国際問題になるのが必至の大破壊工作をウクライナの独断でできるはずがありません。
大物の関与と黙認が必要です。⇒仮に「大物A」とします。
その大物は、どこの国❓
ロシアであるはずは、ありません。
指示者ロシア、実行者ウクライナ❓
こんな組み合わせが、あるはずがないでしょう!
一方で、パイプラインの爆破は将来ともドイツがロシアから天然ガスを買う道を封じたと言えます。
ロシアの天然ガスを買えなくなったドイツは、やむなく割高のアメリカとノルウェーの液化天然ガスを買わざるを得なくなりました。
大物がどこかは、既に告発している人がいます。
想像すれば、分かると思います。
だからドイツも実行犯の逮捕までは、踏み切れなかったのだろうと思います。
しかし、ドイツもついに容疑者の逮捕を決意したようで今年6月にドイツ当局が逮捕状を出したようです。
容疑者のウクライナ人は、なぜかポーランド国内にいたようです。これも不思議ですね❓
ドイツ当局はワルシャワの地方検察当局に逮捕状を送ったにもかかわらず、容疑者のウクライナ人は拘束されずウクライナに出国したという話です。
要は、ポーランドは容疑者のウクライナ人をウクライナに逃がしたと言うことです。
これには、「大物A」の強い働きかけがあったと推測されます。
容疑者のウクライナ人がドイツ当局に引き渡され事件の全容を白状したら困るでしょう❓
こんなやばいウクライナ人がポーランドにいたと言うことは、この容疑者のウクライナ人は「大物A」の庇護下に有ったと言うことです。
ドイツも相当ブチ切れていますね❓
ブチ切れるのも無理はありません。
ノルドストリームは、ドイツも多額の資金を出して建設したドイツの国有財産です。それを爆破されて今年まで黙っていたのは、ウクライナ紛争が継続中だったからだと思います。
ここにきてドイツが、「大物A」の庇護下にあると推測されるウクライナ人容疑者の逮捕に踏み切った理由は、何なのか❓
すごく関心がもたれるところです。
このようにウクライナ紛争の闇に隠された謀略は沢山あります。これを全部、解明すると飛んでもないことになるのは間違いありません。
まあ、私が生きているうちに解明されることはないでしょうね❓
「大物A」がヤバすぎるからです。
(しかし西側が無視して封殺しているだけで、ロシアは結構そのまんまの事を言っています。オープンソースの情報にもあります。)
「ノルドストリーム」爆破事件で利益を得た者と将来得る者<ウクライナ紛争2023年11月
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/105c0577feb9290a0f1a3458ae76d24a
昨年のパイプライン爆破事件にウクライナ将校関与の報道(米WSJ)<ウクライナ紛争2023年11月
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/286629f2319a21b2f94db516d58162f3
※関連記事
米、ウクライナの攻撃計画把握 ノルドストリーム爆発前に=新聞
By Reuters
2023年6月7日午前 4:31 GMT+91年前更新
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-nord-stream-idJPKBN2XS1EF/
中国ネットで炎上 米ジャーナリストの「ノルドストリーム爆破の犯人はバイデン大統領」
2023/2/20(月) 12:32
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/f6699820a40676234d36de510b6e3aa1c87b0ecc
※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑥
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27