「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

ドイツの戦車メーカーの考え出した一石三鳥とは?<2023・3・7ウクライナ紛争>

2023-04-06 12:04:00 | ウクライナ紛争

ドイツの軍需メーカーもイライラでしょう。
ポーランドが、韓国製の武器を大量買い付けして、自走りゅう弾砲などは、他の国も買い付けています。
戦車の供与にしても、パラパラです。
ドイツの戦車メーカーには、整備済みのレオパルト1と2の在庫が、100両くらいあります。
さっぱりお声がかからない。韓国にシェアは、食われる。
そこで考え出したのは?

「独防衛大手、ウクライナで戦車製造を検討 2か月以内に決定」
2023年3月5日 14:21 発信地:ベルリン/ドイツ [ ドイツ ヨーロッパ ウクライナ ロシア ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3454089

新型のパンター(Panther)戦車は、すでに製造段階にありあとは、購入先と契約して製造するだけです。

そこでウクライナでの現地生産を考えました。
当然、ドイツ政府の内々の許可を得ているでしょう。
ウクライナには、工業生産の実績があり労働者を募集するのには困りません。ウクライナの労働者の意欲も能力も高いです。実際に工場を建設して稼働したら3交代制で生産するでしょう。ウクライナの労働者は、喜んでそうすると思います。戦争に勝つためには、1台でも多くの戦車を出来るだけ早く戦場に送る必要があるからです。

そして、何より製造コストが人件費の分安くなります。ウクライナだけで500両~1000両は売れるでしょう。NATOのほかの国々に輸出も出来ます。
ウクライナ防衛にも貢献できますし、これまで見てきた通り政府がやると戦車供給は、遅々として進みません。

現地生産ならこれらの問題は解決します。
生産してすぐ、ウクライナ軍に引き渡せます。
戦車兵の訓練だって、同時並行で出来るでしょう。

一番大切な肝は、韓国製の武器との価格競争でそれほど差が出ないことです。つまり、ドイツメーカーのシェアを守ることにもなります。

この計画が現実化すれば、他にも工場建設が有利な案件があります。戦車砲弾の生産、りゅう弾砲弾、その他機関砲弾や機関銃弾や自動小銃の弾丸の生産など全部可能です。
自走式りゅう弾砲の生産も計画に出てくるでしょう。特にりゅう弾砲弾や戦車砲弾は極端に不足しています。ウクライナに生産工場を建設すると、供給能力は一気に向上します。

今、ウクライナ軍が一番困っているのが砲弾不足です。
それを現地生産方式にすると、供給量は一気に増えるでしょう。

唯一の問題は、どうやってロシアのミサイル攻撃から工場を防御するかだけです。

この方式を実現すると、ウクライナ軍が今困っていることが、ほとんど解決できます。

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/



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