きたろうのつぶやき日記・改

釣りとアニメと愛犬たちと暮らすナースな生活について本音を語る独り言。

ホントにあったこんな話~vol.8・だいぢなもの?編

2009-09-03 | ナースな話
これはきたろうのHPからの移植記事です。。。


ある日ボケボケおばあさんの身体を拭いて着替えをさせる日課をしていると、ふとベットサイドにテーブルを拭くような布巾におむすび大の何かが包まれた物が置いてあった。
「これなあに?」と聞くと「大事なものなのよ」と言う。
ふうん、と思って着替えを続け、一通り終わってからもう一度「これ、何が入ってるの?」と聞くと、今度は「それ、捨てるのよ」と言う。
ボケているので毎回返答が変わる事もつじつまがあわない事も日常茶飯事だ。
こういうお年寄りは御飯の残りが勿体無くて、残したものをとっておいて腐らせる事も良く有るし、ずいぶん前に残したのを後で食べてお腹を壊したりする事も珍しく無いので「そう、ちょっと見せてね」と言ってそ~っと開いてみるとさらに何かが大事そうに(?)ティッシュに包まれている。
それも開いてみると、黒い親指大の梅干しの種のようなものが沢山…。

それは、古いウ●チだった。。。(ガビーン!)

「何でこんなものとっておいたの~!?」
そのおばあさんは、大腿骨頚部骨折と言うお年寄りに多い、ちょっと転んだだけで股関節の部分の骨が折れる病気で
足の手術をしたあとにリハビリのために大学病院から送られて来た人なのだが、すでに送られて来た時にはお尻にでっかい床擦れが出来ていた。
その消毒をしてガーゼを当ててテープでとめてあったり、おむつをしたりしているのがうっとおしいのか、パジャマを脱いだりおむつやガーゼを剥がしてしまう。
そこで病衣にはツナギになってチャックとカギがついた、簡単には身体に手を触れる事が出来ないものがある。
もう当分前からそのツナギにしてあったはずだから、これは一体いつのモノなのか…?


見てはいけないものを見てしまったようだ。

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