【禁言ブログ】カネ以外 我々にあるものは【禁言博客】
【新唐人日本2012年5月27日付ニュース】
カネ以外 我々にあるものは
新浪ブログのある文章が、今の中共統治下の中国―金銭至上の社会を論評した。この社会の政府、企業、個人にかかわらず、みな金のために奮闘している。
政府を見てみると、金のために国の資源枯渇も顧みないで、大量輸出で外貨を稼いでいる。環境汚染や土地コストを顧みず、優遇策で外資を誘致する。金のために、庶民の金で米国国債を購入し、石油、食糧、鉄鉱石などを購入。しかし、買うときは値上がりし、買った後は暴落し、大損ばかりだ。金で「調和」「平和」を買い、金で全て解決できると思っている。
各業界、各部門は「銭に向かって走り」、主要目標は企業利益を上げること。金のためには各種名目で金を徴収する。事業であれ、責任であれ、全て金で解決する。官僚は贈収賄で、もう一つ上を目指して、更なる大金を目指して奮闘する。
商人は金のために着色饅頭、着色玉子、毒米に痩肉精。衣食住の全てがニセモノで腹黒だ。頭の中はカネ以外他に何がある?
スターは金のために冒険し、教授は金のためにプロジェクトを引っ張り、偽論文を書く。金のために教師は課外補習クラスを開き、医療関係者は袖の下をもらう。金のために農家は農薬を打ちまくり、果樹に早熟剤を打つ。金のためなら手段は選ばない。
偽学歴、偽警察、偽和尚、偽衣料、毒食品、偽薬、偽酒...全ては金のため。偽、偽、偽、 社会全体が「偽」の時代に入ったようだ。信じられるものはあるのか?
「全ては銭のために」。この風潮は社会の価値観を変え、人々のモラルは変わった。人を判断する基準も変わり、成功の証は「官僚になることと、大金を儲けること」。このような価値観の下、全ては金のために、金のためだけに生きる。金のために道徳や良心を捨て、気骨と人間としての最低ラインさえ捨てる。
社会が必要としているのは?国家が必要としているのは?人々が必要としているのは?「カネ」だけなのか?
庶民はなぜ改革に反対するのか
「鳳凰博報」のある文章が、中共が長年「改革」の名の下で行ってきた略奪をこう評価した。
多くの人は錯覚している。庶民はいつも改革を支持していて、利益集団こそが改革の障害であると。しかし、実際にはその逆だ。なぜなら、改革が利益集団の庶民に対する略奪になっているからだ。
税制改革によって、政府が金持ちになった。就職制度改革によって、庶民の就職競争は激しくなり、官僚は着々と昇進する。なるほど、我らの鉄の茶碗を壊したのは、官僚に金の茶碗を持たせるためだったのだ。
金融改革によって、銀行は暴利を享受し、国営企業は豊富な融資を受け、民間企業は金を借りる所もなく、庶民はインフレを「享受」する。
国営企業の改革によって、独占が強化され、発展改革委員会は物価の上昇に協力する。住宅改革によって、サラリーマン階級は一生家が買えない。
医療改革によって、ある人は無制限に公費医療が受けられ、ある人は病気一回で破産する。
教育改革によって、......。言うまでもない。悲惨だ。
具体的な改革を見てみると、電気価格の改革はつまり、電気料金の値上がり。水道価格改革はつまり、水道料金の値上がり。精製油定価改革はつまり、ガソリンの値上がりなのだ。
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