奇乃堂

ほうじ茶を常時飲むように

 もともとほうじ茶は興味がそこまでなかった。嫌いではないけど常時飲むほど愛がないというか、好みではないということ。
 例えば、都路里の喫茶でほうじ茶が出ると、「いいねぇ」とぐびっとの飲んだり、茶碗を両手で囲みもち、ゆっくり飲んだり。
 土産に一煎パックのほうじ茶買ったりはした。

 目分量で茶を淹れていたとき、ほうじ茶が減らない減らない。
 そして、飽きる飽きる……というのががあった。
 好みじゃないからそうなるよ、余計。
 とはいえ、開封して放置すればおいしくなくなるし……という葛藤の結果、半ば強制的に飲んでいるという状態。
 よろしくないわけだ。

 そんなこんなで一煎パックも買えないし、地元で買える緑茶のみ。選択肢が限られる状況になった。
 通販すればいいけど、そこまでするかという気もするのが、会社選ばなければ購入できる品物への愛。もちろん「これはここのがいい」というのもあれば別だけど。
 とはいえ、さすがに、あそこの茶屋……通販しようかなって思うくらいにはなった。やはり、コロナ下、行動を考えたのだ。

 そう、通販しようかなって思い出したころ、緑茶がまずくなったのだ。
 新茶飲んでいたけど、なんかしょんぼりしてたし。
 いつもの茶屋のお茶が劣化しているということではなく、買いたいものが買えないとか、仕事が不安定で困るとかそういう色々なものが重なり、精神的に落ち込んでいた可能性も高い。

 そして、秋を迎える。
 秋によく、ほうじ茶を買っていたのだ。東京に行くタイミングが重なるから、都路里に寄って……というルートがあったのだ。
 ルピシアが日本茶フェアしているのを見たり、何となく、ほうじ茶買おうかなと思った。
 茶屋にはあるだろうということに気づいたのもある。
 そして、川原製茶のほうじ茶を購入。200グラムで1080円の。

 うわー、ほうじ茶だ! おいしい!
 と、飲む。200グラムあるから減らない。
 別のも飲んでみようと、東京・飯田橋の茶屋・楽山を思い出す。あそこは焙煎しているのを見たことあるし、気にはなっていたんだ。
 酉の市に行くついでに飯田橋へ。
 楽山では、100グラム540円のを購入。
 お、おおう、濃ゆい!
 一保堂も行ってみた。こちらも100グラム540円の。

 なお、ほうじ茶、店に複数種類がある場合がある。
 一保堂は茶葉の種類で2種、さらに、どちらにも100グラムと200グラムが選べるというありがたさ。
 常時飲むなら多いほうがいいけど、試すには……というのもあるし。ちょっと飲みたいなら100グラム。
 楽山は同じ茶葉らしい。そして、焙煎の深いほうが540円、中間735円、浅めが1080円。
 川原製茶は茶葉で違う。100グラム1080円のは、碾茶と玉露の茎。確かに、その味がした。なおチャック付き。

 結局、高いか安いというより、最終的には好みの問題。
 楽山も違う価格帯のも飲んでみたい。
 ルピシアは結局飲んでないけど、ティーバッグでは過去に飲んだことはある。

今後ともよろしくでございます。

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