たつのこ半畳記 350

坐禅会情報・四季折々の様子を伝えるときどき日記。
令和3年に開創360年を迎えている起雲山大龍寺のブログです。

★「20円」で世界をつなぐ仕事 トークイベント

2009年04月16日 | まなび
木材を消費するお塔婆は、環境を破壊する一因ではないだろうか。
そんな懸念が寄せられることがあります。

実際には、塔婆は間伐材を中心に製造されていますので、
林業の衰退によって多くの山が荒れているという現状をみれば、
塔婆は経済的には林業の支えとなっています。

つまり冒頭の懸念とは逆で、緑を保つことに繋がっているのです。



そうは言っても、より積極的な環境活動は考えなくてはなりません。

現在、曹洞宗の国際布教を支援する団体が運営している
「一本の塔婆で、一本の苗木がそだつ」というの環境事業に協力し、
塔婆供養による植林支援に取り組んで2年目を迎えています。

亡き方に対するお塔婆によるご供養が、
これからの地球に緑を増やすことになっています。





タイトルの話です。

青山ブックセンターから広告料をもらっているわけではありませんが、
塔婆供養で植林支援にも関係する興味深いイベント情報のご案内です。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ここから引用

『「20円」で世界をつなぐ仕事』
      (日本能率協会マネジメントセンター)刊行記念

 小暮真久さん トークイベント

■2009年4月23日(木)19:00~
■会場:青山ブックセンター六本木店 店内2階
■入場料:無料
■参加方法:
 青山ブックセンターの店頭もしくはお電話で、
 参加申し込みを承っております。
■予約&お問い合わせ電話:
 青山ブックセンター六本木店・03-3479-0479
 (営業時間: 平日・土10:00~翌朝5:00/日曜10:00~22:00)
 http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_200905/202009423.html

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ここまで引用



 いくつもの社員食堂と提携し、ローカロリーで栄養バランスのよいメニューを設定してもらう。その代金は通常価格に20円のチャリティーを上乗せした価格で、この上乗せ分がアフリカ飢餓地域の給食となる。消費者(社員)の健康問題と、飢餓地域の救済の一石二鳥!

 そんなアイデアを多くの人に協力してもらえる事業にしていくためには、経済的にも確立していかなくてはなりません。本書では、ビジネスとしてNPO法人をどう運営していくか、活動を盛んにしていくにはどうしたらよいか、現在、100以上の公官庁・一般企業と提携している木暮真久さんのノウハウが説かれているとのことです。
 ちなみに本書の価格は1470円。20円のチャリティーはここにも含まれているそうです。


参考リンク 新刊JP http://www.sinkan.jp/radio/radio_779.html 
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2 コメント

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失礼いたします。 (tenjin95)
2009-04-16 10:24:55
> 管理人様

今流行りの、「ついでに募金」というやつですね。我々の塔婆の一件も、その1つになりますが、日本には、こういうやり方が向いているように思います。
返信する
tenjin95さま (たつのこ)
2009-04-17 17:22:35
昔からコンビニのレジに、寄付金の箱がありますけど、何に使われるのか、不透明さがありますね。
でもこの「ついでに募金」は、感覚的には使途の方向が見えていて信頼感が得られやすいですね。
次は、その感覚的な信頼感を、確信的なものにアップグレードしていくことになるのでしょう。
返信する

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