たつのこ半畳記 350

坐禅会情報・四季折々の様子を伝えるときどき日記。
令和3年に開創360年を迎えている起雲山大龍寺のブログです。

★詩人と禅僧 自己をならう(第15回「禅といま」寒中勉強会)開催しました

2019年02月19日 | 講座「禅といま」
大龍寺に事務局を置いている「禅といま」推進委員会主催の
第15回「禅といま」寒中勉強会 ~詩人と禅僧 自己をならう~ が、
平成31年2月4日(月・立春)に東京グランドホテルにて開催されました。







今回は、大人から子供まで誰もがその言葉に親しんでいる谷川俊太郎先生と、
禅を幾千万の言葉と実修で伝えている藤田老師の対談を中心とした企画となりました。

冬の講座は平日の午後のみ。例年だと200名程度で企画をしてきましたが、
今回は会場満席に近い280名を目標に募集の計画を立ててきました。
ところが蓋を開けてみればそれを遙かに超える330名からのお申し込みをいただき、
新年1月中旬頃までお申し込みを受けるはずが、12月中旬には募集を終了しました。
その後も講座前日にいたるまで、受講を熱望される方からのご連絡が入り続け、
すべてお断りをしなければならないことが非常に申し訳ありませんでした。


当日は幸いにして寒さもやわらぎ出掛けるのにはちょうど良い日和となりました。
会場前のホールには2時間以上前から講座を待たれる方が出始め、
お昼時になればホテルのレストランは受講生で満席状態だったようです。
前回までとは微妙に違う“熱量”を感じる中で開講を迎えましたが、
「一言半句ももらさず学びたい」というお気持ちで皆さまが参加されていたのでしょう。
講座が始まれば会場内は非常に穏やかな雰囲気に満たされていました。



会場設営も終わり受講生をお迎えするばかり。
今回はマイクの問題を解消するため入念なチェックをしました。




谷川俊太郎先生・藤田一照老師が到着されて、スタッフとともに集合写真。




主催者から開講の挨拶、櫻井孝順老師




1時間ほど前に初めて会われたお2人の対談は息もピッタリ





谷川俊太郎先生の朗読も織り込んで




和やかな雰囲気の中で対談の最後は質疑応答




15分ほどの休憩の後、藤田一照老師によるいす坐禅
谷川俊太郎先生も受講生と一緒に体験されました。




主催者をからの閉講の挨拶、篠原鋭一老師





当日の対談の様子は、来年発刊予定の『講義録』に収録し、友の会会員に差し上げる予定です。
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