たつのこ半畳記 350

坐禅会情報・四季折々の様子を伝えるときどき日記。
令和3年に開創360年を迎えている起雲山大龍寺のブログです。

★錠前男前

2019年08月30日 | 四季折々 寺事折々
大龍寺の本堂ができて来年あたりで築40年になります。
最近の言葉を使うと、アラフォーな本堂です。


本堂の各所がこの月日の積み重ねを経てシックリしてくる部分と、
補修が必要になってくる部分も出てきています。

壁面の再塗装や、屋根替えは定期的にしてきましたが、
先日、初めて手を入れた部分がありました。

本堂正面のクレセント錠です。




一般的なクレセント錠はこちらです。



三日月のことをクレセントと言いますが、確かに三日月にみえますね。
語源としては、他にも、回すほどだんだん強く締まるからとか、
海外の金物メーカークレセント社のヒット商品だったからなど、
いくつか考えられているようです。





錠を固定している木枠が痩せてきたことから、
実は戸をガタガタと揺すって引くと、外からでも開いてしまう状態でした。


 * 外からあける必要がないので鍵は不要

 * 錠が木枠の面から飛び出さない

 * 雰囲気が馴染む


という点を気に留めて付け替えをしました。
どんな錠になったのかというと…















こちらに上げるのは控えます。

どんな錠になったのかは、実際にご覧下さい。







木枠の加工は半日程度で済みました。



施行して下さったのは、福島県の (有)わたなべ さんです。
書院建築工事以来のお付き合いをいただいています。
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