手取天満宮でのうそ替えは大正2年頃に始まったもので、
戦後すぐ頃まではさまざまな形の木うそが用いられて来たようです。
福岡市の博物館には3面を上からそぎ落としたよう大分玖珠系統の様式を持つ
古い手取天満宮の木うそが保管されています。
(http://museum.city.fukuoka.jp/je/html/311-320/316/316_02.htm)
金うそは地元の方が木彫りで一点一点製作されたもので
大祭ごとに3つが授与されているようです。
これも製作者が御高齢のため存続が危惧されているようです。
熊本市内では戦前頃までは山崎天神社でもうそ替えが行われていたとされています。
(了)
※当時のお忙しい中に宮司さまに多くのご教示をいただきました。
ありがとうございました。