やっと春らしくなってきましたネ!
ということで、今日の焙煎から序々に『春~夏』用の焙煎に切り替えます!
『春~夏』用と言うとファッション業界みたいですが、実は僕は珈琲豆を焙煎する時『春~夏』用と『秋~冬』用に年に2回、微妙にですが焙煎の排気・温度・煎り止めを切り替えます。
解りやすく言うと、『春~夏』用はスコ~ンと抜けたような感じで焙煎します。
逆に『秋~冬』用はまったりと焼き込みます。(えっ、よけい解らんって・・失礼しました)
前に「マスターのひとりごと」でも書きましたが、僕の焙煎は「感性焙煎」と勝手に名付けてます。
要するに珈琲豆は農作物なので、去年と今年は同じ豆でも含水率も微妙に違ってくるし、産地の天候など環境で変わるため、データーはあまり当てにならない・・・ということは毎回焙煎は一発勝負だということです。(もちろんデーターはこまめに記録していますが)
それで、煎り止めはどこで判断するか?これはやはり焙煎人の感性に他ならないと思います。
同じように、今度は豆が変わらなくとも焙煎する時の環境が変われば、焙煎法も変わるはずだ・・・というのが僕の持論です。
ですから、環境が極端に変わる『春~夏』と『秋~冬』は焙煎法も変わって当然です。というより、変えなければ味がブレると思うんです。
この微妙な切り替えが「ミクロ」だとすると、「マクロ」的に味が変わるのが、当店の『シーズン・ブレンド』ということになります。
珈琲のことを書き出すとつい長くなってしまうんで今回はこの辺にしときます。でも、この焙煎法の切り替えが僕にとっては歳時記みたいなもんで、「さぁ、これから春、そして暑い夏がくるぞ~」って感じになる今日この頃です。
一応、焙煎士だったマスターでした。
コメント一覧
マスターです。
カオルです。
最新の画像もっと見る
最近の「コーヒー」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事