さて、今回の「出張鑑定団」は、熊本県の「木家珈琲倶楽部」さんにお邪魔しております。
また今回は、木家さんのリクエストでゲスト・アシスタントに吉瀬美智子さんをお迎えしてお送り致します！
さて、今回の依頼人の木家珈琲倶楽部のマスター様はどんなお宝をお持ちなんでしょうか？
「木家さん？木家さん？どうしたんですか？ボ～と吉瀬さんばかり見て！」
「あっ、すいません。憧れの吉瀬さんに見とれていました・・・。吉瀬さんと今夜は二人っきりで食事が出来るかと思うと、ワクワクしましてぇ・・・。」
「あの～、勝手に吉瀬さんの夜のスケジュール、決めないで下さいっ！さっきから今回のお宝を聞いてるんですが・・・？」
「あっ、はい！ 吉瀬さんに僕の男としての価値を鑑定してもらえれば・・・
はいはい、冗談です。
実は先日、知り合いの方が引っ越しすることになって、火事場どろぼうならぬ引っ越しどろぼうっていうか、なにかいらないものがあれば頂けないかと、意地汚い気持ちで・・・い、いや、あくまでも引っ越しのお手伝いにいったんです。
そしたら、手伝ったお礼にということで、この絵を頂いたんです。
なんでも、有名な画家の絵らしいんですが僕には価値が全然わからないし、珈琲の生豆も今どんどん値上がりしてるんで高い絵だったりしたら画廊にでも持ち込もうか・・・なんて思って、今回お持ちしました」
「あ～、そうですか。好意で頂いた絵を売り払いたい・・・ということですね」
「い、いや、そんなわけでは・・・。でも綺麗な絵でしょ！ねっ、吉瀬さん！今夜はこっちでお泊まりになるんですかぁ？この絵について、一晩中語り明かしませんか？」
「はいはい、木家さん、そこまでです！
さて、ここで、あらためて依頼品を見てみましょう」
細かい造形で描かれたその絵は、とても繊細な印象を受けます。
下方にはたくさんの花が満開に咲いて、上方では小鳥たちがさえずり、また中央には桃の花でしょうか、一本の木が天高く伸びてピンク色の花を咲かせています。
そして、その木の奥には大きなお屋敷が忽然とたたずんでいます。
さしずめ、桃源郷とでもいう風情を醸し出しています。
また、左上部には朱色の落款が鮮明に見て取れます。
さて！この好意で頂いた絵画を、あわよくば売り払おうという木家さんの思惑やいかに？
さあ、いくらでしょう！！
スイッチ・オ～～ン！！
い～ち、じゅう、ひゃく、せ～ん、ま～ん、じゅうま～ん、ひゃくま～ん、せんま～ん・・・・・・・・・・
す、すごい・・・・・。ザワザワ
あの～、吉瀬さん、今日この絵売りに行きますから、今夜ど～ですか？お食事でも・・・・。
◆ホントにこの絵、引っ越しのお手伝いで頂いたんです！
でも、誰の絵なのかも判りません。
どなたか、絵画に詳しい方、教えて頂けませんか？
宜しくお願い致します。
木家マス。
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●木家珈琲倶楽部
熊本県宇城市松橋町きらら３－３－８
（ウイングまつばせ横）
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は、しませんが
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