ドンゴロス・エコバッグ・・思わぬ反響！

コーヒーの生豆は麻の袋（ドンゴロスと言います）に入れられて、遠く南米やアフリカ、はたまたカリブ海沿岸の国々などから船に乗ってやってきます。

ですからいつもドンゴロスを開封する瞬間は、生豆の青い香りといっしょに一瞬、異国の風が吹き抜けたような感じがします。

なんて感傷に浸っていたら、うちの我がママがぶつぶつ言いながら買い物から帰ってきました。
聞くと、

「○○スーパーに行ったら、ビニールの袋が有料になってたのよ！もったいないんで、ちょうど良い機会だからエコバッグ買って来た」

と言います。
まあこんな時代ですからエコバッグは大いに結構ですけど、何でも有料になっちゃうね～
なんて話してて・・・・思いつきました。　


（このドンゴロスでエコバッグ作れないかな？）


そこで白羽の矢がたったのが、うちのオフクロです。
美容師だったんで、手先が器用なのか今でも飾り物やバッグなんて簡単に作ってしまいます。
（毎年お店に飾る斬新な”アートしめ縄”もオフクロの作品です）
オフクロに「これでバッグ作れないかな？」って聞いたら「そんなもん、簡単たい！」って返事が返ってきました。

そこで、早速作ることになったんですが、それが結構大変でした。

まず、長い航海を経てやってくるドンゴロスのほこりを落とします。
汚れがひどい時は洗って、その後天日干し。
乾いたら、アイロンがけ・・・・・。　
そこまでの作業が終わって初めて裁断の段階になります。

しかし、コーヒー生豆はもちろん輸入品ですから、入国の時は税関を通ります。
そして検閲の時とかにスプーンで穴を開けられたりします。
かっこいいマークを表面にしたくても、穴があったら出来ません。
すなわち穴や汚れを避けて裁断、なおかつ表面になるだけ良いデザインがくるように考えなければなりません。


そんなこんなで、どうにか７個ほど出来上がり、とりあえずお店に並べました。
そしたら、並べた当日に２個売れて、１０日間ほどで残り１個に！

補充の「新作」は、ショルダータイプや表にポケットが付いたタイプとか”作者”も乗ってきて、バリエーションも増えました。
そして、これもたちまち売れて只今残り２個！

お陰様で、今日も作者は汗を拭き拭きバッグ作りに明け暮れてます。　




　
１個/２，０００円（税込）です！　



　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　もちろん、内布貼り、内ポケット付きです。　





　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　肩にかけたら、こんな感じ！（モデルさんと、見えてる前足は売り物ではありません・・。）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・・売れるんなら、売ってもイイですが・・・。　　　　　　




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