寂しがり屋のハーモニカ吹き。(障害者の日常生活)

生活保護者の食生活。。。。

 

 

昨日は朝早く、5時頃から起きて部屋を片付けました。最近はヘルパーにも。片付けさして居なかったから徹底的に片付けました。掃除機も、ちゃんと掛けて出っ放しの服も畳んで置いて、気がついたら7時半位になって居ました、

それから食パン1枚と、野菜サラダとカフェオレ作って食べて、牛乳を買って居たから・・・・・。それで6畳間を片付けてからお勝手を片付けました。6畳間はパソコン周りの書類を処分してお勝手に置いてある本が入れてある机を片付けて大きな鏡を拭いて、そうしたら昼11時前になったのでスパゲティーを食べて、片付けたら末廣さんと男の看護師さんが来ました。ただ、びっくりしたのは末廣さんが若作りをしていつもより華やかに話すんですよね・・・・・

男の看護師さんはやはり50歳で名前は齋藤修と言う人でした。経歴は一つはどこだか忘れたけども精神病院に勤務していて、その後、最近21年間は松沢病院に勤務して居たそうです・・・・・・・・。極々、普通の話し方をする物腰の柔らかい人でした。ただ末廣さんが窓開けると言うから、窓開けられて話すから。近所の人たちが僕が統合失調症で生活保護を受けて暮らして居ることがわかってしまって困るから開けないで下さいと言って。開けさせませんでした。辻さんも誰でも、皆、窓開けて大声で話すから筒抜けなんですよね、今日は原田芳雄の歌を聞かせました、、、そしたら途中でもう時間だからと帰って行きました。ただねお勝手で、鍵閉めたら誰が言ったのか「所詮気狂いだろ!!」と声が聞こえました。来た人が門を出てから行ったのか?隣の部屋のお婆さんが言ったのか?、それとも近所の人が言ったのか。どうかは分かりませんがそう、言われましたよ。

ただその50歳の人は音楽には全然詳しくなくて、自分が顔がわかるのは昔の「おニャン子クラブ」だけで最近のAKB48とか、乃木坂46とか顔が皆同じに見えるし韓流も同じに見えるとかそのレベルですね。まあ、おじさんですよ。まだ50歳だけどもね、、ロックとかジャズとかブルースとかは全くわからない人でした・・・・・・・。

そしたら、末廣さんがヘルメット忘れたと、またやって来たので渡したら帰って行きましたよ。今日は1日眠たかったです。今までまた寝て居ました。しかしなんか最近は看護ステーションの方は、若い女の子を雇うより男の看護師を雇い始めましたね。僕は主治医の診断書を貰いに松沢病院まで行かなければなりません。早くしないと行けないのですので、送って来た書類を持って頼みに行かなくては成りません。書き上がるのに1週間は掛かるからね。それ貰ったらその他の必要書類に書いて早く区役所の保健課まで送って出さないとです。自立支援と障害者手帳の更新ですから。だから明日また松沢まで行かないと行けませんね、もう更新期限が切れそうなのでして、これでも色々と忙しいのですよね。体は動かないのにね。誰も代わりにはやってくれませんからね・・・・・・。

 

 

【生活保護】令和5年10月から、多くの世帯で生活保護費が変更に!

 

 

生活保護の基本

東京都でひとり暮らしをしている場合、支給される生活保護費は120,000円ちょっとだ。
このうち53,700円が家賃のための住宅扶助、76,300円が生活費全般を賄うための生活扶助となる。私の場合はそれに障害者加算という名目のお金が1万数千円つく、だから140,000円ぐらいにはなる。家賃が50,000円、生活費が50,000円(私はケーブルTVとネットをJ:COMに加入して居て電気もそうだ。だからそれらと電話代合わせて30,000円は無くなる。)だから自由に使えるお金は、20,000円になる。でもそこから色々と雑費が引かれて実質使えるお金は6,000円ぐらいです・・・・・・・。

食費はフワッと30,000円以内

私が毎月掛ける食費は、買い食いやちょっとした外食も含めて20,000~30,000円。
予算上限を定めて運用しているので、今の所はそのくらいを保って居る。

自炊を続けるコツ

家計全体の細かい話は先に話したとして、今回は食費30,000円以内をキープするのに欠かせない自炊についての話だ。わたしは料理が苦手で殆んど作りはしない、だが自炊はする。はっきり言って米を買ったり醤油。ソースやら。私はコーヒーをよく飲むので。クリープとそれと砂糖は摂らない主義なので、人工甘味料を飲む。その分にお金が掛かりおかず代が殆んど出ない。そして、よく彼女が安いおかずの作り方を教えてくれるのだがなかなか作れません、作る事はしない。何故なら、薬の副作用で寝てしまうからです。だから自炊はするが、たまに焼き魚におしんこ。大抵が納豆かけご飯か、卵かけご飯。あとはレトルトカレーです。それからお腹が減ったらお好み焼きを作る具なしだけどもね。インドで言う所のチャパティーでしょうかねぇ。これは夜の話です。朝と昼は野菜サラダと食パン1枚、そしてコーヒーを1杯飲むだけだ。そして保護費が入った日やら、病院に行った日はレストランやら喫茶店で1回だけ外食をする。此間何かは。調子が悪くてコンビニに行けてなくて、おかずが何もないので、ご飯に塩を掛けて塩ご飯を食べた。

 

 

「お葬式にも行けない」なんて…

非正規雇用の拡大、低すぎる最低賃金や国 民年金。生活保護以下のワーキングプアや年金生活者が広がる中、政府は「低所得世帯との均衡」を名目に、生活保護基準を切り下げようとしています。香川・ 高松平和病院では医療ソーシャルワーカー(MSW)と栄養士が、「香川県生活と健康を守る会連合会」(生健会)と協力し、生活保護世帯の食事内容などを調査。人間らしい生活を保障するには、「現状の保護費が高すぎることはない」と実証しました。(川村淳二記者)

戦後最悪の生保引き下げ

「210円の惣菜を二回に分けて食べている」、「スーパーで500円の寿司が買えない」、「お葬式にも行けんし、孫にお年玉もやれん」 。四月一二日、生健会の事務所に生活保護受給者が集まりました。戦後最悪の生活保護の基準引き下げを学習し、反対運動をすすめるためです。

政府は昨年、月1万7,930円の老齢加算を全廃。母子加算も段階的に廃止します。これを不当とし第二の「生存権裁判」が各地で始まり、全日本民医連も支援を決めました(注)。

調査で判明、 カロリー不足

SWの安田準一さんは「生活保護受給者の食生活に着目し、貧困の実態を実証的に示したい」と、 ずっと考えていました。そこで3月の県連の学術運動交流集会に向けて、生保受給者の保護費の使い方と一週間の食事内容を調査しました。管理栄養士の佐藤和 香子さんに相談して調査票も作成。生健会に協力を申し入れました。
生健会の会員さんで、30~80代の生保受給者7人から協力が得られました。佐藤さんは、ほか三人の食養科職員と手分けし、業務の合間をぬって、摂取カロリーを算出しました。

 結果は、一人暮らし6人の食費は1日544~1005円。六人が必要カロリーを摂取できていないと推定されました(表)。

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食べる楽しみもない

「調査票で感じたのは、食事がワンパターン化していること。近くで安く買えるものが決まってい たり、同じものを何回かに分けて食べているからだと思います」と、佐藤さん。カロリーやバランスの不足だけでなく、人間の基本的欲求の一つ、食べる楽しみ を得られているかも疑問です。

Aさんの保護費は、月6万8000円。そのうち通院で9600円、2日に一度の銭湯代が5280円。食費を節約するために自炊しながら、栄養バランスに 気をつけているようでした。しかし食事はワンパターンになりがちです。病気で自炊が難しくなると、この保護額では、やりくりできなくなるでしょう。

誰もが人間らしく

「生活保護の給付は決して十分ではない。受給者の生活実態からそれが実証的に示せれば、裁判で勝つ力にもなる。国民にも事実が分かる」と、安田さんはいいます。貧しい人どうしの対立ではなく連帯へ。だれにも人間らしい生活を保障するには、生活保護基準の引き下げではなく、基準を下回らないよう最低賃金や公的年金を引き上げることが必要です。安田さんたちの調査に共感を広げる力を感じました。

今回の調査は、一週間の食事調査票からの分析だけになりました。佐藤さんは「できれば一人ひとり面談し、生活状態や疾患なども聞きとりたい。運動量や疾患との関係からも、より詳細に分析してみたい」と、話しました。

 ()生存権裁判は青森、秋田、新潟、東京、京都、兵庫、広島、福岡で提訴されています。全日本民医連SW委員会では、生活保護申請での権利侵害事例を集約中。夏には「生活保護受給者老齢加算減額廃止後の生活実態調査」を実施する予定です。

 

炊き出しに並ぶ生活困窮者ら。物価高の影響で生活保護受給者の暮らしも厳しい=名古屋市中区で

炊き出しに並ぶ生活困窮者ら。物価高の影響で生活保護受給者の暮らしも厳しい=名古屋市中区で

2023〜24年度の生活保護費について、厚生労働省が、世帯構成別に据え置きか増額の方針を決めた。物価高を考慮したという。ただ、それに先立ち、生活保護の基準見直しを議論した同省の部会では、多くの世帯で引き下げにつながりかねない検証結果が出ていた。弁護士ら支援団体は、検証方法を改めるよう求めている。社会保障の「最後のとりで」とされる生活保護の基準は、どうあるべきか。(中山岳)

◆生活保護受給者に苦しい物価高

「年明けから、よく買うもやしが1袋当たり10円ほど値上がりした。安いお店を回ることも体力的にできなくなってきている」。大阪市旭区の小寺アイ子さん(78)は、物価高のつらさを口にする。心臓や肝臓などの病気を患ったことをきっかけに、13年から生活保護を受けている。受給額は月約11万円。ここから家賃4万3000円や、食費、光熱費などをまかなうため、生活のゆとりは全くない。
 
電気代を節約するため日中は照明をつけず、エアコンの暖房もほとんど使わない。体調を崩し、毛布をかぶって寝る時間が増えた。1回100円を目安にこつこつ貯金し、孫にクリスマスケーキなどを買うことが楽しみだが、「昨年のクリスマスケーキは、例年より500円ほど高くなっていた」。おかずはひじきを作りおきし、数回に分けて食べる。バランスの取れた食事はできない。

◆厚労省の「基準額引き下げ」に待った

受給者がぎりぎりの暮らしを迫られる中、専門家でつくる厚労省の部会では昨年、追い打ちをかけかねない検証結果が出た。部会は、食費や光熱費などに充てる「生活扶助」の基準額を巡り、生活保護を受けていない低所得世帯の消費水準と比べて、不公平が出ないように検証。すると、75歳以上の単身世帯などの生活扶助基準額が、低所得世帯の水準を上回る結果がでた。この結果をそのまま反映させれば、多くの世帯で生活扶助費が引き下げられる恐れがあった。与党から危惧する声も出たため、厚労省は引き下げを見送った。小寺さんは「日ごろからぜいたくなどできない私たち年寄りの世帯に、なぜ引き下げの話がそもそも出るのでしょうか」と無念そうに話す。

◆コロナ禍前のデータが基…「検証手法に問題あり」

弁護士らでつくる「生活保護問題対策全国会議」は先月5日、部会の議論を踏まえて「『健康で文化的な最低限度の生活を保障する』という生活保護基準の機能が、さらに損なわれる恐れがある」という緊急声明を出した。事務局長の小久保哲郎弁護士は「引き下げ見送りは最低限の措置だ。物価上昇に対応できるように、生活保護水準をさらに引き上げることが必要だ」と主張する。緊急声明では、厚労省部会の検証手法に問題があると指摘。検証に用いた参考データは、コロナ禍前の19年に行った全国家計構造調査で、コロナの影響や昨年の物価高を反映していない。さらに、検証で比較対象にする低所得世帯が、年収を段階別に分けたうち下位10%に当たることも問題視する。小久保氏は「こうした世帯は生活保護基準以下の厳しい暮らしをしている人もいる。比較対象にすると、生活保護基準が際限なく引き下げられる恐れがある」と説く。小久保氏は、先月に実施した電話相談会でも高齢者らから「物価高でこのままでは暮らしていけない」といった切実な声が多く寄せられたとし、こう訴える。「厚労省は検証手法を見直すべきだ。そして、生活保護では、下回ってはならない絶対的な水準を、早急に確立することが求められる」

 

薬の後遺症で眠くてたまらないkiyasume。外出かけても半分寝ながら歩いて居ます。。。。

 

最近物売りがこのアパートに来る様になった。新聞勧誘やら保険勧誘。宗教勧誘だ。此間は「太陽生命」が二人してやって来た。美人だ。世間話から始めたのではっきり言った。「私は生命保険は入れないんですよね」そしたら、可愛い年下の子が言った「何故なんですか???」だから言ったんですよ「僕は生活保護受給者なんですよ.....。」と。そしたら二人して「あっ!?」と言ったら黙って帰って行った。東京新聞も来た。色々話すのでこの時も途中で「僕は生活保護だから金ないんだよ?」と言ったら帰って行った。前には頭に来るドコモの携帯会社から電話が掛かって来た。「前にドコモのスマホを使って居ましたが、今はauなんですよね???どうしてですか」、「都合でそうなったんだよ。」そうしたら「今ならスマホ代がタダになるキャンペーン中です!!電話代込みで3,680円です。さあ今からお名前と住所、年齢、氏名、職業を言って下さい。」私は一言「嫌だね〜!!」と言った。

丁度、その時は調子が悪くてアパートで寝て居て、翌日ぐらいに生活保護の申請で出かけなければならなかったのだが。そいつは明後日に最寄りのドコモショップを教えますから、必ず来てくださいとしつこい。私は「一応福祉課に行くからダメだ」と言ったら「役所なんか後回しでも良いじゃない?」と言うので「大体が調子が悪いんだからいけないよ」と言ったら「だって福祉課には行けるんでしょ?」と言うので怒声で怒鳴ってやった!!「俺はな生活保護の申請に行くんだよ坊や!!」「働けば良いじゃない?」「俺はなもう63歳だ!!」「あれ、30代じゃないの?????💦」だから言ったんですよ「大体がスマホは嫌いだよ!!」そして「今考え中なんだ。据え置き電話の電話番号は取得して居るから据え置き電話にしても良いかなとさえ思って居る」「・・・・・・」「あんた20代だろう?仕事で1日何人か客取れとか言われて居るのは辛いよなぁ、」「でも俺はダメだよ!!」そう知ったら要約電話を切った。

そしたら今度はカードを作らないかと言って来た。だから言ったんですよ「私は生活保護だからクレジットカードは持てないよ」とね。本当は今まで持って居るカードは所有して居て良いのだけども。新しくカードは作れない事になって居る。昨日はスマホに電話が4回も掛かって来て誰だろと思って出たら。「高麗人参をタダで!タダで差し上げますので!!、、」と言うので「すみませんね?生活に窮して居るのでお断りいたします」と言ったら「あらそう、また掛けるわ」と言ってそれからは掛かっては来ない。仕事で掛けて居るのは解るけどね。僕はさ、生活保護者だから。何も買えないんだよねぇ。でもスマホって、更新期限が過ぎたらもう使えないものなのか?ネット見て電話通話📱に使うだけだよ。私はスマホのメールは使っては居ないし写真機能も使っては居ない。ほとんどがiPhone8だからSafariでネット見て電話掛けるのに使うだけですから。

今ネットで調べて見たらOSのアップデートはもう終了したけど、セキュリティー・アップデートは当分来年までは続くらしい。だから当分は使えると書いてあった。買い換えるならiPhoneSEというのが良いらしい値段も安くて性能も良いらしいです。6万ぐらいだそうだ。。。。。考え中です。。。。。

 

kiyasume47歳の時の写真。

 

 

現在のkiyasumeです。。。

 

 

 

 

奥村愛子 - くちびるセクシー 2005.12.02

 奥村愛子 - サンクスフォー with THE THRILL 10p -

奥村愛子 蝶

浜田マロン 「退屈な夜はブギーを」 MV

浜田マロン「マヤカシのブルース」

浜田マロン「私のピストル」

EGO-WRAPPIN'『サイコアナルシス』

EGO-WRAPPIN'『くちばしにチェリー』

 梶 芽衣子 - 怨み節 (1973) MEIKO KAJI - URAMI BUSHI

立喰師列伝 灰色の花びら 

Cowboy Bebop: The Real Folk Blues (ENG & JP) [+lyrics & annotations]

 

 

今、ハイレゾをブームに仕様とソニーが色々と仕掛けて居る。しかし欧米では、レコード、カセットテープのアナログ回帰の方が強い。

此処数年、従来のCD音源の規格よりも高解像度で記録されて居る「ハイレゾ」音源が盛り上がって居ましたが、それとほぼ時を同じくして、じわじわと支持を集めてきたのがレコードやカセットテープに代表される「アナログオーディオ」の世界。 ハイレゾ音源に対応した音楽再生機のすぐ隣では、手が届きやすい価格帯のレコードプレーヤーの普及機が販売されて居ると言う不思議な光景が、家電量販店やオーディオ店などでも見られる事となりました。ハイレゾとアナログオーディオ、極めて関連性が高く、しかし相反する2つのムーブメントの盛り上がりは、嗜好が枝分かれして、音楽の聴き方やスタイルが、よりパーソナルなものになりつつある事を示して居るのかも知れません。

 

さらにCDからカセットテープに録音出来る、こんなデッキも……これは昔であれば当然の事でしたが、いまの時代に見ると返って新鮮に感じられますね。私も愛機として持って居ますけど。。。

 

カセットテープ特有の音の感触を楽しむ

 録音した曲を聴いて見ると、CDの楽曲の再生開始の時点でサーッというノイズが聞こえる。これはテープの走行や録音時のノイズなどが含まれて居るからだ。CDやデジタルメディアは、こうしたノイズの発生が抑えられており、いきなり音楽が鳴り出す。ここが最大の違いと言える。

人の声の柔らかさや暖かみのある感触など、アナログテープならではの魅力もある。最新のハイレゾ音源などは音の嗜好に合わせて、解像感が高く、悪くいうと高音域の鋭い音まではっきりと出す傾向が少なくない。こうした音に聴きづらさを感じている人にとっては、アナログのほうが音がいいと感じても不思議ではない。

 

 

ソニーが29年ぶりにアナログ・レコードの生産を復活させると言う。それはそうだろう。アナログ・レコードの国内生産枚数が最も少なかったという2009年の10倍にもなったというアナログ・レコード市場。そういう数字を見るまでもなく、今、音楽は配信サービスかライブかアナログ・レコードで聴くものなのだから。

■アナログ・レコードの面倒くささと引き換えに…

アナログレコードの魅力として、モノとしての迫力と言うのは勿論ある。しかし、その迫力こそが、CD登場当時、とても邪魔だったのだ。場所を取る、重い、埃が付きやすい、聴くのに手順が面倒、などなど、アナログレコードの面倒くささに、ほとほと嫌気が差していた私たちは、音質が劣化するのは承知の上で、わざわざカセットテープに録音して聴いて居た。カセットテープなら、10本持ち歩いてもどうと言う事はないが、アナログ・レコードは10枚持ったら、重くてたまらない。好きなところで気軽に音楽が聴きたかった私たちは、その可搬性と引き換えに、音質を捨てたし、レコードジャケットという美しいアートも捨てた。

 CDが登場して、どうかするとカセットテープよりも解像度が低い音に対して、しかし、ヒスノイズがなくクリアな音質と、好きな曲にダイレクトにアクセスできるランダムアクセス機能の便利さにあっさり魂を売った。簡単にデジタル化してiPodに取りこめるのも嬉しかった。

■「持ち歩く」音楽と「わざわざ聴く」音楽

しかし、今、CDレベルの音質で良ければ、ネット配信で簡単に手に入る。手に入るどころか、月々1000円程度で、ありとあらゆる音楽が聴き放題。その状況でCDを買う意味は限りなく薄いが、そう言うバックボーンがあれば、アナログレコードの欠点が、ことごとく魅力へと反転する。持ち歩く音楽はスマホでいいなら、所有する音楽は、モノとしての迫力、充実感があるアナログレコードがいいに決まっている。聴くための面倒な手順も、「わざわざ聴く」という楽しみになる。もちろん、今なら、アナログレコードからのデジタル化も難しくない。

勿論、それではメガヒットには繋がらない。でも、元々、音楽なんてそんなに売れるものではないのだ。大好きな曲が千曲単位で存在する様なマニアは、そう何人も居ない。しかし、今、音楽を買うと言うスタイルの中で、もっとも贅沢で、しかし必然性があるのはアナログ・レコードとカセットテープだけなのだ。ならば、売れる分だけ作れば十分ビジネスになる。ジャケットに凝る事も出来る。

■デジタルに追いつかれない音質

何より、音が良いのだ。私たちが、かつて便利に負けて捨てた「音の良さ」は、未だにデジタルに追いつかれないまま、変わらずにアナログレコードの中にある。ハイレゾが、音の解像度を上げる規格なのも、無段階に音が上がり下がりする特性や、高音域も低音域も、可聴周波数を超えて、無駄とも思えるデータ量を持っているアナログ・レコードに少しでも近づこうとして居る技術だからなのだ。

ハイレゾがアナログレコードに比べて優位なのは、ノイズの無いクリアな音だと言うだけで、他では今の処、アナログレコードを超える事はない。ならば、特別な一枚を、ハイレゾで買うのかアナログ・レコードで買うのか、選ぶまでもない。値段は同じくらいならば、モノとしての迫力やジャケット、歌詞カード、モノの重み、音そのものを物理的に持って居ると言う満足感が得られる方を選ぶ人の方が多いのは当然だろう。

■まるで自分がレコード屋みたいな時代の訪れ

かつて、沢山の音楽を聴こうと思うと、アナログ・レコードを沢山買うしかなくて、しかし、そんな事は誰にでも出来る事ではなかった。貸し借りするにもレコードは大きく、しかも割れやすいから、よほど仲が良くないと貸したくないし、借りるのも怖かった。好きな音楽を友人と共有するにもアナログ・レコードは面倒なだけだった。音楽を聴くのに大事なのは、音質やモノとしての迫力ではなかったのだ。

それでも、本当に大事なレコードは手放さなかった。そして、時々、ターンテーブルに乗せていた。アナログレコードを手放したかった訳ではなく、しかし、選ばなければならなかったし、CDはどんどん安くなった。部屋はちっとも広くならない。と思っていたら、音楽配信サービスがやってきて、まるで自分がレコード屋さんになった見たいに、好きな音楽を取っ換え引っ換え聴ける様になってしまった。

そうなれば、もういいのだ。アナログ・レコードともう一度向かい合える。だから、今後は、懐かしさではなく、音の良さでもなく、音楽を刻んだ盤として、アナログ・レコードで聴きたい音楽は、アナログ・レコードで聴ける、そう言う時代になって居ると思う。しかし、アナログ時代の名盤でCD化されてないし配信されて居ない音源もあるのです。

新メディアとして注目されるカセット。『Waltz(東京・中目黒)』

今年9月、「4000万曲以上の楽曲を聞き放題」というユーザー数世界一の無料音楽配信サービス「Spotify(スポティファイ)」がついに日本初上陸した。LINE MUSIC、AWA、Apple Musicに続き、このアプリ参入で、日本のストリーミング音楽人口はますます拡大傾向。さらに超高品質のハイレゾ音源の配信も続々と始まり、もう音楽シーンはデジタル音源のスマホで充分。処が、時代に逆行するように、アナログ・レコード売り上げが欧米、日本ともに増え続け、さらにミュージックテープも注目されて居るのだ。これはどう言う事なのだろう? そこで、アナログ・レコード、カセットテープのそれぞれ専門店・店長お二人にお話を伺った。

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カセットテープを知っていますか?

「それ何?」と言う10代、「見たことはある」という20〜30代。「がっつり知っている」という40代〜50代以降。世代によって答えは違うだろうが、多くの人は「昭和の音楽メディアで、今はプレーヤーもないし、不要なモノ」と思って居るだろう。

しかし、今回、カセットテープ専門店「Waltz(ワルツ)」(東京・中目黒)を訪れて、ショックを受けた。まず、今もなお新譜のミュージックテープが沢山あると言う事。ずらりと並んだカセットテープの美しさ。そして、その柔らかな音を聞かせて貰って、正直、鳥肌が立った。

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世界に1つのカセットの専門店。

5年前、中目黒の駅から徒歩10分あまりの住宅地の一角に、「Waltz(ワルツ)」はオープンした。「ストリーミング音楽元年」と言われた2015年。まるで逆行するかのようにアナログ・カセットテープ専門店をである。代表の角田太郎さんは、アマゾン・ジャパンの初期メンバーであり、店を開く数ヶ月前までは、IT界の中心にいた方、なんだか、とっても面白そう。

「敢えて真逆のことをやりたかったんです。アマゾンには出来ない事、そして自分しか出来ない事、誰もやって居ない事を世の中でプレゼンテーションしようと思いました。それがカセットテープ専門店という非ITビジネスだった」と言う角田さん。
確かに、こんなお店は日本中、いや、世界中探してもどこにもない。オープン以来、国内外問わず、取材が絶えないと言うのも頷ける。

お話を伺った角田太郎さん。

お話を伺った角田太郎さん。

ミュージックテープの可愛らしさ。

「僕は昔からカセットテープが大好きで、海外に行くたびに買い集めて居ましたが、世界レベルで見ると、今もミュージックテープは相変らずリリースされて居ますし、むしろ欧米を中心に増えて居ます。これは世の中がデジタル化され過ぎたことへの反動だと言えるでしょう」

その理由の1つに、デジタル音楽の無形化である。聴き手も作り手も、形のない音楽に物足りなさを感じて居るのだと言う。

「そもそも、音楽は、形があるモノです。目で見て、触って、その質感を楽しみながら音を聴くからいいんです。アナログ・レコードのジャケ写や手のひらサイズのミュージックテープの写真を見て曲を想像し、心が躍る。だから、音楽好きは、形ある美しいレコードや可愛らしいカセットテープに対して注目し、寄り戻し現象が起きて居るんです」

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アルバムのストーリーを聴く。

また、デジタル音楽は、スキップやシャッフルが一瞬で出来るが、カセットテープは一切出来ない。停めたら、そこに留まり、再生したら、そこから続きが流れて来る。
「つまり、最初から最後まで聴くんです。アルバムなら、作り手の考え抜いた楽曲の順番、ストーリーを聴き手がちゃんと受け取る。だから、ミュージックテープは、どちらの人にとっても深い満足感があるんです」

ミュージックテープのリリースが増えている理由は他にもある。アナログ・レコードの生産もここ数年増え続けているが、実はプレスする工場が少ないため、時間もかかるし、コストもかかる。それに比べるとミュージックテープは比較的、早く、安価に作ることが出来るので、より生産数が増える。そこに角田さんは注目したのである。

「作り手である音楽関係者の多くは、そもそもアーティストです。見た目のデザイン、アルバムのストーリー、音質などすべてにこだわります。だからこそ、業界全体がミュージックテープの価値に注目して居るんです」

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カセットテープの音の良さ。

カセットテープの音質について、音楽関係者も注目しているという角田さんの言葉を聞いて、正直、驚いた。「音がよくないと言うイメージがあるんですが」と聞くと、
「よくそう言う質問を受けます。とくに昔のカセットカルチャーを知っている人に多い質問です。
まず、大事なことが2点あります。1つは、プレーヤーの問題。レコードを良いスピーカーで聞くと良い音が響くのと同じで、カセットテープも良いカセットデッキで聴けば(良いスピーカーが付いているので)良い音が響きます」

とくに1980年代のソニー、シャープ、ナショナルは、世界レベルの素晴らしいカセットデッキを作って居た。そのデッキで聴かせて貰うと、確かに、音が良くないなんて全く思わない。むしろ、まろやかで重みがある優しい音に聞こえる。

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1980年代のソニー、シャープ、ナショナルが販売していたカセットデッキ(上)と、1980年代に流行したカセットテープレコーダーのSONY「ウォークマン」(下)。こちらではリペアして販売して居る。

「もう1つは、カセットの音のイメージが悪いのは、昔のカセットカルチャーのイメージがあるからです。1980年代、カセットは、音楽を聴くメディアと言うよりむしろ録音メディアだった。レコードの音源からカセットテープにコピーして聞くという使い方が中心だったので、どうしても音質が悪くなる。そういう経験をして来た人は、カセットテープの音質は劣って居ると言う記憶があるのです。しかし、今のカセットカルチャーは、録音メディアではなくミュージックテープです。つまりカセットテープ自体が音源。音質が悪いなんて事は全くありません」

さらに、カセットテープの音の魅力について、角田さんはこう付け加えた。
なぜ、みんな音楽メディア同士を比較したがるのか不思議だと‥‥。

CDやハイレゾといったデジタルの音については、情報量という尺度を用いて、音の太さ、繊細さ、音域、など原音の「再現性やクリアさ」で評価をする。しかし、それらとアナログ・メディアを比較する事がそもそも変だと言うのだ。

「音の評価はクリアさだけではないと思うんです。カセットテープの音の良さは、柔らかさや丸み、中音域の厚みなど色々とあリます。此処を訪れる若い方は、純粋にカセットテープの音を聞き、新しい音のメディアだと感じてくれますよ」

なるほど、アナログ・カセットカルチャーは、レトロや回帰ではなく、もしかしたら全く新しい音楽のカルチャームーブメントなのかも知れない。

帰り際、棚やデスクに飾られたミュージックテープを一層、可愛らしいと感じた。

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角田さんオススメ
ミュージックテープ

上から、カナダのカルガリー出身の20歳ALEEM KHAN衝撃の傑作「Urbana Champaign」(ロック、ジャズ)、米マリンバ奏者JANE BOXALLの「Fields Notes」、ベルリンの3ピースバンドALRIGHT GANDHIの「Little Traveller」(アートロック)、米JON BAPの「let It Happen 」(ソウル)。ジャケットは自身による肖像画。

Waltz(ワルツ)

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東京都目黒区中目黒4−15−5 
03-5734-1017
OPEN 12:00~21:00
http://waltz-store.co.jp

 
 
 
世話が焼けるけど可愛いレコード。『JET SET TOKYO(東京・下北沢)』

 

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「反りを直してください。」

下北沢の駅から3分。路地の2階にあるガラス張りの輸入アナログ盤のレコードショップ「JET SET TOKYO」に訪ねて行ったとある夕方。突然、店に駆け込んできた30代の男性が、リュックから大事そうにEP盤のレコードを取り出して、「この反りを直りますか?」と言った。修理の依頼である。

こちらでは、3年前からレコードの反りを無料で直すサービスを行っている。いわば、レコード愛好者の駆け込み寺。バイヤー兼店長の松浦正晶さんは、男性から受け取った盤を水平にしながらじっくり見て、「この時代の盤は修正を掛けたときに歪み易く、より悪化する場合があるんです。う~ん、五分五分ですね」と言った。男性は、落胆した様子で、すぐには言葉が出てこない。修理しようか、しまいか。さんざん迷った様子だったが、「お願いします」と言って心配そうに帰って行った。まるで、我が子を入院させるような不思議な光景だった。

さらに店員と話し込む若い男性、レコードを視聴する若い女性など、次々とやってくる。
最近、アナログレコードブームだと耳にして居たが、本当だろうか?

お話を聞かせてくれた松浦さん。

お話を聞かせてくれた松浦さん。

レコードブームは本当?

単刀直入に店長兼バイヤーの松浦正晶さんに聞いて見る。
すると、即座に「そうは思えないですね」と否定した。
14年前、下北沢に店をオープンしたJET SET TOKYO。レコードの買い付け、販売はもちろん、イベントの企画、自社レコード制作企画を手がけ、さらに若い時からDJを続けている、生活の大半をレコードと過ごして来た人。その言葉が重い。
「レコードの今を知るには、音楽周辺の歴史を振り返るとわかりやすいですよ」と言う。そこでまず、主な流れを聞いて見る事にした。

1950年代 レコードの普及
1970年代 カセットの普及
1980年代 CDの普及
1992年  MDの登場
1994年  DJ・クラブブーム
1995年  インターネット元年
2001年  iTunes、iPodの登場
2007年  スマホの普及
2008年 米国でレコード・ストア・デイ
2015年  音楽ストリーミングサービス普及

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「まずアナログ・レコードの売上に直接的な大打撃は、1982年に発売されたCDメディアです。その4年後にはレコードの売り上げはあっと言う間にCDに抜かれます。しかし、90年代に輸入盤のレコードショップが集中していた渋谷・宇田川町界隈を中心に、DJ人気やクラブ・カルチャーが盛り上がった事で、単なる一昔前の音楽メディアというイメージにある種の逆転現象が起こり、ユースカルチャーのギアとして全く新しい形のレコード人気が広がったのです」

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処が、95年以降インターネットの普及に伴って、iTunesなどのデジタル・ダウンロード販売が一般化した事により、CDやアナログ・レコードと言った音楽ソフトの販売数は、2000年代に入ると共に下降の一途を辿る事となる。

「レコードに関しては、2009年あたりに生産数・販売数ともにどん底になりました。そこが下げ止まりだったと考えると、此処数年のアナログ・レコード業界が少しずつ上向きになっているのは確かです。その理由はアーティストやメーカー、レーベル、レコード屋といった供給元が色々な工夫を凝らすなど、色々ありますが、僕としてはブームと言うよりも、かつて90年代に10代、20代だった元若者たちの一部が戻って来て居るのだと思うんです」

当時の若者も、今は30代後半から40代。仕事や子育てなどもひと段落ついて来て、時間とお金にもある程度余裕が出てきた処で、再びレコードを買い始めて居ると言うのだ。また、出し手であるアーティストやメーカー、レーベルの人間も例外なく、90年代に足繫くレコード屋に通って育った世代であり、そんな彼らがリリースの企画を手掛ける事で、よりニーズに合致した商品を世に送り出して居ると言う背景もある。いずれにせよ「アナログ・レコードってやっぱりいいよな」という肯定的な記憶やイメージが、今もなお途切れることなく根底にあるのだ。

JET SETで企画したレコードは自社の青いロゴが貼られている。

JET SETで企画したレコードは自社の青いロゴが貼られている。

「若い頃にDJやレコードに興味を持った層は、当時からずっとその審美眼を養ってきている訳ですから、大人になった今ではそれなりに耳も目も肥えて居る。だから、若い頃のように壁面のレコードを片っ端から試聴して買って行く様な真似はしない。財布の中身や帰宅した後の奥さんの視線も気になるもんだから、1枚1枚丁寧に厳選して買っていく。ですからいくらブームだと言われた処で、我々レコード屋の売上が急激に伸びる訳ではありません。時間も金も惜しまずに全てをレコード(と、それに付随する情報)の収集に捧げていた、インターネット普及以前の若者たちと比べて見ると、その勢いにはっきりと違いがあります。つまりブームと言うよりもむしろ、純粋にレコードを愛する人たちだけが残って居たり、レコ屋に戻って来たりして、ある意味健全な規模のレコード人気に落ち着きつつあると言う事なんじゃないでしょうか」

アナログ・レコード好きな人とは?

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ブームとは呼べない。けれど、今、あえてレコードを好きと言う人はどんな人なのだろう。

「まず、レコードに対して愛情とか所有欲のある人でしょうね。アナログ・レコードにあってデジタルファイルや他のソフトにないものとして、まず一つスリーヴ(レコード・ジャケット)が挙げられます。それらを集めたり、飾ったり、アートワークを眺めたりする事で、その人のアーティスティックな感性が刺激されます。若い頃からレコード買いにハマって居た様な人は、音楽以外にも服飾や映画、書籍といったカルチャーにもどっぷりと浸かっていたケースが多いので、基本的にセンス重視で、そう言ったカルチャーの部分に愛情やこだわりがある人。つまり、一言で言えばおしゃれな人ですね」

もちろん、音にこだわりがあるが故にアナログ・レコードに限定して買われて居る方も沢山居ると言う。

「レコードにはデジタル音源にはない音のまろやかさや温かみがあり……」と、いう話はよく聞きますし、まあそれはそれで間違いないのですが、皆さんがアナログ・レコードを愛する理由はそこなのかな?と。正直言うと、日常生活で音楽と接するときに、アナログとデジタルの音をハッキリと聴き分けることが出来る人が一体どれくらい居るのか実はちょっと疑問でして……クラブみたいにしっかりしたシステムの大音量で聴くと流石に違いも分かるのですが、レコードを買う人すべてがそんな環境で聴いている訳がありませんし、もっと言うと、現在そういったシステムのある大きなクラブで、DJがアナログ盤をプレイすると言う事は殆どありません。そういう話ではなくて、デジタルと比べて圧倒的に不便な、いちいち世話の焼けるアナログ・レコードというモノとじっくり向き合って音楽と接する、そうした心意気が結果として、レコードの音が良いというイメージや購買欲に結びつくのだと思えるんです」

傷つきやすいレコードを大事に扱い、回転する盤にそっと針を落とす。部屋に反響する音と空気感、針が拾うノイズですら味だなと思える。つまり、耳だけでなく、目や手、肌で感じることで、聴く者の文化的素養の血肉となる。それがデジタル音源にないアナログ音源の良さなのだ。

レコード・ストア・デイに行こう。

さて、近年のレコードの生産や販売数が上昇傾向にある要因の1つに「レコード・ストア・デイ」がある。レコードショップに行き、アナログ・レコードを手にする面白さや音楽の楽しさを共有する年1回の祭典で、毎年4月第3土曜日に世界同時に開催される。もともとは、2008年に米国のレコード店主たちが起ち上げたイベントで、現在は、日本を含み、世界21カ国の数百を超えるレコードショップが参加表明。限定盤のアナログ・レコード、CD、グッズがリリースされるほか、賛同アーティストによるライブやイベントが開催されるので、アナログ・レコードの良さを知るにはもってこいのイベントだ。

松浦さんのオススメのレコード

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左:ERYKAH BADUの「BUT YOU CAINT USE MY PHONE」2900円。「レコード・ストア・デイ」限定版。2015年11月にデジタル・リリースされた話題作が、1年越しで要約アナログ・レコードに。全て「電話」にまつわる楽曲で固められたコンセプチュアルなアルバム。
右:LEONARD CHARLES の「BSEMENT DONUTS」2592円。ニュージーランドのプロデューサーであり、マルチプレーヤーのLEONARD CHARLESが、ヒップホップのJ・DILLAの遺作アルバムを、ヴィンテージ・シンセなどの機材によってカヴァーした作品。

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京都と東京・下北沢の輸入アナログ盤のレコードショップ「JET SET」の東京店「JET SET TOKYO」
東京都世田谷区北沢2−33−12 柳川ビル201号
03-5352-2262
OPEN 13:00~21:00
www.jetsetrecords.net

 

ソニーは、ドイツ・ベルリンで9月6日(現地時間)に開幕するエレクトロニクスショー「IFA2019」の会場で、1979年に発売した初代ウォークマン「TPS-L2」の外観を再現したウォークマン40周年記念モデル「NW-A100TPS」を披露した。中身はAndroidを搭載した最新型だが、付属のソフトケースを装着するとTPS-L2にそっくりになる。

ウォークマン40周年記念モデル「NW-A100TPS」に付属のソフトケースを装着したところ

 画面にカセットテープが回る動画を映し出す機能を備えた。ソフトケースを装着すると、透明な窓から画面の一部が露出し、初代ウォークマンでカセットテープを再生しているように見える仕掛け。

 
カセットテープが回る動画を映し出す

 動画は再生中の音源によって変化する。例えばテープのインデックス(ラベル部分)には音源の曲名やアーティスト名が表示され、早送りや早戻しボタンを押すとテープはそれぞれの回転方向で高速に回る。さらに音源がCD音質以下なら、動画のカセットはノーマルポジション、CD相当ならハイポジション、ハイレゾ音源ではメタルポジションと音質によってテープが変わると言う。

 本体の背面にはウォークマンロゴを模した「40周年特別ロゴ」をプリントした。製品のパッケージも特別仕様で2種類のステッカーが付属する。16GBのメモリを内蔵して価格は440ユーロ(約5万2000円)。欧州で11月の発売を予定しているが、ソニーによると日本での販売は未定としている。

 
 
 皆さん過去記事も見て下さいね。理由は体調不良だからです。更新が遅れるかと思って居るので宜しく御願い致します 今回は2部構成でした。2つ合わせると長いですが宜しくね。。。
  
 

コメント一覧

kiyasume
nekono-hironyaさん、コメントどうも、、、
梶芽衣子さんは色々と映画に出て居まして、、

此の曲は映画の主題歌ですね・・・・・・。

私は好きな歌です。
また来て下さいね。宜しく、☺️
nekono-hironya
こんにちは。
梶芽衣子さん。昭和の時代、ドラマ出てましたよね。歌も歌ってらしたんですね。
kiyasume
nasakiさん、コメントどうも有難う御座います🙏
私の各記事は大体が、身内への恨みだとか自分に
悪さをした人の事を、書いて居るので、出版は、、
到底無理ですよ・・・。せっかくのお言葉ですが、、

でもそう言って下さって嬉しかったです、、
nasaki さんの記事は、いつも感心して読ませて
頂いて居ます。此れからも宜しくお願い致します。

また来て下さいね、宜しく、🤗
nasaki
この間、たくさん書かれたエッセイの中からこれはと思うテーマを選んで出版できたらいいですね。クラウドファンディングもあります。身近にサポートしてくださる方がいたらいいのですが~。生活保護を受けていると、表現活動やその出版にも制限があるのでしょうか?

お元気でご執筆を~!
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