江ノ島に向かう前にもう一駅、片瀬山駅でも降りてみるとしましょう。
大船から5つ目の片瀬山駅
なんとこの駅はモノレールでは珍しい地上駅です
ホームの後、同じ高さに家が建っています。
ホーム前の軌道下にスノコのようなものが敷いてあるのが、子供の頃に見て印象的でした。
帰って家のお風呂場のスノコを見てモノレールを思い出したりして
実物はスノコではなさそうですが・・・
ちなみにこの駅は行き違いが出来ない、俗にいう棒線駅です
地上駅と書きましたが、坂になっている地形の都合でホームへは少し階段になっています。
ホーム端（写真の手前側）にはスロープもあって、バリアフリー化されています。
片瀬山駅付近の地上走行区間です
背の高さとモノレールの車体の高さが同じぐらい
片瀬山駅からは再びモノレールに乗車。2駅乗ると江の島です。
いよいよ江ノ島に到着。
駅名の「湘南江の島」の「湘南」は湘南モノレールという意味でしょうか？
湘南江の島駅は大船駅と同じく、2面1線方式で乗車ホームと降車ホームに分かれています。
ホーム階は5階、改札は一つ降りて4階です。
乗車ホームと降車ホームを行き来するには、一度4階に降りないといけません。
もしかして建設時に将来の延伸の可能性を想定したのかも
夏の海水浴の時期は、江ノ電などは水着で乗る人もいる。
という話を聞いたことがありましたが、水着で乗っているお客さんは見かけませんでした。
改札口でこんな看板を発見
水着で乗るのはダメみたいですね。
でもハダカで乗るような人はいるのでしょうか？？？
子供とかかな？？
モノレールの駅は5階建の駅ビルになっています。
1階まではエスカレータと階段を使って昇り降りします。
このような構造になっているのは、当初は江ノ島島内まで敷設する予定だったものの実現が難しく、
暫定的にこの場所に駅を作り終点としたため。という話を聞いたことがあります。
江ノ島島内への延伸は頓挫したようですが、他には辻堂までの延伸構想もあったとか？
辻堂駅前は再開発も行われ今後の発展が期待できるのでいいかも
もし実現すれば、海沿いの国道134号線の上を走る辺りは絶景スポットになりそう。
モノレールの湘南江の島駅から江ノ電の江ノ島駅までは徒歩数分の近さ。
以前に私は東海道線が運転見合わせになった際に振替乗車で、大船から藤沢までモノレールと江ノ電を乗り継いで移動したことがあります。
東海道線ではたった一駅5分ほどの区間に40分近くかかってしまいましたが、久しぶりにモノレールと江ノ電に乗れて楽しかったです。
運転見合わせのイライラも解消
江ノ島といえば、銘菓「江ノ電もなか」
2000形タイプを2つ買って編成に
せっかく江ノ島まで来たので、有名な？江ノ島～腰越間の江ノ電の併用軌道を見学してみます。
江ノ電も12分間隔と本数が多いですが、モノレールの7分30秒間隔と較べると少し間延びした感じがしてしまいます。
この他に江ノ島にはもう一つ、少し離れた場所に小田急の片瀬江ノ島駅があります。
街としては小さな江ノ島エリアに駅が3つあるのは、よくよく考えてみればビックリ
ということで、大船～湘南江の島間6.6キロの湘南モノレールの旅
でした。江ノ島へのアクセスとしては有名な江ノ電の影に隠れがちなモノレールですが、
大船から江の島までたった13分45秒（公式サイトによる）と江の島へのバイパスルートとしては便利な存在です。
そんな短い路線ですが、モノレールでは当たり前の高架線区間の他に、地上走行区間やトンネルなどバラエティ豊かな区間を走ります。
また途中結構スピードを出すので揺れて迫力も満点です。
近くに行った際は是非乗ってみると面白いと思います。
次はあなたの街の路線に・・・・・
えっ～～？？？？
＜おまけ（車両編）に続く＞
お断り構成の都合上、写真の撮影順や乗車時の行程は異なります。
撮影日は前編後編・車両編ともに7月26日
8/2 0：08
