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2019年8月・信州上田の旅(その2・小海線)


さて新宿駅から約3時間、新宿から小淵沢まで今回の旅行の主題でもある215系を十分に堪能したのもつかの間。次に乗る小海線まで小淵沢駅で約1時間30分の乗換え待ちの予定だったのが・・・、中央線ダイヤ乱れの影響で本来は乗れないはずの1本前の小海線に乗れることに。
駅の放送に急かされるように??急いで1番線から小海線ホームの4番線に移動します。


小海線は4番線から発車。
1・2番線は中央線。4番線が小海線。間の3番線を中央線と小海線で共用しているようですね。

ビューやまなし号の車内放送で「小海線は11時57分発の電車が乗換えをお待ちしています」と言っていたので電車というからにはハイブリッド車かと思いきや、普通のキハ110の2両編成ですね
見た感じ20~30人ぐらいはビューやまなし号から小海線に乗り換えたよう。

後ろの2両目の1人がけクロスシートに空席があったので座れました。
1人がけクロスシートの方が通常の2人掛けか、ロングシートなら殆ど座れるぐらいの微妙な乗車率。

本来5分乗換えのあずさ9号も待つのかと思いきやなんとここで約5分遅れで発車。20分近く待つわけにもいかないということなんでしょうかね。
ともかく本来は乗れないはずの列車に乗れたのはとてもラッキー当初の予定では小淵沢駅で約1時間30分で時間を潰す予定といっても、この猛暑なのであまり外を歩きたくない
もので・・


小淵沢駅を出るとぐるっと180度カーブして山を登っていきます
甲斐小泉・甲斐大泉と止まりながら山の中をエンジン音を響かせながらずんずん進んでいきますが、あまり速度は出なさそう。


エンジン音を鳴らしながら森の中を走るシーンというのも日頃なかなか味わえない、ローカルな汽車旅の雰囲気があってよいですね。


約30分で清里駅に到着。標高は1275m。小淵沢からここまで約400m登ったことに。


小淵沢~清里間も含めて線路際に金網の柵が作ってありました。金網の柵なので強風対策ではなさそう??鹿とか動物の進入対策なのかな??

周囲が開けると日本の鉄道標高最高地点、海抜1375mを通過。何気に清里駅からまだ100mも上った計算に。最高地点の辺りは公園になっていて土産物店のようなものもあるのがわかりましたがタイミングが悪くて写真に撮れました。


GPSで見てみると・・なんと1379m。まぁ車内なので+2mぐらいになってるはずなのと誤差ですね。

最高地点を過ぎるとエンジン音も切れて生まれ変わったかのように??軽やか走りになり速度が上がります。JRになってから製造された新形式のキハ110形とはいえ小海線の勾配は結構きついようで??


清里駅から7~8分で野辺山駅に到着。
小淵沢から野辺山の間は行楽シーズンは臨時列車が出るので本数も多少多め。
清里や野辺山では降りる人もいて車内に余裕が出来ます。

この先はキャベツ畑があるような高原の中を走ります。
小淵沢からこの先中込辺りまではソフトバンク網の電波の入りが悪く駅周辺以外では圏外になる場所も結構ありました。小海線沿線でいえばドコモ網の方が電波はいい印象。


この辺りでは中心駅の様相な小海駅でハイブリッド車の形とすれ違い。小海線のハイブリッド車は乗ったことがないので出来ればこっちに乗ってみたかった・・。
小海線の車両は冷房がかかっているとはいえ暑い山登り区間でエンジンをフル回転してるからか床からエンジンの排熱が上がってきて強力な床暖房状態で冷房がかき消されてるかのよう。
これが冬なら心地よさそうなんですが、夏は勘弁願いたい。モバイルバッテリーでスマートフォンを充電していたら「高温の為充電速度を制限」のような表示が出てきて、もうスマートフォンも熱中症な状態です。ハイブリット車ならもう少しエンジンの排熱もましなはず・・・だと思うのですが。

小淵沢から1時間40分ほどで中込駅に到着。


中込駅は車両基地を併設しているようで主要駅な雰囲気。
奥のホームに「HIGHRAIL1375」という観光列車用の車両がいるのを発見。乗ってみたかったのですが、「HIGHRAIL1375」は小淵沢が10時42分と18時17分発、小諸が14時32分発となんとも今回の行程とは合わない設定なので乗れませんでした。

中込駅からは同じく2両編成なものの車掌さんが乗ってきて車内を回ります。


青春18きっぷで乗れるのは小諸までで上田には行けないので、折角なのでここで車掌さんから小諸→上田のきっぷを購入。多少は小海線の実績になるはず?
小諸から上田までは400円

この辺りから先は車窓も拓けた街並みになって佐久市の郊外の雰囲気です。


高架線に上って新幹線との乗換え駅の佐久平駅に到着。
手前の岩村田駅を発車直後に「すぐに佐久平駅に到着します」と放送が。新幹線が出来た時に作った駅だから駅間距離が短いのかな??

ここから+1300円ぐらいで上田まで新幹線に乗れば早いと思いきや、佐久平に止まる新幹線は少ないので乗換え待ちが長くて値段の割に変わらないという罠が。

向かいの席の高齢男性と少し話したら、中軽井沢のシルバーストーンというペンションに泊り明日は万座や草津の方に抜けるんだとか。シルバーストーンペンション、1泊2食で9000円で泊まれるものの、なんと平成の天皇(今の上皇陛下)が夫婦でお忍びに軽井沢に来た際に食事をしたところだそう・・・。9000円でそんなペンションに泊れるとは興味がわいてきますね。

信越線(しなの鉄道)との並行区間に乙女と東小諸の2駅に停車。小海線には駅があるのにしなの鉄道の方には駅がない。しなの鉄道になった今となってはなんか勿体ないですね。

さて14時13分頃に終点の小諸に到着。小淵沢から約2時間15分でした。小淵沢から小諸までは約80kmなので距離にしてはまずまずなんですが時間がかかります。
新宿から小淵沢が3時間弱なので意外に小海線は乗り出がありますね


さて小諸駅ではしなの鉄道の長野方面に乗換え。
小海線としなの鉄道の乗換えは跨線橋を渡るだけで改札はないです
運転席の窓に行先を表示しているのは変わってるけど、まぁ分かりやすいと言えばわかりやすいですね。


こちらは軽井沢行き。奥は乗ってきた小海線


更に湘南色の115系も到着。色々と塗装にバリエーションがありますね。

小海線ホームを見ていると、先ほど中込駅にいたHIGHRAILの車両が到着していました。
新造車ではなく改造車のようですが、大きな椅子が並んでいて豪華そうな雰囲気ですね。乗れないのが残念

さて小諸からは旧・信越本線なしなの鉄道に乗って上田に向かいます。



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