能面ヴィオラ

最近、能面教室に通い始めました。能面とヴィオラにはいろいろ意外な共通点が!

あご当てをSASに

2013年08月04日 | ヴィオラ

以前一度装着して、音のイメージが合わず外しておいたあご当てのSAS。そのときはヘリコア弦との組み合わせで、響きが少なくなってC線らしくなくなったて、あまりのイメージの違いでSASは断念したのだった。

その後、弓の毛替えを出した際に購入した、オブリガートという弦に交換。音はかなり大きく出るようになったが、C線がこもり気味。

チャイコの5番3楽章の例の16部音符。最後フォルテでC線まで下降していくところ(*)がモコモコ状態。

そこで、またあご当てをSASに変えてみた。

今度はオブリガートとの組み合わせ。

変えてみると…

まず、顎に直接響く音が違う。がんがん骨に響きが伝わってくる。C線の鳴りも、音色のイメージもこれならなんとか大丈夫。D線の音色がずいぶん違う。D線の4指Aのおとがやけに共鳴する。

が、全体的にはこれで何とかなりそう。(本番の服装で、楽に楽器を保持できるかという点はじゃっかん不安があるが)

ここ2ヶ月ほど、肩当てからなにからいろいろ変えて。結局、弦、弓の毛、松ヤニ、顎当てを変えたことになる。果たしていいことだったのかわからないけど。何かを変えるたびに、ああでもないこうでもないと追求するモチベーションが上がったことは確かだ。

おまけとしてわかったこと↓

前記のチャイコの5番の(*)の部分のモコモコは、サウンディングポイントを駒寄りにすると多少解決する。さすがに弓の圧力はそれなりに必要だけど。

いままで(スチール弦のためか)、C線は無意識のうちに、コマから離して引く癖がついていたようだ。

 

 

 

 



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